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2011年6月の記事

2011.06.30

野球と言葉の底力を信じて

寝ても覚めても:言葉の底力=冨重圭以子
(2011/6/30毎日新聞夕刊)
http://mainichi.jp/select/opinion/netemo/news/20110630dde012070030000c.html

プロ野球オールスター ファン投票結果
http://allstargame.npb.or.jp/result/

見事、東北楽天ゴールデンイーグルスの嶋捕手(楽天選手会長)がファン投票で選出された。

セカンドの井口選手が得たパリーグ最多にあともう少しという大量得票。

低い打率、さえないリード、チームの低迷・・・。

そのなかにあっても、このコラムが言うように「言葉の底力」がファンの後押しに。

他の捕手の成績不振も。

今回は、被災地・東北でのオールスター開催も決まった。

被災地からの一票、そして被災地への支えとしての一票も多かったのではないだろうか。

「野球の底力」を信じようという、「言葉の底力」への支持・期待。

嶋選手にとって後半戦への転機になるといい。

【ブログ内関連記事】
それぞれの春、それぞれの決意を胸に
(2011/4/3)
http://tamy.way-nifty.com/tamy/2011/04/post-1e8f.html

ネットでは「分かったこと」しか分からない

***
 動物たちが生き生きと動き回る「行動展示」で注目された旭山動物園(北海道旭川市)の前園長小菅正夫さんは、小学校にインターネットを普及させる動きを批判してきた。ネットから知識を得て分かったつもりになることは、子どもにとって不幸と考えているからだ

▼ネットは、「分かったこと」しか分からないのに、「分からないことがない」と勘違いをしてしまう。「それが子供たちにとっていちばん危険なことです」(『生きる意味って何だろう?』)

▼自分の手でカエルを捕まえれば、肌触りや生息場所を身をもって知ることができる。「両生類。棲(す)んでいるところは…」とネットの検索だけで済ますなら、何も分かっていないのと同じことだという

▼「カエルとはどんな生き物なんだろう?」。その答えは自分で見つけなければならない。自然の中で動物や虫を見て疑問を持つこともなく、ネットに頼る子どもには「絶対に科学者の芽は育たない」と小菅さんは言い切る

▼子どもたちが泥だらけになり、カエルや虫を追い掛けることができない地域が今広がっている。放射能汚染が続く限り、福島の親御さんたちは、田んぼで子どもにカエルを探させる気にはならないだろう

▼虫や動物との出合いを奪われた子どもたちがたくさんいる。原発事故は、放射性物質だけでなく、どれほど多くの災いをまき散らすのか。

筆洗(東京新聞2011/6/27)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2011062702000025.html

***

この指摘、考えあうべきだと思う。

気になって、小菅正夫さんの著書『生きる意味って何だろう?』(角川文庫)を買ってみた。読むのはちょっと先になるけれど。

生きる意味って、何だろうね。。。

2011.06.29

13歳のメッセージ「幸せの一枚」を伝え合いたい

震災に関係するニュースはとても重要だと思う。

ただ一方で、伝えられない、伝わっていないほかのニュースがあるとすれば、それらは忘れられていくことにもなる。

難しいところだけれど、6月23日、沖縄の県内外から5000人が集まり、迎えた66年目の慰霊の日。

沖縄県主催「沖縄全戦没者追悼式」で朗読された13歳の詩、そのメッセージは心に刻み、忘れないようにしたいし、伝え合いたい。

***

「幸せの一枚」

私の祖母が持つ一枚の写真
何年も経つけれど
忘れられない笑顔
忘れられない言葉

小学生の頃
先生がだした宿題
家族から戦争の話を聞いてくること
急いででかけた
祖母の家

祖母は何も言わず
棚の奥から
一枚の写真を
取り出した

古びた写真に写る
子どもたち
満面の笑顔の男の子
勝気そうな女の子
おとなしそうにはにかむ笑顔
豪快に口をあけた笑顔
たくさんの笑顔
一人一人の目は
未来を見つめ
キラキラ輝いている

