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2011年9月の記事

2011.09.30

10月2日深夜のドキュメンタリー「手話で伝えた被災地」「奇跡のきょうしつ こどもの貧困をなくす」ご注目!

良質なドキュメンタリーを放送するNNNドキュメント。

翌週、翌々週の放送はないようで。

ぜひご注目ください。番組公式サイトに予告動画もアップされています。

10月2日(日)日本テレビ系 NNNドキュメント'11
http://www.ntv.co.jp/document/
24:50『手話で伝えた被災地 心の壁を越えて』 「ろう者の映像作家・今村彩子さん。全国各地を飛び回り、ドキュメンタリー映画を製作しメッセージを発信し続けている彼女が伝えたい「思い」とは」

25:20『奇跡のきょうしつ 子どもの貧困をなくす』「自信をつけた生徒たちは生活面でも“奇跡”を起こす。支援員がつきっきりで指導した高校入試。それから半年…奇跡の教室は今も続いていた」

【関連情報】

映像作家・今村彩子 Studio AYA official web site
http://studioaya.com/

2011.09.29

パンも全国いろいろ、食べられないパンも

先日、会場近くをたまたま通りがかって、立ち寄って。

全国にいろいろなパンがあることを知りました。

Photo0965

↓知らないパンばかり。50以上のパンが競い合ってました。

全日本パンフェスティバル第2回ご当地パン祭り
http://www.oishii-pan.net/event/festival/

昼食を食べてしまっていたのが残念。3つ買って帰り。

食べられないパンは、

お腹パンパンでした。

祝!300万ヒット

再生回数300万をこえた動画。

JR九州の九州新幹線開通を祝う映像。

先日、福岡県人に紹介したところ、

この総集編は知らなくて。

その場でアイフォーンでみて、感動してました。

さまざまなメディアでも取り上げられ、DVD化もされましたが、ぜひぜひ。

【動画】九州新幹線全線開通CM(180秒)
http://youtu.be/UNbJzCFgjnU

2011.09.27

明日から

明日28日から、心も整えて、いろいろときちんとして、

新たなスタート、9月30日からがんばります。

あきたけなわ

「あきたけなわ」。

秋だから、「秋竹縄」、

そう思っても不思議はない。

でも、秋酣(あきたけなわ 秋まっさかりという意味)が正しく。

あき竹縄、あき竹城、には違いはある。

春、すれ違ったし。

ほしのあき、結婚発表。

あき、それぞれ。

読書の秋、

デザインを読書バージョンにしましたが、携帯には反映されませんね~。

この数か月読んできた、いくつかの本の感想をどこかしらにつづっていこうかなと。

2011.09.26

ふにおちないかもしれませんが

スーパーの商品も震災後、特にかわって。

ラジオなども販売するように。

家電店でパソコンのSDカードを買ったばかりのなか、

いつものスーパーへ。

「おすすめ、USB~、いかがです?」

って遠くから何度も。

まさかと近づくと

「USビ~フ(米国産牛)、いかがです?」って。 

あ?

フにオチナイ? 

憎らしくはない。

肉らしいよ。

2011.09.25

30年の時を経て 咲いたなでしこの花

風邪が重めなので、午後は自宅で過去に録画した番組を観て。

なでしこジャパン、すばらしいですね。

サッカー日本女子代表が初めて構成されたのは1981年。

スタート当初は、取材の写真も、現像されたのは下半身のものが多かったと聞きます。

宮間と、開拓者・澤の師弟関係だけでなく、

全体として、あきらめない姿勢。

そこには、30年前からの苦難の歴史、

そして、その後の注目と企業離れ、リストラなどを体感してきた澤の背中を見てプレーする若い選手たち。

チーム。

一人のエースが目立つんじゃなく、

個々が輝いてのカラー。

アメリカとの試合・決勝も、川澄が丸山とのポジション変更を監督に進言。

また、その後退でチャンスを得たコーナーキックも、

宮間がキック直前に澤にコースを相談して、ゴールへ。

上からじゃない、横から目線。

咲いた、なでしこの花。

その花が教えてくれたことはたくさん。

関連本をいくつも読み、そう感じる秋。

震災・原発に宮崎駿監督が思うこと

ぜひ、ご覧ください。

スタジオジブリ広報誌「熱風」8月号
震災・原発に宮崎駿が思うこと
http://ghibli.jpn.org/report/neppu8/

困ってるひと対談他

「週刊金曜日」(9月23日号)。増税と社会保障「一体改革」、作家の大野更紗さんと北海道大の宮本太郎さんの「困ってるひと」対談、介護の社会化、大阪維新と教育、東電OL、「天罰」と「死の街」発言・・・。買った理由は表紙のイラスト!

