喫煙者に吹きつける厳しい風はさらに強まる
5月31日は世界禁煙デーだったとか。
このような報道がいくつかされた。
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喫煙上司は嫌われる? 新社会人7割「吸わぬ方が良い」
(2011/5/31asahi.com)
http://www.asahi.com/job/news/TKY201105310128.html
新社会人の7割は上司の喫煙を望まない――ジョンソン・エンド・ジョンソン(東京)の喫煙に関するインターネット調査で、こんな傾向が浮き彫りとなった。4年前の調査と比べ、「ストレスが多い」「だらしない」など喫煙者へのマイナスイメージも大幅に増えている。
世界保健機関(WHO)が定める31日の世界禁煙デーに合わせ公表した。全国の新社会人(20~25歳)の男女258人ずつの計516人(喫煙者12%)から回答を得た。
「上司は喫煙者と非喫煙者のどちらがいいか」と聞くと、「非喫煙者」が67%、「どちらでもよい」が30%だった。恋人に対しては93%が非喫煙を求めた。
喫煙者のイメージで多かったのが「ストレスが多い」(男性63%、女性59%)で、2007年の調査より各16ポイント前後増えた。
女性に対してより厳しい傾向がうかがえる。「教養がない・品がない」が07年の26%から43%に、「異性にもてない」が12%から21%に増えた。男性に対しては「意志が弱い」が9%から23%に増え、「だらしない」「自分勝手」などマイナスイメージの項目が軒並み増えた。
同社の担当者は「喫煙がかっこいいという時代はもう過去のことかもしれない」と話している。(石塚広志)
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この調査によれば、新社会人の喫煙率は7%だとか。
上司にだけではなく、喫煙者に対するイメージも4年前に比べて悪化。
上司やチームでの飲み会には、5割が積極的に参加し、4割は仕方なく参加するという。
いろいろな思いはあっても、9割は参加するということを積極的にとらえたい。
飲酒はともかく、喫煙をめぐるこの傾向からすると、一層の禁煙化が進むと思われる。
年下ほど、「すいません」という流れに(笑)。
↓詳細
喫煙に関する意識調査2011
(2011/5/19ジョンソン・エンド・ジョンション)
http://www.jnj.co.jp/group/press/2011/0519/index.html
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