「この人だぁれ?」
真ん中に写る女性を指さし
祖母に尋ねる
祖母は寂しそうに笑い
「わたし」
一言だけ答えた

一人一人の顔を
愛おしそうに
懐かしそうに
指でなぞるように
眺めながら
時が止まる

「この子たちは?」
ふたたび祖母に尋ねる私
「おばあちゃんの生徒たち」
「大切な大切な生徒達」
「みんなどうなったの?」

祖母は答えなかった
ずっと黙ったままだった
幼い私にも
祖母の深い悲しみが
深い苦しみが
痛いほど伝わった

長い沈黙のあと
祖母は
「どうして戦争なんかするのかねー
戦争さえなかったら
みんな幸せだったのに…」

私はもう一度写真を見た
みんな笑っている
幸せそうに笑っている
愛する家族がいたはずだ
たくさんの夢があったはずだ
大人になるその日を夢みていたはずだ
その笑顔を 幸せを
奪った戦争を
私は許さない
絶対に許せない

祖母は多くを語らない
私はあれ以来
あの写真を見てはいない
祖母の家に眠る一枚の写真
それにこめられた祖母の思い
もう何年も経つけれど
忘れない
私はずっと忘れない

私たちが忘れない限り
平和は続くだろう
だからこそ
忘れてはいけない
この地には
たくさんの笑顔が
たくさんの夢が
眠っていることを

沖縄県主催「沖縄全戦没者追悼式」
浦添市仲西中学2年・嘉味田朝香さん「幸せの一枚」
***

****
◇沖縄:「忘れない限り平和は続く」 13歳が詩朗読
(2011/6/23毎日新聞jp)
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20110624rky00m040004000c.html
 23日の沖縄全戦没者追悼式で、沖縄県浦添市の仲西中2年の嘉味田朝香(かみだ・ともか)さん(13)が、自作の詩「幸せの一枚」を朗読した。沖縄戦を風化させず、悲劇を繰り返させないとの思いを込めた。

 「私の祖母が持つ一枚の写真 何年も経(た)つけれど 忘れられない笑顔 忘れられない言葉」

 小学3年の時に学校の宿題で、祖母(85)に沖縄戦の体験を尋ねた。祖母は何も言わず、1枚の写真を嘉味田さんに見せた。

 「古びた写真に写る 子どもたち 満面の笑顔の男の子 勝気そうな女の子」

 祖母は小学校の元教員。写真の二十数人の子どもたちは、祖母の教え子たちだった。

 「みんなどうなったの?」

 嘉味田さんの問いに、祖母は長い沈黙の後で答えた。

 「どうして戦争なんかするのかねー 戦争さえなかったら みんな幸せだったのに……」

 つらそうな祖母の言葉と表情に触れ、嘉味田さんは、一見幸せそうにみえる写真に、祖母の悲しみが込められているのを知った。

 「大人になるその日を夢みていたはずだ その笑顔を 幸せを 奪った戦争を 私は許さない 絶対に許せない」

 戦後66年がたった今も、沖縄には多くの米軍基地がある。「戦争が終わったのに、なぜこんな広い基地が残っているのか」という疑問がある。しかし、一方で米軍普天間飛行場に垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが新たに配備されるとのニュースも報じられる。日本は平和に見えても、世界のどこかで「戦争が続いている」との思いも募っていく。

 「私たちが忘れない限り 平和は続くだろう だからこそ 忘れてはいけない この地には たくさんの笑顔が たくさんの夢が 眠っていることを」

 世界から戦争がなくなった時に、子どもたちが笑う祖母の写真が、本当の意味で「幸せの一枚」になると信じている。【井本義親】

2011.06.27

励みになる直筆メッセージ

旺文社が全国747大学に呼びかけて500人以上の学長から寄せられた、被災地の高校生へのメッセージ。

個性的で、興味深い。

苦難と向き合う、高校生のキミへ  全国大学学長からの直筆メッセージ
http://passnavi.evidus.com/ganbare/messages/html/1

2011.06.26

あきらめず夢を再び追う球児

日刊スポーツ、夏の甲子園大会にむけた紙面を飾る題字は「がんばろう!日本」。

筆をとったのは、昨年春夏連覇の興南エースで現在中大一年の島袋投手。

6月24日から、被災した球児らの今の姿を追う連載「夏が来た それぞれの思い・・・」がスタート。

通勤電車でも、高校野球、夏開幕!