2011.09.24

つちかって、つちかって

夏から、秋へ。

隣の駅の園芸屋さんと先週から何度か話を。

詳しくない分野の人と話すことは、とても興味深いことだということを知り。

9月前半にも、ウォーターサーバーの営業のお兄さんに「富士山の水、どうです?」とすすめられ、アレコレのメリットを聞かされて、疑問がわいて、月の電気代を聞くと月800円と言われ。

いま売られている省エネタイプの300~400リットルの大型冷蔵庫と同じ電気代なんですよね。

電力依存に驚いて。

さて、園芸屋のおねえさん(私の母親ほどの)におまかせで、

マリーゴールドと千日紅がベランダにやってきました。

培うために、土買って。

春にプランター園芸に失敗して半年。

季節の変わり目。

しっかり、大きな風邪をひき、遠出もできず。

みなさん、気をつけましょうね。

季節とともに、私も変わらないと。変わらないものを大切にしながら。

2011.09.23

NHKスペシャル「被災地 のど自慢」再放送が9月24日朝10時5分から

ずいぶん前から企画は知っていたし、朝の時点で番組評も読んでいたのですが。。。

お知らせできず。。。

番組みて、さまざまな思いがかけめぐりました。

再放送、ぜひご覧ください。NHKのコールセンターのスタッフの方とも、再放送の地域の拡大希望の件など、2度も電話をしました。

NHKスペシャル「きこえますか 私たちの歌が~被災地 のど自慢~」
http://www.nhk.or.jp/special/onair/110923.html
本放送 9月23日夜
再放送 9月24日(土)  午前10時05分~11時18分 総合 ※近畿・中部・北海道・四国地方は別番組※中国地方での再放送はありません。24日(土)午後9時00分~10時13分の放送をご覧下さい。

脱原発に言及しない首相、さようなら原発集会動画など

言及しないということは政治の選択。

それを世論が、私たちがよしとするかどうか。

***
首相、国連会合で「脱原発依存」に言及せず
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110922-OYT1T01271.htm

『「脱原発依存」には言及せず、所信表明演説で述べた「原発への依存度を可能な限り引き下げる」という表現も使わなかった。』

***

さようなら原発 1000万人アクション
http://sayonara-nukes.org/
9月19日の集会動画、発言要旨文など

※上記サイト内や関連ブログなどで、「さよなら原発」などと誤用がありますが、「さようなら原発」が集会や行動の正式表記です。

2011.09.22

人間失格、生きるということを問う歌をご存じですか

Metis、被災したピアノを修復して東北にエールを送る(2011/9/20)
http://music.jp.msn.com/news/article.aspx?articleid=704886

