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2011.08.21

ありがとう、そしてその言葉以上に

ありがとう。

そしてその言葉以上に。

笑顔、絆、勇気。

その広がりこそ。

がんばっているプレーという現象にふれ、

さらにその背景にあるアレコレを知り、それらを踏まえて想うとき、

本当の感動に。

全力が示す力っていい。

***

夏の甲子園:被災地からの球児たち 応援に感謝、次へ
(2011/8/20毎日.JP)
http://mainichi.jp/enta/sports/baseball/koshien/news/20110820k0000e040039000c.html

 センバツに続き、「がんばろう!日本」のスローガンを掲げて開催された夏の甲子園。「支え合い、助け合い、がんばろう」と訴えた金沢(石川)主将の石田翔太さん(3年)の選手宣誓で始まった今大会では、東日本大震災の被害が大きかった東北3県の代表の奮闘に、多くの被災者が「励まされる」と声援を送った。大会がフィナーレを迎えた今、球児たちは「特別な夏」をどう受け止めているのだろうか。【三村泰揮、長田舞子、浅野孝仁、花澤茂人】

 初戦で敗れた古川工(宮城)の主将、今野晴貴さん(3年)は「苦しい時に応援してくれる人の大切さ」を感じた。初出場の古川工は序盤に9点を奪われる一方、相手投手の速球を打てず、ベンチは沈んだ。そんな時、ふとアルプス席を見上げると炎天下で途切れることなく声援を送ってくれる応援団の姿があった。「何とか応えたい」。今野さんは四回裏、チーム初安打を放った。

 宮城県内の震災の爪痕は今も深く、今野さんが中学時代に所属していた「仙塩東(せんえんあずま)リトルシニア」も、練習場が津波に襲われた。その後輩たちを指導する今野さんは、不自由な環境で懸命に練習する姿を、劣勢でも諦めなかった自分たちに重ねる。「応援してくれる人の存在を感じて」。甲子園での感動を後輩たちに引き継ぐつもりだ。

 聖光学院(福島)は、東京電力福島第1原発事故で練習が一時中止になるなど、大きな影響を受けた。大会屈指の剛腕投手といわれた歳内(さいうち)宏明さん(3年)は「被災地・福島」を背負って戦う決意で臨んだが、2回戦で敗退。福島県伊達市の学校に戻った歳内さんは「大事な場面で打たれ、エースとして何もできなかった」と悔しさをにじませたが、各地からの激励には「多くの人に支えられたから大舞台に立てたと思う。感謝の気持ちでいっぱいです」と振り返る。

 花巻東(岩手)の捕手、佐々木隆貴さん(2年)は津波に祖父母を奪われたが、家族や監督の支えで野球を続け、甲子園に出場した。初戦で敗退し、岩手県花巻市の寮にあるテレビを見ると「勝っていたら画面の向こう側にいたのに」と悔しくなり、既に練習を再開したチームを引っ張っている。岩手県大槌町には、まだ帰郷できていない。戻ったら、友人や親類に「ありがとう」と伝えるつもりだ。

    ◇

 選手宣誓した石田さんは、春のセンバツに続く出場だった。

 大震災直後、「こんな時に野球をやっていてもいいのか」と悩んでいたが、センバツでの創志学園(岡山)主将、野山慎介さん(2年)の選手宣誓を聞いて「自分たちができるのは一生懸命に野球をやること」と、勇気をもらった。

 そして夏の甲子園。自分が宣誓することになり、未来に向け前向きな内容にしようと考えた。「精いっぱいの笑顔で絆と勇気を仲間に届ける」と誓った。大会中、息をのむような好プレーや劇的な大逆転を間近に見た。今感じている。

 「自分の言葉以上に、皆のプレーが全国に大きな力を届けることができたと思う」

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