やさしい花がもっと咲くように
10月10日に放送された、
NHKドラマ「やさしい花」
http://www.nhk.or.jp/osaka/kodomo/drama/
その放送を知ったのが2日前。
あまり自信がなかったこともあり、またほかのことを優先もしたことで、ここでお知らせするのは直前になり。
録画して観ましたが、このドラマ、とても深く、せつなく、社会の影と人のやさしさを映していました。
43分間と聞いて、短いのではないかと心配しましたが、さすがNHK。
もっと早く、多くの人に、放送前にお伝えしたかったです。
母子家庭、水商売、実家との疎遠。
昨年7月に大阪で二児が放置され、餓死したあの事件がモチーフになっています。
特に、保育所など児童福祉施設の関係者は、ぜひ観るべき作品だと思いました。
ドラマホームページにもあるNHK大阪の「子どもを守れ!」キャンペーンの柱のひとつとしてのドラマ。
9月には関西地域で先行放送され、今回の全国放送へ。
ぜひ、今度はちがう時間帯で再放送を。
NHKに伝えます。
石野真子さん演じたご近所の女性は、悩む若い母親に自らの過去を話し、思いを伝えます。
思うだけでなく、思い出すこと。
思うだけではなく、思いやること。
目の前にあることが忙しくなりすぎて、
思い出や思いやりが語られないことが、人を孤立させていないでしょうか。
豪華ではなく、何よりも綺麗というわけでもない、
タイトルのそれは、
雑草のなかに咲くヒメジョオン。
やさしい花、やさしい人によって、救われた母子。
私は実際の花を枯らしてしまったばかりですが、
やさしい花になりたいですね。
ぜひ、再放送を。
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