震災後、生きることへの強烈なメッセージを含む歌を歌うMetisの「人間失格」への有線での問い合わせが急増したという。

3月2日に発売されたこの歌。

反響をうけて、11月2日に新曲「人間失格~生きることは素晴らしいのです~」がリリースされるという。

この歌も、あきらめないことがテーマのひとつ。

下記動画、何度も観てます。2つにわかれてる動画で、1つ目と2つ目でこれほど再生回数が落ちないものはあまりないと思ってる。

ぜひ、下記動画、PC環境の方、ぜひ。

http://youtu.be/A4dDo4JP7Lg

http://youtu.be/xiFvNEq8tcw

2011.09.21

日本が誇る歌姫が歌う「あすという日が」

仙台市の八軒中学校が歌い、CD発売もされた合唱曲「あすという日が」。

スポーツニッポンをはじめ、メディアでも多く取り上げられました。

そして、9月21日、日本が誇る歌姫、夏川りみさんの歌が発売されました。

私も買いました。ぜひぜひ。

あすという日、しあわせを信じて。

【動画】http://youtu.be/iWJ4jLzdPbA

「メディアが変化に注目を」というのなら

9月19日、東京・明治公園で開催された「さようなら原発」集会に参加した。

主催者発表は6万人。警察発表で3万人。

私はさまざまな集会に参加してきたが、4万人以上はいたように感じた。

東京新聞は見開き特集も含め、4つの記事を掲載。

毎日新聞も一面写真入りと社会面で報じ、毎日新聞サイトにはその模様が伝わる写真をいくつも掲載している(http://mainichi.jp/select/wadai/graph/20110919/)。

読売新聞はごく短く。

朝日新聞東京本社版は一面にデモの写真と300字もないような記事で、「万」の人々が参加したということが伝わりにくくなっている。

Photo0963_2

朝日の大阪本社版は、同集会にささやかにふれた天声人語と写真なしの記事でしか報じていないともいう。

スポーツ報知をはじめ、スポーツ新聞のほうが積極的な報道だった。

翌々日の9月21日、ある新聞が社説で共感できる主張を展開した。

驚いたことに朝日新聞。

この社説でつづった姿勢を貫いたのだろうか。

「朝日新聞デジタル版」に紙面にはない記事と動画http://www.asahi.com/eco/TKY201109190278.htmlはあるが、とても、そう思えない。

当然、集会や同様の行動の特集を今後組むのだろう。

7月中旬の社説で「原発ゼロ社会」を展望しながら、現状の報道ではいただけない。

***

脱原発集会―民主主義が動き出す(2011/9/21朝日新聞社説)http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit1

 「ええじゃないの 原発なくてもええじゃないの」と踊り歩く人がいる。「原発なくせ。即時廃止しろ」とシュプレヒコールをする人もいる。「げんぱつじこまえの ふくしまに かえりたい」というプラカードを掲げる子どももいる。

 おととい、東京・明治公園で開かれた「さようなら原発」集会は、主催者発表で6万人を集めた。圧巻だったのは、その規模よりも参加者の多様性だ。

 労働組合や平和団体だけでなく、高齢者、学生、女性、子どもたちが練り歩く。のぼりやゼッケンの主張も、さまざまだ。とにかく言いたい、思いを伝えたい。そう願う人々が、あちこちから集まってきた。

 人々が横につながり、意見を表明することは、民主主義の原点である。民主主義とは、ふつうの人々が政治の主人公であるということだ。国の場合は、議会制による間接民主主義とならざるを得ないが、重大局面で政治を、そして歴史を動かすのは一人ひとりの力なのだ。

 米国の公民権運動を勇気づけたキング牧師の「私には夢がある」という演説と集会。ベルリンの壁を崩した東ドイツの市民たち。直接民主主義の行動が、国の政治を動かすことで、民主主義を豊かにしてきた。

 日本でも、60年安保では群衆が国会を取り囲んだ。ベトナム反戦を訴える街頭デモも繰り広げられた。それが、いつしか政治的なデモは沖縄を除けば、まれになった。政治的な訴えが通らない現実に、あきらめが先に立ったからだろうか。

 しかし、東日本大震災から半年あまり、この国のどこか深いところで変化が起きている。とりわけ「脱原発」のうねりは、かつてない勢いで広がる。

 もはやプロの政治家に任せてはいられない。生活、命、そして子どもたちの未来をどうするのか。同じように差し迫った不安や不満を抱く人と手を携え、政治にもの申そう。そんな思いが共鳴しあう。

 「私らには民主主義の集会や市民のデモしかない。しっかりやりましょう」。呼びかけ人の一人、作家・大江健三郎さんの言葉が象徴的だ。「脱原発」は、私たちの民主主義に新たな一ページを刻む動きに見える。

 今までにない形で人々の手をつないでいくインターネットの普及も、集会を活気づける。

 この絆を太くし、現実の変革につなげるには、もっともっとたくさんの手が要る。新聞や放送などのメディアが変化に注目し、政党や政治家も問題意識を共有することが欠かせない。