下記、あきらめざるを得なかった生徒の夢も背負う球児たち。

考えさせられることも多く。

相双連合八巻、家族失うも夢再び/福島大会
(2011/6/25日刊スポーツ)
http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/p-bb-tp3-20110625-795117.html

相双連合、原発に立ち向かう/福島大会(2011/6/24日刊スポーツ)
http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/p-bb-tp3-20110624-794631.html

相双連合、勝ったら「栄冠は君に輝く」
(2011/6/24日刊スポーツ)
http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/p-bb-tp3-20110624-794763.html

【YouTube】栄冠は君に輝く 夏川りみ ステレオ版
http://youtu.be/a9ycZoatCs0

過去の発言にとらわれすぎない

「文化的な生活」をしていくことで、人やその周辺は変わっていくはず。

人はその関心を糸口に、映画、演劇、読書、聴講、情報収集、各種イベントなど、さまざまにつながりを持とうとする。

何かと出逢うこと、出逢おうとすることが、文化的だといえる。

経済的に豊かであっても、人や社会との文化的な関係がそうでなければ、心は豊かとは限らないはず。

また経済的に厳しくなれば、文化的な生活が営みにくくなり、関係性の貧困に陥りやすくも、厳しさは加速するのではないか。

私はその問題意識を持ち続けたいと思っている。

個人としても、文化的な生活をめざしたい。

仕事上で、1年を振り返り始める時期を迎えた。

著書『心を整える。」で「これからの人生でいろいろな人や本などに出会い、考えも変わっていく」と記したサッカーの長谷部誠さんは、

スポーツ誌『Number』(6月23日発売 781号http://number.bunshun.jp/articles/-/134769)の「僕が、逆境の中で心がけた10のこと」でこう語っている。

***

「あのときはああ言ったから」と過去の発言にとらわれて、考え方の変化を自分自身が認められないと、せっかくの成長のきっかけを逃してしまう。もちろん根本となるところはそう簡単に変えちゃいけないけれど、主張していたことが1年後に変わっていてもいい。自分で殻を作るのではなく、どんどん殻を破っていけば、きっと成長し続けられる」

***

「過去の発言にとらわれない」という小見出しが打たれているが、「過去の発言にとらわれすぎない」と、とらえたい。

何が変わって、何が変わらなかったのか。

去年の10月から本をたくさん買うようになり、今年1月からはツイッターも始めた。

1年前、「新聞バカなので、本までは」「読みたいテーマも・・・」「ツイッターの140字で何が伝わるのか」「ブログで忙しい」などと言っていた段階では考えられなかったこと。

そして、3月からは震災の影響で、さまざまな変化を余儀なくされている。

それは私だけではないけれど。

マイナスの変化だけでなく、逆境でもプラスのそれもあるはず、ありえるはず。

後ろ向きな私が言うのも説得力に欠けるが、ピンチはチャンスでもあり。

人やチーム、社会、国が成長していく上でも、変化をおそれすぎないことがいま大事になっているように思う。

2011.06.24

映画「奇跡」、当たり前のありがたさという軌跡

映画「奇跡」
http://kiseki.gaga.ne.jp/

展開や感動は大きなものではなかった。

でも、確かに感じた奇跡。

それは私たちの歩んできた足跡こそ。

自分や人の軌跡のありがたさを感じられたとき、

願いの「大きさ」と「可能性」が成り立って、「奇跡」になるのではないだろうか。

また、豊かさとはなにか、考えずにはいられない。

新作「奇跡」 是枝裕和監督に聞く 今、映画にできること
(2011/6/22東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2011062202000187.html

