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2011.09.21

「メディアが変化に注目を」というのなら

9月19日、東京・明治公園で開催された「さようなら原発」集会に参加した。

主催者発表は6万人。警察発表で3万人。

私はさまざまな集会に参加してきたが、4万人以上はいたように感じた。

東京新聞は見開き特集も含め、4つの記事を掲載。

毎日新聞も一面写真入りと社会面で報じ、毎日新聞サイトにはその模様が伝わる写真をいくつも掲載している(http://mainichi.jp/select/wadai/graph/20110919/)。

読売新聞はごく短く。

朝日新聞東京本社版は一面にデモの写真と300字もないような記事で、「万」の人々が参加したということが伝わりにくくなっている。

Photo0963_2

朝日の大阪本社版は、同集会にささやかにふれた天声人語と写真なしの記事でしか報じていないともいう。

スポーツ報知をはじめ、スポーツ新聞のほうが積極的な報道だった。

翌々日の9月21日、ある新聞が社説で共感できる主張を展開した。

驚いたことに朝日新聞。

この社説でつづった姿勢を貫いたのだろうか。

「朝日新聞デジタル版」に紙面にはない記事と動画http://www.asahi.com/eco/TKY201109190278.htmlはあるが、とても、そう思えない。

当然、集会や同様の行動の特集を今後組むのだろう。

7月中旬の社説で「原発ゼロ社会」を展望しながら、現状の報道ではいただけない。

***

脱原発集会―民主主義が動き出す(2011/9/21朝日新聞社説)http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit1

 「ええじゃないの 原発なくてもええじゃないの」と踊り歩く人がいる。「原発なくせ。即時廃止しろ」とシュプレヒコールをする人もいる。「げんぱつじこまえの ふくしまに かえりたい」というプラカードを掲げる子どももいる。

 おととい、東京・明治公園で開かれた「さようなら原発」集会は、主催者発表で6万人を集めた。圧巻だったのは、その規模よりも参加者の多様性だ。

 労働組合や平和団体だけでなく、高齢者、学生、女性、子どもたちが練り歩く。のぼりやゼッケンの主張も、さまざまだ。とにかく言いたい、思いを伝えたい。そう願う人々が、あちこちから集まってきた。

 人々が横につながり、意見を表明することは、民主主義の原点である。民主主義とは、ふつうの人々が政治の主人公であるということだ。国の場合は、議会制による間接民主主義とならざるを得ないが、重大局面で政治を、そして歴史を動かすのは一人ひとりの力なのだ。

 米国の公民権運動を勇気づけたキング牧師の「私には夢がある」という演説と集会。ベルリンの壁を崩した東ドイツの市民たち。直接民主主義の行動が、国の政治を動かすことで、民主主義を豊かにしてきた。

 日本でも、60年安保では群衆が国会を取り囲んだ。ベトナム反戦を訴える街頭デモも繰り広げられた。それが、いつしか政治的なデモは沖縄を除けば、まれになった。政治的な訴えが通らない現実に、あきらめが先に立ったからだろうか。

 しかし、東日本大震災から半年あまり、この国のどこか深いところで変化が起きている。とりわけ「脱原発」のうねりは、かつてない勢いで広がる。

 もはやプロの政治家に任せてはいられない。生活、命、そして子どもたちの未来をどうするのか。同じように差し迫った不安や不満を抱く人と手を携え、政治にもの申そう。そんな思いが共鳴しあう。

 「私らには民主主義の集会や市民のデモしかない。しっかりやりましょう」。呼びかけ人の一人、作家・大江健三郎さんの言葉が象徴的だ。「脱原発」は、私たちの民主主義に新たな一ページを刻む動きに見える。

 今までにない形で人々の手をつないでいくインターネットの普及も、集会を活気づける。

 この絆を太くし、現実の変革につなげるには、もっともっとたくさんの手が要る。新聞や放送などのメディアが変化に注目し、政党や政治家も問題意識を共有することが欠かせない。

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コメント

>>圧巻だったのは、その規模よりも参加者の多様性だ。

労相組合やプロ市民団体以外は圧倒的に少数だったと思いますが。

フジテレビ抗議デモを全く報道しない
朝日が無理やり大嘘を捏造していますな

「圧倒的」かどうかは。

旗の近くにいたからといって所属してるとも限らないと思いますが。

ちなみに、朝日新聞は同じ9月20日付でフジテレビ抗議デモを報じてますよ。

「全く」というのは事実ではないと思います。

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