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2011.04.24

避難所の食事「1日2食」「肉野菜なし」

今朝は、毎日新聞の一面記事に驚かされた。

自治体が震災にあった際の備えが不十分で、食物アレルギーへの対応が遅れていることを毎日新聞が独自の調査を踏まえて報じた。

予算が確保できないという神戸市には、いったい何の教訓を得たのか問わなければならないと思う。

そしてさらに、現在の避難所の食事の状況が明らかになってきた。

私には何もできないけれど、避難所にいない被災者の状況も含めた改善を強く望みたい。

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避難所の食事、改善を=「1日2食」「肉野菜なし」-栄養士会
(2011/4/24時事通信)
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011042400065
 東日本大震災の発生から1カ月半。避難所では今も肉や野菜が足りず、不十分な食事しか提供できない所も多い。持病が悪化する高齢者もおり、管理栄養士でつくる日本栄養士会は、支援の必要性を訴えている。
 同会の現地調査によると、今月20日時点で、宮城県石巻市と女川町の避難所の大半は食事が1日2回だった。朝食は支援物資のパン中心で、調理した食事は夕食だけ。気仙沼市では6日時点で9割の避難所で1日3食提供されていたが、全体の4割は肉や卵が1食もなく、野菜を全く出せない避難所が3割あった。改善は進まず、岩手なども同様の問題を抱えているという。
 阪神・淡路大震災や新潟中越地震では、1週間ほどで周辺都市から弁当類が供給され、食事の量やバランスが改善された。今回は被災地域が広すぎて周辺から調達できない。避難所で食事を作る人も足りず、食材を活用できないケースもある。避難所では主食中心の食事で糖尿病が悪化したり、塩分調整ができず高血圧を訴えたりする人が増加。体重が減る子供や高齢者も多い。特に車で買い出しに行けない災害弱者ほど深刻という。(2011/04/24-14:39)
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◇東日本大震災:食物アレルギー対応に遅れ…66自治体調査
(2011/4/24毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110424k0000m040127000c.html

◇東日本大震災:食物アレルギーの子、被災地からSOS
(2011/4/24毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110424k0000m040128000c.html
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