持ち合いたいのは「ふつう」を問う想像力
1%、99%。
最近よく聞く言葉。
10月25日の朝日新聞「天声人語」
http://www.asahi.com/paper/column.html
基地問題にあえぎつづける沖縄と、「無関心」な本土という、構図・矛盾をついている。
「ふつう」とは何か?
同紙10月19日付の連載「CM天気図」(コラムニスト天野祐吉)の『「ふつう」の発見』にもふれて、その感覚のおかしさを問う。
興味深く読んだ。
私として、想像したこと。
たとえば、100人の定員の保育所があったとして、
その1人の子どもにとっての「ふつう」は、ほかの99人にとってどうだろうか。
その99人にとっての「ふつう」は、1人の子どもにとってどうだろうか。
たとえば・・・。
そういえば、最近、「たとえば・・・」という想像力をもった話がまわりから聞こえてこない。
想像力の乏しい話は、とても浅く、ずっと残らない。だから忘れてしまう。
表面的な喜怒哀楽もいいけれど、奥にあるもの、そこを考え合わないと、
「ふつう」のレッテル・常識の裏が見えてこない。
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