反原発は集団ヒステリー、デモは「規制を」というヒストリーは許されない

反原発を「集団ヒステリー」といい、デモを「規制すべき」という政治家たち。

違う声を封じる動き。

誰が守ってくれるんだと思ったら、今度は保護してもらえるはずの生活が、保護されなくなる危険性も。。。

反貧困の旗手、雨宮処凛が掲げる主張とは・・・。

マガジン9 雨宮処凛がゆく
第193回 「集団ヒステリー」は「規制すべき」なのか。の巻
http://www.magazine9.jp/karin/110622/

2011.06.23

「明日」のとらえかたもそれぞれ

自分で表現するアウトプット

自分の中に蓄えるインプット

すばらしい経験や知識、言葉を重ねなければ、いい表現ができないような。

最近、本を読もうと。

昨日今日で10冊も、書籍・雑誌を衝動買い。

インプット重視で、ブログも更新が滞りがちに。

ツイッターはバンバンやってますが。

そんななかで出会った名言集、興味深かったのは「明日」のとらえ方。

***
自分を信じること

周りを愛すること

明日を夢見ること

先輩達が教えてくれた幸せの3原則を

私たちは決して忘れません

原田志乃(矢沢あい著『天使なんかじゃない』より)
***

***

明日は失敗のない常に新しい日

『赤毛のアン』より

***

カレンダーのどの日も「明日」ほど重要ではない

ロイ・W・ハワード(アメリカ ジャーナリスト)

***

いまから15年以上前にヒットした、私のお気に入りの歌を口ずさみたくなった。

「明日」がきっと好きになる。

震災後、また注目されているようだ。

1994年1月から放送されたドラマ「夏子の酒」の主題歌。

上京して初めての冬、「明日」がなかなか見えない日々に聴こえてきた歌。

【YouTube】「風と雲と私」熊谷幸子
http://www.youtube.com/watch?v=PydseeXK7d0

2011.06.18

「ぱっと聞いてどこ出身の人の音楽か分からない歌を作りたかった」

反発が生んだブルース BEGIN「恋しくて」沖縄・石垣島
(朝日新聞「be」2011/6/18)
http://www.asahi.com/shopping/tabibito/TKY201106160295.html

「ぱっと聞いてどこ出身の人の音楽か分からない歌を作りたかった。沖縄の人間でも『普通』に音楽が出来ることを見せたかった」

そんな歌だったとは。。。

歌の誕生秘話、そして歴史・差別。

沖縄が、人々が抱えてきたものがそこに。

2011.06.17

心身ともに、栄養つけて整えて

サッカー日本代表キャプテン・長谷部誠さんの著書『心を整える。勝利をたぐり寄せるための56の習慣』。

いまや、社会現象となりましたね。

この1週間だけでも、さらに7万部以上の売れ行きで、70万部超に。

今夜のTBS「金スマ」。先週に続いて、長谷部選手とこの著書を実践編として取り上げるようです。

もう1つ、今夜の金スマでは「タニタの社員食堂」も。

随分前に、私、この本も買いました。活用はできてませんが。

心身ともに、バランスよく整えて、栄養つけて生きていきたいものです。

終身雇用を希望する新入社員が過去最高

軸足置いてこそ仕事なんだと思う。

うわつくのではなく、しっかりと。

腰かけでもなく。

◇終身雇用望む今年の新入社員、74%で過去最高
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110616-OYT1T00935.htm
 今年の新入社員のうち、「終身雇用を望む」と答えた割合が74・5%と過去最高だったことが、産業能率大が16日に発表した意識調査でわかった。

 就職活動について「かなり大変だった」との回答も過去最高の35・4%で、厳しい就職戦線をくぐり抜け、安定志向を強めていることが浮き彫りになった。

 一方、働く上での意気込みとして「早く会社に貢献したい」が56・6%と、「地道にコツコツ働きたい」(43・4%)を上回った。

 産業能率大は「新入社員は、就職した企業で成功しようというやる気が感じられる」と分析している。

 調査は3月28日~4月8日、新入社員研修セミナーに参加した129社440人を対象に行い、415人から回答を得た。

(2011年6月16日20時33分  読売新聞)

↓概要はこちら(さらに詳細はその先に)
◇2011年度新入社員の会社生活調査(産業能率大)
http://www.sanno.ac.jp/research/fresh2011.html