2011.09.18

11年目の飛躍 優勝へヤクルト畠山和洋

長打力を武器にクリーンナップに座りつづけた。

そこは一軍ではなく二軍。

岩手県出身・畠山和洋選手。

今シーズンは一軍で、16日まで4試合連続のホームランをかっとばし、

首位ヤクルトスワローズを引っ張る4番打者。

優勝した場合のMVP候補にまで名前が。

その畠山選手、二軍時代には逸話が。

入団1年目には8番の打順をごねたり、

サードで出た試合で、2死2・3塁でサードゴロを二塁に投げたとか。

常習犯といわれた遅刻もなくなり、昨年後半から主力に。

そして今年はすでにホームラン20本。

畠山選手、

9月19日(月)午後10:55
NHK「アスリートの魂」
http://www.nhk.or.jp/tamashii/

で特集されます。

再放送
<全国>
9月21日(水)午前1時00分~午前1時29分(20日深夜)
<九州・沖縄地方>
9月26日(月)午前0時45分~午前1時14分(25日深夜)

2011.09.17

ブログ7周年を迎えることができました

今日で、ブログスタートからちょうど7年。

7年で2400以上、つづってきました。

日々の生活のなかで社会について考えたことを書いていきたい。

そんな目的で始めたブログ。

最近は、新聞記事など何かの紹介ばかりで、

あまり内容がふるっていませんが。

かつては、有名ブログや理論誌でも取り上げていただき。

いまは、内容・テーマに一貫性がなくなってきつつありますが、

7年、よくがんばったと、年数と記事数は自負しています。

また、批判・反対の姿勢だけでなく、問題提起や提案もしてきたつもりです。

仕事上にとどまらず、フルネームをひらがなにしたペンネームで、

関連サイト、選挙の候補者や政党などにも、メールなどで直接意見を伝えてもきました。

この1年、特に半年は、公私に精彩を欠く場面があり、

大切な方々にご迷惑をおかけしましたが。

感謝する心と常に謙虚である姿勢、

しっかり意識していきたいと思っています。

以前はよく、メールやコメント、トラックバックなどをいただいていましたが、

最近はブログだけでなく、ツイッター、フェイスブック、mixiなど、双方向にすぐ反応をもらえるツールが増えてきて、ブログの果たす役割、それに求めるものも変わってきているようですね。

そんな7年の間ですが、このブログではいくつか強調して紹介してきたものがあります。その後、当然変化が起きています。

コミックでは、

「夕凪の街 桜の国」(こうの史代作 双葉社)

