トータス松本「一日一歌」 違和感をこえて
「日本は強い国 必ず乗り越えられる」
ACジャパンのCMで、ウルフルズのトータス松本さんが力を込めて言う。
このCMを見るたびに、私は残念な違和感を覚える。
何が強いのか、何に強いのかが、わかりにくいからだ。
国と国民との関係もそう。
そして国に強い弱いはないと思っている。
ただ、このCMをやめろというのもおかしな話でもある。
まわりに問い、自分の違和感を示し、それがどうなのかを考え合っていく。
それが直接的過ぎるのであれば、それにかわるメッセージを発していけばいい。
その先にこそ、前向きな変化があるはず。
そうでなければ、CMへの感覚の違い、好き嫌いで終わってしまう。
短い言葉では伝えにくい、伝わりにくい。
そのトータス松本さんは、この大震災をうけて、
詞をつづり、歌をうたっている。
歌を毎日アップする、
「一日一歌」
http://www.tortoisematsumoto.com/news/
という企画も続けている。
動画で歌を、画像で詞。
ある人の詞、曲、表現がすべて絶対なんてことはないわけで、
その詞・歌もそうだけれど、
大切なメッセージがそこに含まれているように感じる。
歌手・トータス松本さんは「一日一歌」。
私たちは、「一日・・・」、何だろう。
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