2011.06.15

心の糸、海外でも

一部スポーツ紙でも報道されたようだけれど、見落としていた。

昨年11月に放送され、このブログで何度か紹介したドラマ「心の糸」が海外のテレビ賞を受賞したというもの。

松雪泰子 主演スペシャルドラマ『心の糸』が第51回 モンテカルロ・テレビ祭で「AMADE/ユネスコ賞」を受賞!
http://www.stardust.co.jp/news/?id=1526

「星の金貨」を代表作に持つ龍居由佳里さん作。

ドラマのキャッチコピーは「ほどけて結んで人と人は強くなる」。

NHKドラマスペシャル「心の糸」
http://www.nhk.or.jp/nagoya/ito/index.html
※主演の松雪泰子さん、神木隆之介さん、演出の制作者の受賞コメントが新たに掲載。

「是非この作品をさらに多くの人に」という神木さんのメッセージも生かして、再放送・DVD化を望みたい。

心の糸、もっと。

これで、ブログ「Tamyレポート」の記事数、2100!

皆既月食、16日の夜明け前

いよいよ皆既月食ですよ。

あまり興味のなかったことですが、いろいろ目を向けてみるのもいいかなと。

下を向くのではなく、微笑みかげんで、上を向いて。

「見上げてごらん夜の星を」「上を向いて歩こう」、ピッタリな歌も。

***

◇皆既月食、16日夜明け前に 国内半年ぶり、関東以西で
asahi.com 2011年6月14日19時40分
http://www.asahi.com/national/update/0614/TKY201106140448.html

 16日の夜明け前、月が地球の影に完全に隠れる皆既月食が関東以西の地域で見られる。国立天文台によると、皆既は午前4時22分から6時3分。茨城県と新潟県を結ぶ線より北の地域では、皆既になる前に月が沈むため、部分月食しか見られないという。

 皆既月食は太陽と地球、月が一直線に並ぶ現象。国内では昨年12月以来となる。今回の皆既は、月が高い位置にある南西の地域が見られる可能性が高い。東京では高度が0.5度と低く、月が沈むまで5分間だけ。名古屋は18分間、大阪は25分間、福岡は49分、沖縄は1時間19分となる。

2011.06.14

『心を整える』の印税の使い道

現役スポーツ選手の著書として65万部をこえたベストセラーとなり、社会現象に。

私の知人宅には、2冊あるというケースも。

TBS「金スマ」は先週の放送でこの著者がいまの活躍に至るまでにふれた。

今週6月17日の放送では、この著書の法則に踏み込むはず。

『心を整える 勝利をたぐり寄せるための56の法則』(長谷部誠 幻冬舎)

この印税と前日のイベントの収益が日本ユニセフに贈られる贈呈式があり、オリコンニュースがその模様を伝えた。

学校や保育園など児童書や絵本を贈るなどを行う活動に充てられるという。

長谷部誠選手、著者印税など5000万円をユニセフに寄付「長いスパンの支援必要」
http://www.oricon.co.jp/news/entertainment/88760/full/

「決して上から目線にならないように気をつけました」というコメントが、らしい。

心を整え、見習わなければ。

2011.06.13

コミック「この世界の片隅に」がこの夏ドラマに

コミック「夕凪の街 桜の国」。

広島に生きる若い女性が原爆によって失ったものを描き、原爆と縁遠かった若者、そしてコミックと縁の薄かった年配層に、静かな衝撃が広がった。

そして、麻生久美子と田中麗奈の主演で映画化され、文庫化も。

映画「夕凪の街 桜の国」
http://www.yunagi-sakura.jp/

ふだん漫画を読まない私にとっての衝撃作・感動作であり、コミックも映画のDVDも本棚にある。

このコミックと映画は、このブログで何度も何度も何度もふれてきたもの。

私の過去記事を「夕凪の街」で検索すると、70件くらいの記事が。

古くからの読者の方(もう、ほとんどいないはずですが)はご存知のはずで。

そしてこの夏にむけて。

こうの史代が戦時下の日常とその変化を描き、これもロングセラーとなった「この世界の片隅に」がドラマ化されることが発表された。

今年8月5日、日本テレビ系列で。

北川景子 黒髪で戦中の呉市舞台ドラマに主演(2011/6/13スポーツニッポン)
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2011/06/13/kiji/K20110613001008480.html

