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2011.10.31

人口70億人という節目に世界を100人村の視点で問いあいたい

10年前、私は同時多発テロへの報復はやむを得ないと思っていた。

そのような瞬間もあった。

意識はその後大きく変わり、今を迎えている。

あの戦争に大義はあったのか。

それに協力・加担した責任も、結果として私たちにもあるはず。

過去や現状を見つめ、変化を恐れずに未来に生かしていくことが大切ではないかと考えている。

ちょうど10年前の今頃、

9・11の衝撃のあと。

普及し始めたインターネットで、

「世界がもし100人の村だったら」というメールが世界をかけめぐった。

「すべてのエネルギーのうち20人が80%を使い 80人が20%を分けあっています 75人は食べ物の蓄えがあり 雨露をしのぐところがあります でも、あとの25人は そうではありません 17人は、きれいで安全な水を 飲めません」

などと、地球に住む63億人を「100人の村」にして、世界の縮図をあらわした。

そのきっかけとなった環境問題の研究家ドネラ・メドウズのメッセージを、翻訳家・池田香代子さんが整理し、再話という形で本にしたのが2001年12月。

ベストセラーになった。

その後、解説や食べ物編、子ども編と、シリーズとしての出版は続き、

2008年12月に「完結編」として、

子どもたちが生きる未来、今何をすべきか、資源、食糧、エネルギーなどの問題の矛盾を明らかにした。

それを私たちはすぐには生かせなかった。

『世界がもし100人の村だったら 完結編』(マガジンハウス)
http://magazineworld.jp/books/special/100people/
*シリーズはこちらのサイトからご覧になれます

完結編のなかにはこうある。

「あなたは、知っていますか ドネラ・メドウズの幸せの5つの条件を。それは、きれいな空気と土と水 災害や戦争でふるさとを離れなくてすむこと 基礎的な医療 基礎的な教育、そして伝統的な文化です」

今日、世界の人口が70億人になるという。

10年前から1割が増えたことになる。

いま、70億人到達のニュースとならんで、私たちに伝えられているのは、

「5つの条件」が崩されているということの数々。

特に、この3月以降ずっと。

「100人の村」の視点は、いまある矛盾や問題を身近に引きつける。

日本100人村では、沖縄という1人に、痛みを強いたまま、変わらない。

一方で、変わりつつもある。

いま、アメリカなどでも、富の独占・分配が、1%と99%という例えで提起されるようになった。

いくつかの国々では、人を大切にしない長期にわたる独裁体制を、その人々が変えるようになってきた。

70億人になったという節目、震災をうけて大きな岐路にある今、

私たちは世界・地球・日本を縮めて見つめなおすチャンスを迎えているはず。

3年前に刊行されたこの書籍の視点、投げかけを生かしたい。

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