自分の勤務先でない機関紙で紹介させていただく機会に恵まれたことは大切な経験で。

のちに映画化されました。

先日、学生時代から時々立ち寄っている大手書店には、21冊も置いてあり、感動したばかりです。

映画では、

「父と暮せば」

DVDプレーヤーを持っていないのに、発売と同時にDVDを購入したとを書くと、おもしろいとコメントをいただいたことも。

その後、原作者の井上ひさしさん、黒木監督、主演の原田芳雄さんが逝去されました。

音楽では、

ブログ開始当初から、その生い立ちを含めて取り上げてきた

川嶋あいさん。

春からは被災地の復興支援にも取り組んでいるアーティストです。

同じく支援にも励む奥華子さん、熊木杏里さん、この「キーボード3姉妹」の歌に励まされています。

最近聴いた3姉妹の歌、キーワードは「あきらめない」。

そして、卒業ソングに限らず、復興にむけた合唱曲もいくつか取り上げてきました。

今年ようやくチャレンジしている読書。言うほど読めていませんが。

先月出版されたばかりの『死を招いた保育』(猪熊弘子著 ひとなる書房)は、

ブログを読んでくださっている保育関係者のみなさんにはぜひ手にとっていただきたいものです。

最近はあまり順調な日々を過ごせていませんが、そんな時だからこそ、

直接つながりの薄いネットや新聞から得たものよりも、人からすすめられたものを大切にしようと思っています。

映画、音楽、本、どれも人の生き方が描かれているものですね。

変わった仕事をしている関係もあり、

替え歌、寸劇、おもしろいかどうかはともかく、

アイディアだけはあふれるようにわいてきた時期もありました。

なつかしい想い出は心のアルバムのなかに。

ブログは心のアルバムではなく、

過去記事が残り、恥ずかしさもありますが。

この1年は厳しい逆風のなかでも、いくつもの偶然があり、驚いています。

私は、ブログ7年を迎えたのと時期を同じくして、仕事のポジションが変わります。

変化は希望でもあり、ストレスでもあることを最近感じています。

私は私らしく、謙虚に、そしてもう少し積極的に人を頼らないと。

外に変化を求めるのなら、自分も変わらなければ。

掛け声ばかりでなく、実践しないと。

興味、関心がなくなれば見なくなるのがブログ。読んでばかりだと疲れもします。

そんななか、距離や立場、年齢などさまざまな枠をこえて、

みなさんとこうして糸がつながっていることにあらためて感動しています。

そう思える節目って大切だなぁと実感しつつ。

ここで、日頃言えてないこと、書けていないことを。

何かのご縁でアクセスしていただいているみなさん、

直接のつながりがあって、読んでいただいているみなさんに、

今日は、心からの「ありがとう」の感謝を伝えたいです。

【YouTube】Happy day / 奥華子
http://youtu.be/O_EvQNb2w4w

2011.09.16

害は除けなくても、希望を照らす ひまわりの力

震災後、ヒマワリが被災地をはじめ、全国各地に植えられるニュースを多くみてきた。

数十本は読んだと思う。

昨日、ヒマワリにセシウムの除去効果がほとんどみられないことが伝えられ、がっかりした人も多いはず。

私もそのひとり。

一夜明けた朝、話題にふれたコラム2つを読んで、考えさせられた。

色あせない希望の力。

***
河北新報「河北春秋」(2011/9/16)
http://www.kahoku.co.jp/column/syunju/20110916_02.htm

 農地のセシウムを除去する手段として、植物利用があることを以前、この欄で紹介した。しかし、ヒマワリでは効果が薄いと農水省の実験で分かった

 ▼最も効果があったのは土の表面を3~5センチ削り取ること。そうですか、ヒマワリは駄目でしたか。白旗を揚げたいところだが、少し待ってほしい。ニュース映像を見ると、実験は穴を掘って種をまいていた

 ▼種から上に根が伸びでもしない限り、これでは土の表面付近に多いセシウムを吸収できない。専門家が推奨していたのは、発芽させた種を土の上にばらまく方法だ。今度の実験だけで、植物利用が望み薄とは言えまい

 ▼今後2年間で、飛散した放射性セシウムは、放射線の強さが自然に3割減るという。雨などで土中に染み込むウェザリング効果でも1割減る。合わせて線量は4割減ると政府は試算している

 ▼線量の自然減少を言われても、住民のいら立ちは募るばかりだろう。線量の多い所や学校は表土を削る、農地はこの季節なら菜種を利用する―など、多様な方法を駆使した一刻も早い除染を住民は待ち望んでいる

 ▼農林省や環境省に除染の専門家はいないといわれる。大学や研究機関がそれぞれに除染のアイデアを出しているのが現状だ。英知を結集するリーダーシップを国が取らないのがもどかしい。

***
東京新聞「筆洗」(2011/9/16)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2011091602000055.html

ヒマワリは、日回りの意であるし、漢字で書けば向日葵。英語でも、サンフラワーのほか、太陽を向くという意味のターンソールなる言葉で呼ぶことがある。だが、太陽を追って花が回るというのは俗説だそうだ

▼福島の原発事故以来、ヒマワリの種を福島に贈る運動が各地に広がった。避難者の中にも一時帰宅の際、種をまいた方があったと聞く。すべては、この花に放射性セシウムの高い吸収力があるといわれていたためだ

▼だが、ああ、それも俗説だったかと嘆息が出る結果だ。農水省による除染技術の実証実験で「効果は小さい」と。土壌から吸収したセシウムはわずか0・05%にとどまった

▼あの阪神大震災で自宅の下敷きになって亡くなった少女がいた。その跡地に半年後、一輪のヒマワリが咲く。少女が鳥の餌に与えていた種が落ち、奇跡のように芽吹いた花だった