北川景子「戦争を伝える」黒髪で新境地…日テレ系「この世界の片隅に」(スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20110613-OHT1T00024.htm

主演は、北川景子さん。

自身のブログでは、早速、準備にとりかかっている様子が。

KEIKO'S BLOG - 北川 景子 オフィシャルブログ この世界の片隅に
http://star-studio.jp/kitagawa-keiko/index.php?ID=315

コミック「この世界の片隅に」(作:こうの史代 双葉社)
http://www.futabasha.co.jp/booksdb/book/bookview/978-4-575-94146-3.html

今年は1月から、私にとっての流れ、風向きが本当によくないので、これを追い風に日常をがんばりたい。

復興へのプレーボール

岩手県の陸前高田市の高田高校に密着した「復興へのプレーボール」(スポーツニッポン)。

特集がいくつも掲載されていることを遅れて知った。

『ユニホーム姿のまま避難所に戻ると周りの人から「きょうもお疲れさま」と声をかけられるという』球児もいる。

失ったものがたくさんある一方で、得たものも。かけがえのないものを感じる記事。

まだ、記事は今後も続くようだ。

夜9時半消灯でも、家族に反対されても…バットを振り続ける
(2011/6/11スポーツニッポン)
http://gslb.sponichi.co.jp/baseball/yomimono/takata/kiji/K20110611000997770.html

2011.06.11

西田敏行 怒りと悲しみ

今月観たい映画のひとつです。

映画「星守る犬」
http://hoshimamoru.com/index.html

震災前の福島の海岸、映画「星守る犬」に 故郷が“崩壊”怒りと悲しみ 西田敏行
2011年6月7日 東京新聞朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2011060702000102.html

2011.06.10

人望のある人とは・・・

人望とは、辞書によれば、「信頼できる人物として、人々から慕い仰がれること」

『なぜあの人は人望を集めるのか その聞き方と話し方』(近藤勝重)という著書もある毎日新聞の編集専門委員がコラムで指摘する、

人望のある人とは・・・。

しあわせのトンボ:人望について=近藤勝重
(2011/6/10毎日新聞夕刊)
http://mainichi.jp/select/opinion/kondo/news/20110610dde012070059000c.html

節電と生活時間、時を大切にして(時の記念日に)

時計メーカーのシチズンが6月10日の「時の記念日」を前に、

「節電と生活時間」調査を発表した。

設問は以下、5点。

あなたのご家庭では、震災後節電目的で電気の使用を制限していますか?しようと思っていますか?

震災後、節電目的で起床時間と就寝時間を早めましたか?早める予定はありますか?

夏場に停電が実施されるとしたら、あなたの家庭では「最も困る時間帯」と「比較的耐えられる時間帯」は平日のいつの時間帯ですか?

街の施設で、節電のために稼働を停止したり、稼働時間を制限しても止むを得ないとお考えのものはどれですか?

夏の電力需要の抑制策として有効だと思えるものは何ですか?

詳細はこちらをごらんください。

シチズン意識調査
http://www.citizen.co.jp/research/index.html

いまと向き合い、向き合ってくれる人と、今この時を大切に生きたいものです。

2011.06.06

6月6日夜、NHK「アスリートの魂」 被災地に誓った野球の底力

楽天の嶋基宏選手会長のスピーチ。

「今、スポーツの域を越えて野球の真価が問われています。見せましょう、野球の底力を。
見せましょう、野球選手の底力を。見せましょう、野球ファンの底力を。ともに頑張ろう、東北。支え合おう、日本。」

厳しい事態となった春、このメッセージに感動したと、以前ふれた。

それぞれの春、それぞれの決意を胸に
(2011/4/3)
http://tamy.way-nifty.com/tamy/2011/04/post-1e8f.html

