「にっぽんいちめざしてがんばって」
この保育園と学生によるボランティアの話は、震災後、さまざまなメディアで。
それが光星学院の高校生だったということは、最近知った。
にっぽんいちめざして、がんばったおにいちゃんたち。
あこがれる子どもたち。
「夏」は終わったけれど、あきらめない姿勢でまた。
感動をありがとう。
***
第93回全国高校野球:日大三、超強力V打線 全6試合で2桁安打
(2011/8/20毎日新聞夕刊)
http://mainichi.jp/seibu/sports/news/20110820ddg041050006000c.html
(略)
◇野球部員が掃除活動した保育園 「光星兄ちゃん頑張れ」
光星学院がある青森県八戸市は、東日本大震災で津波被害を受けた。光星学院の野球部員たちも、ボランティア活動に参加した。「新湊はますか保育園」(加賀昭子園長)では、津波で荒れた園庭で掃除活動をしてくれた光星学院が決勝にまで進出したことを喜ぶ。この日も職員や園児約40人がテレビ観戦し、子供たちの「頑張れー」の歓声が響いた。
震災で園児らは高台に避難して無事だったが、津波で1階が浸水した。震災後、光星学院の野球部員ら数十人が訪れ、園庭に転がるガラス片を拾い、グラウンド整備で使い慣れた「トンボ」で園庭をきれいに整地したという。園児らは「お礼に」と、折り鶴を作り、甲子園入りした光星学院の宿舎に送った。「にっぽんいちめざしてがんばって」などと書いた短冊も添えられた。ナインは大会期間中、折り鶴を宿舎の食堂に飾ってきた。
光星学院が勝ち進むと、園の子供たちは「僕も野球選手になりたい」と口々に言うようになったという。加賀園長は「子供たちは今も球児たちに感謝している。ここまで活躍してくれて、感激です」と話す。
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