▼それは少女の名から「はるかちゃんのひまわり」として地域で大事に育て、増やされ、神戸の復興の象徴に。今度の震災後は津波被災地にも種が贈られた。夏。背丈より高くなった花の下で被災者の一人は言った。「私もがんばらないとね」

▼<ひまはりのたかだか咲ける憎きかな>万太郎。農水省の実験結果に思わずこんな句も浮かんだが、思い直した。福島への人々の思いも、あの花の人を勇気づける生命力もそれで色あせるわけではない。
***

【YouTube】太陽の種/熊木杏里
http://youtu.be/NyfkZQ5i7j8

2011.09.15

あと2日で7年

2004年9月17日、プロ野球史上初のストライキが発表された日。

いまから7年前です。

あと2日で、ブログを始めてちょうど7年。

2400以上の記事をつづってきました。

何を書こうか、考え中です。

【おすすめの本】「死を招いた保育」と「希望としての保育」を結んで

『希望としての保育』(浅井春夫、清水玲子他共著 新読書社)と、

『死を招いた保育』(猪熊弘子 ひとなる書房)をあわせて読んでいる。

どう表現できるのか、なかなかうまくいかない。

「希望」をどうとらえ、持ち続けていくのか、さまざまな角度で『希望としての保育』は展開されていて。

希望をもち続けるために、「本を月1万円以上買いましょう」と、立教大学の浅井春夫さんは語る。

「学ぶことを放棄した保育者は、専門職とは言えません。実際には読めないときだってあります。しかし課題やテーマを目の前の子どもや現実の中で考え続けることが、希望としての保育をつないでいくのです。厳しいけれど、学び続ける努力をしていこうと、こころから呼びかけたい」(『希望としての保育』)と。

学ぶことを放棄し、希望をつなぐ関係性が途絶えていたところにあったのが「死を招いた保育」。

『死を招いた保育』の著者、ジャーナリストの猪熊弘子さんは、6年前に公立保育所の保育中に亡くなった4歳男児の死亡事件とその周辺・背景を丹念に取材した上で、「これは、けっして特殊な事件ではない。どこの保育所でも起こりうる『人災』」だとして、保育の質とは、専門性とは何かを問いかけている。