嶋選手のスピーチに象徴される震災のなかの東北楽天ゴールデンイーグルスを、NHK「アスリートの魂」が取り上げる。

ナレーターは、仙台出身の伊達みきおさん(サンドウイッチマン)。

NHK「アスリートの魂」
http://www.nhk.or.jp/tamashii/file/007.html
東北楽天ゴールデンイーグルス
2011年6月6日(月)
午後10時55分~午後11時24分
再放送
<全国>
2011年6月8日(水)
午前1時50分~午前2時19分(7日深夜)
<九州・沖縄地方>
2011年6月13日(月)
午前0時45分~午前1時14分(12日深夜)

2011.06.05

小さくても野球はできるんだよ

2年前にも取り上げたプロ野球選手。

球界のエース、ダルビッシュからの継投でマウンドにたった166センチの谷元圭介投手を、観戦したときに。

その差30センチ。

その2年は一軍で定着せず、ファームでもいい成績を残せず。

今年は日本ハムファイターズの好調を、中継ぎエース格で支える存在になっている。

ここまで14試合に登板し、防御率1.93と堂々の安定感。

プロ入り決定後、下記のインタビューで、

『小さいからといって諦めちゃう子供たちに「小さくても野球はできるんだよ」ということをプロで活躍して示したいですね』と語っている。

SPORTS COMMUNICATIONS - 日本ハム7巡目・谷元圭介「目指すは中継ぎスペシャリスト」
http://www.ninomiyasports.com/sc/modules/bulletin02/article.php?storyid=2313

一年を通して、大きな活躍を。

菅首相、今月で一年

精一杯の言い訳→主将として1年やりとげました

菅直人がいま弱い分野

退陣関係

チャン、チャン

原発、東電、私たちは・・・ 子どもたちの声が問いかけるもの

前首相が現職の首相に「ペテン師」。

言う方も言う方、言われる方も・・・。

国民の代表、そのリーダーをめぐって。

いったん、子どもの声を聞いてみたい。

そんな思いに、ピッタリのものが。

原発、東京電力、そして私たちは、を考える材料として。

ぜひお読みください。

***
未来はエネルギー論戦の中にある 国会は小6児童が問うた本質を争え
(2011/5/30毎日新聞)
http://mainichi.jp/life/money/kabu/eco/tohonseiso/news/20110527org00m020044000c.html

東日本大震災:福島第1原発事故 小6、毎小に手紙 「自分と違う意見聞きたい」
(2011/5/19毎日新聞夕刊)
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110519dde041040003000c.html

以下、毎日小学生新聞の反響から
〈毎日小学生新聞2011/5/30~6/1>

http://mainichi.jp/life/edu/maishou/news/20110530kei00s00s002000c.html

http://mainichi.jp/life/edu/maishou/archive/news/2011/05/20110530kei00s00s017000c.html

http://mainichi.jp/life/edu/maishou/news/20110531kei00s00s005000c.html

http://mainichi.jp/life/edu/maishou/news/20110531kei00s00s007000c.html

http://mainichi.jp/life/edu/maishou/news/20110601kei00s00s015000c.html

http://mainichi.jp/life/edu/maishou/news/20110601kei00s00s017000c.html

2011.06.04

ワールドビジネスサテライト、動画「横浜市、待機児童約4割減」

4分23秒の動画が番組ホームページからネットで無料視聴できます。

テレビ東京系「ワールドビジネスサテライト」
【動画】横浜市、待機児童約4割減(2011/6/3放送)
http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/news/post_2344.html

2011.06.03

ひとつひとつでいいんだよ

毎週、心待ちにしているコラム。

ひとつひとつ、がんばっていきたい。

◇香山リカのココロの万華鏡:心の二重ローン /東京
(2011/5/31毎日新聞東京版)
http://mainichi.jp/area/tokyo/archive/news/2011/05/31/20110531ddlk13070260000c.html
『一度にふたつも三つも片づけることはできない。「ひとつひとつでいいんだよ」というのを今年のキャッチフレーズにしよう。』

