雑誌、新聞との出逢い、大切にしたいもの
先日、時々しか行かない駅をおり、そこから目的の場所へ2つある道の1つを通ると、
ホームレスの自立支援につながる雑誌『ビッグイシュー』(http://www.bigissue.jp/)を手に、販売するおじさんが目の脇に。
掲げられた最新号の表紙が斉藤和義。
巻頭インタビューが載っているということに違いない。
300円を支払うと、「おおきに!」の元気な声と「これ、私の販売時間が書いてますのでぜひ」と手書きのコピーが返ってきた。
160円が販売員にわたるしくみ。
期待のインタビュー記事を開いて、感動させてもらった。
原発、社会のとらえ方、音楽スタイル・・・。
あの道、もうひとつの道を通っていたら、あのおじさんがいなかったら、その感動は絶対になかった。
あの日、あの時、あの場所で。
そんな縁のなかで、私も、私たちも生きているんだと。
そう想いながら、1つのCDを買うことにした。
10日ほど前に、ここで紹介させていただいたもの。
その後も、動画で何度か聴いている。
少し懐かしいポップスで、前向きになれる。
岩手に先日行った際に読んだ地元紙「岩手日報」で知ったことが縁。
売店には「河北新報」もあったし、さらに別の地元紙もあった。
そこで選んだのがその新聞で、目に入ったのがその記事。
雑誌のことと重ねて想いながら、
電話をかけて、ネット通販で注文。
復興商店 かけあし
http://www.kakeashinokai.fhd.jp/myshop/
読書、観光、音楽・・・。
文化の秋。
週末の空はすっきりしないけれど。
週明け、CDが届くはず。
雨模様の週末、
「週が明ける」という表現も、また深いと感じる秋がいま。
***
◇復興ソング、カラオケ全国配信 宮古の市民団体制作(2011/10/29岩手日報)
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20111029_12
宮古市の被災者支援市民団体かけあしの会(菅原則夫代表)が制作した復興応援ソング「明日への虹…」が話題を呼んでいる。震災から立ち上がる姿を描いた歌詞とポップス調の曲が調和。今月上旬のお披露目以降、地元のみやこ災害FMにリクエストが寄せられるだけでなく、楽譜を取り寄せる学校も。大手通信カラオケの全国配信も内定し、予想以上の反響に関係者も驚く。
菅原代表が音楽好きの三陸鉄道臨時社員佐々木一光さん(43)に作詞を依頼。メーンボーカルは同市の実力派民謡歌手小田代直子さん(25)、バックコーラス「未来の子どもたち」は市内の小学生らが担当した。浸水地域の同市末広町のスタジオで録音。CD包装は仮設住宅の人たちの内職だ。
自宅半壊で、避難所生活をしながら慰問活動に歩いた小田代さんは「みんなで頑張っていこうという気持ちが一枚に詰まっている」と瞳を輝かせる。
CDは1枚千円で県内生協全店で販売しており、同会の復興プロジェクトとして益金全額を被災者支援に充てる。
***
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