『希望としての保育』は最近図書館で手に。アマゾンの中古では格安。

おすすめの2冊。

2011.09.14

保育所の面積基準緩和に朝日新聞が警鐘を

9月14日、朝日新聞生活面「保育所の面積緩和 見極め」「自治体 安全を重視」。

対象自治体の慎重姿勢と、子どもの視点で検討をという保護者、研究者の声も。

保育関係者の方、ぜひ紙面をご覧ください。

NHK「SONGS」 COCCOさん登場

9月14日今夜のNHK「SONGS」。
http://www.nhk.or.jp/songs/program.html

沖縄からCOCCO(こっこ)さん。

いい歌、飾らないメッセージが聴けそうです。

9月14日(水)午後10:55~11:24  9月21日(水)午前1:30~1:59【再】

↓過去の報道も。

http://www.asahi.com/showbiz/nikkan/NIK200908280015.html

http://www.asahi.com/video/eco/TKY200910060156.html

2011.09.13

別れ 流せたものもあったけれど

兆しはあって、気にはかけてきた。

当たり前と思ったふれあいがつづくにつれ、少しずつ力を奪っていた。

2日も意識しないと、まわりにはすぐ気づかれた。

たった1日、ほっとくだけで、「どうしたの?」と人に心配されることさえあった。

親しい人に、雑な扱いを知られると「きちんとしなさい」と詰問されることもあった。

それでも、いつも頼りにした。

濃いタイプの私にあわせてくれていた。

大変だったはず。

まわりにはすぐに首をふるタイプもいたけれど、まっすぐ向き合って。

時に私を傷つけてくることもあったけど、原因は丁寧でない私。

あれからどれくらいたっただろう。

調子は悪くなり、休んでもらっても、疲れを隠せないようになって。

どうにかしようと思ったけれど、うまくはいかなくなった。

何度も水に流してきたけれど。

もう、限界だったんだね。

いろいろあったけど、

ソリがあわなくなった。

そういうこと。

先週、そんなわけで、新しいヒゲソリに買い替えた。

久しぶりのネタ記事でした。

いまひとつ。

もうヒトヒネリ、したかったなぁ。

愚論ばかりはお疲れさん

街には、マッサージ・整体などの癒しのスポット、

ネットの栄養ドリンクサイトも、様変わり。

お疲れさんには

グロンサン つぶやき地蔵
http://tubuyaki-jizo.guronsan.jp/

元気ハツラツになれる

これ、画期的!

オロナミンC  JAPAN GENKI POST | 大塚製薬
http://c-genki.jp/jgp/index.html

2011.09.12

100円と無料で観ることができたもの

遅ればせながら、デザインを月見バージョンに変えてみました。

今まで目にした月のなかでは、おそらく一番綺麗なまんまるで。

お金をかけずにみられるものって、いいですね。

デザインは、すぐ戻すと思いますが。

DVDのレンタル店に「手紙」「バッテリー」をさがしに。

お笑いアンジャッシュの児島さんの結婚を祝って、アンジャッシュのDVDも。

「手紙」は2つのお店ともレンタル中で。

gyaoの無料配信で観た。
http://gyao.yahoo.co.jp/player/00867/v00252/v1000000000000001576/

旧作DVDのレンタルが100円。

作品としての価値、またその店で働く人の生活は・・・。

バイトの時給は821円~。

つまり、労働力の対価としては最安値(これ未満では違法)。

それにしても、「手紙」は何度観てもいい。

被害をうけた側をしっかり描いていないという点はあるけれど。

この時の沢尻エリカは綺麗ですね。

2011.09.10

「証」 仲間という関係の意味

9月7日の発売日、その前日に買えて、特典DVDに特に感動させられて。

【動画】flumpool 「証」 特典DVDダイジェスト映像
http://youtu.be/duW9OsQdX-s

flumpool
http://www.flumpool.jp/

喜怒哀楽を重ねていくことが絆の強さ、仲間の証なんだと思う。

日テレ「幸せの黄色いハンカチ」 希望をドラマに

一か月後、10月10日にドラマ化。

***
日テレ「幸福の黄色いハンカチ」 一緒に見る希望の船出
(2011/9/7東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2011090702000046.html
一九七七年に公開され、大ヒットした山田洋次監督の映画「幸福(しあわせ)の黄色いハンカチ」がテレビドラマにリメークされる。東日本大震災をきっかけに「希望があるドラマを」と企画され、十月十日に日本テレビで放送される。夏の盛りの北海道の港町で行われたロケをのぞいた。

2011.09.09

「YELL~こころからこころへ声を繋ぐ~」

被災地3県。

生活、お祭り、観光、世界遺産、三陸鉄道…。

そこにある「YELL」。

震災から半年となるなか、

いきものがかりの「YELL」と被災地をつなぐ特別番組がBSで放送される。

BS環境がないので、録画してもらうけれど。

詳細は番組の下記リンク先を。

BS-TBS「YELL~こころからこころへ声を繋ぐ~」
http://www.bs-tbs.co.jp/app/program_details/index/KDT1102100
2011年9月11日(日)14:00~16:54

東日本大震災から半年となるこの日。
BS-TBSでは、6月末から7月上旬にかけて、3回にわたって放送した、『YELL~こころからこころへ声を繋ぐ~』を一挙放送する。
今回の放送は、前回放送された内容に加えて、前回この番組で紹介された人々のその後を撮影した部分も追加される。

2011.09.08

娘2人失った父、悲しみから一歩

9月4日に放送(再放送9/11 11:00~BS日テレ)された、

NNNドキュメント’11「ひまわりの咲いた夏 3・11大震災 シリーズ14 大川小・津波に消えた命」http://www.ntv.co.jp/document/の録画を観た。