本当の先生が泣いている

国のリーダーと、前のリーダーの話。

だますほうも、だまされるほうもダメ。

「エンジェル」は「天使」。

いまの総理は、「演じえる」ペテン師か堕天使だ。

前の総理は、約束も確認もできず、言葉が通じない宇宙人だ。

教師、塾講師、医師、看護師、牧師。恩師に牧師、まだまだあるが、退任後に政界引退を表明して実質撤回した前総理が総理に「ペテン師」って。

政治家に先生というのは、もうやめよう。

師が泣いている。

ゼロ歳児急増 変わる保育園 子ども一人あたりの面積基準緩和に警鐘

ぜひ、ごらんください。

<下>は、6月9日の予定とのこと。

ゼロ歳児急増 変わる保育園<中> 施設の1人当たり面積 解釈異なり地域で格差
(2011/6/2東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2011060202000154.html

ゼロ歳児急増 変わる保育園<上> 保育園の窒息死事故 見守り手薄 おやつ喉に
(2011/5/26東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2011052602000068.html

2011.06.02

成果を上げる会議とは

何でも若ければいいとも思わないし、年齢が高ければいいとも思わない。

バランス、調整。

私は以前から、プロ・アマ問わず、その長老支配の弊害に批判的できた。

限界は誰か?球界・球団幹部に思う(2005/1/4)
http://tamy.way-nifty.com/tamy/2005/01/post_13.html

そして今日、毎日新聞の夕刊記事を読み、一理あるとうなった。

歴史が古い組織は硬直的、前例主義になりがち。

さまざまな工夫やチャレンジがあるべきだと思う。

***

寝ても覚めても:成果を上げる会議とは=冨重圭以子
http://mainichi.jp/select/opinion/netemo/news/20110602dde012070052000c.html
(2011/6/2毎日新聞東京夕刊)
 改めてわかった。会議が有意義か、単なる時間つぶしになるかは、出席者のやる気次第。さらに、ちょっといつもと違う刺激材料があれば、メンバーが同じでも実りは大きいのだ。

 プロ野球の楽天関係者が、東日本大震災の発生から本拠地仙台で今季初戦を迎えるまで、何を考え、どう過ごしたかを検証した記事を、同僚と取材してスポーツ面で連載した。テーマの一つが開幕延期をめぐる問題だったが、延期を正式決定した3月26日の12球団オーナー会議は久々にいい会議だった、と複数の人から聞いた。

 議長を務めた楽天の島田亨オーナーは、出席者の発言内容は明かしてくれなかった。会見で発表する決定事項以外の意見のやりとりは、他言無用なのだそうだ。

 ということで、他球団の出席者にきいた話。「募金箱の色をどうするか、なんてくだらない話も中にはあったが、ほとんどは日程に関する問題。もうセ・リーグもパ・リーグもない。どうしたらシーズンを乗り切っていけるかという、現実的な問題を現実的に議論した。これが本当のオーナー会議なんだと思いました」。特定の人が一席ぶって、残りの方々は拝聴する、という、いつものオーナー会議とも違っていて、全員が積極的だったそうだ。

 活発な議論は、問題が差し迫っていたからだ。先送りしているヒマはない。セ、パの同時開幕を確認し、さまざまな節電対策を了承し、日本シリーズやクライマックスシリーズの日程変更を検討して決定した。

 テーマごとに「では、結論はこれでいいですね」とてきぱきとさばいた議事進行も効果的だった、とも先の出席者は指摘した。

 ところが、議長の島田さんは「てきぱき? それは違います」と笑って否定する。46歳の島田さんは、他の11人に比べて圧倒的に若い。「だから、ぼくが議長だと発言しやすいんでしょう」。Aオーナーは、本当はBオーナーに物申したいのだが、直接は言いにくいので議長に向かって発言する。Bオーナーも議長を介してまた反論する、といった具合だったそうだ。

 「議長が重鎮だと、言いたいことも言えずにモヤモヤしたままの方もいる。小僧が議長だと、遠慮はない。全員の意見がその場に出るので、かえって集約しやすかった」と島田さん。なるほど。議長は経験豊富な人でないと務まらない、というのは思い込みなのかもしれない。(専門編集委員)
***

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