涙なしには観られなかった。

まもなくあれから半年。

半年が過ぎれば、報道はかなり少なくなるのではないだろうか。

いくつかの報道にふれて、考えさせられた記事。

被害の大きさ、絆、前を向くこと、生きていく意味。

東日本大震災:娘2人失った父、悲しみから一歩…石巻
(2011/9/7毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/archive/news/2011/09/07/20110907k0000m040133000c.html

2011.09.07

夏川りみさんと玉城千春さんの共演

先日、あるお店に入ると流れてきたのは、

「未来へ」(kiroro)。

NHKが大人の心を震わせる音楽番組。

透き通る歌声の共演。

NHK SONGS
http://www.nhk.or.jp/songs/program.html
総 合 9月 7日(水)午後10:55~11:24
再放送 9月14日(水)午前 1:30~1:59

夏川りみとKiroroの玉城千春が沖縄で共演。
出産を経て活動を再開した二人が、美しい風景をバックに歌声を披露するほか、地元の元気なお年寄りたちとの楽しいやりとりをお送りします。
また、プライベートでもよく沖縄を訪れるというヴァイオリニスト・宮本笑里がゲストとして登場。沖縄の自然や音楽の魅力について、3人で語りあいます。

2011.09.03

ひまわりの咲いた夏 津波に消えた命

忙しいというわけではなかったけれど、

いろいろあって、9日ぶりの更新に。

ブログ始めて一番の空白ですね。。

心身整えて、がんばっていきたいです。

このブログもあと2週で7周年。

あわせて2400以上の記事を書いてきました。

インターネットのおもしろさ、こわさを味わってきた7年。

さて、あと数日で東日本大震災から半年。

東日本大震災のなかで、特に多くの犠牲者が出て、

事前の避難先の指定や当日の具体的な判断をめぐって、学校側の責任を問う声もある石巻市の大川小学校。

震災後、もっとも多く報道された小学校ではないでしょうか。

市教育委員会が関係者に聞き取ったメモが廃棄されたり、その後の対応も含めた報道が続いています。

そんななか、関連する番組が放送されます。

渦中にある学校、犠牲になった子ども、保護者、生き残った子ども、そこにひまわりが。

どんな番組として放送されるのか、良質なドキュメンタリー番組として定評のあるNNNドキュメントに注目です。

***

日本テレビ系列 NNNドキュメント’11
9月4日(日)25:00~
ひまわりの咲いた夏 3・11大震災 シリーズ14 大川小・津波に消えた命(30分)
http://www.ntv.co.jp/document/
*リンク先に予告動画もあり

再放送9月11日(日) 11:00~  BS日テレ
     9月11日(日) 18:30~  CS「日テレNEWS24」

宮城県石巻市の大川小学校。高台へ避難中の児童を津波が襲い、108人のうち74人が犠牲となった。6年生の娘・愛さん(当時12)が行方不明になったままの狩野あけみさん(42)。涙をこらえ捜索を続けていたが、区切りと決めた四十九日、慰霊式の日に遺体が見つかった。「帰って来たからよかった」そう言って知人と抱き合った。大川小ではわが子を失った遺族と生存児童の親との間で、いつしか微妙な距離が生まれていた。そんな中、生き残った浮津天音さん(13)が「学校での友達の姿を教えたい」と愛さんの家を訪れた…。あの日、大川小の児童がめざした高台に今、ひまわりが大小様々な花を咲かせている。震災後、あけみさんが植えたものだ。

***

◇わが子捜す姿 今も
(2011/6/14読売新聞宮城版「それぞれの3カ月」)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/feature/tohoku1307200382611_02/news/20110614-OYT8T01034.htm

◇「はるかのひまわり」咲く 児童74人死亡・行方不明の大川小間借り先の学校
(2011/8/12産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110812/myg11081212050000-n1.htm

↓地域は違い、福島ですが、こちらにもひまわりがたくさん咲いています。ひまわり畑の空撮動画もおすすめで、やさしいひまわりの歌もしっかり咲いています。

ふくしまシード
http://fukushima-seed.jp/

熊木杏里 太陽の種
http://fukushima-seed.jp/taiyonotane/
※ひまわりの歌、リンク先で聴けます

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