「壁は高ければ高いほどいい」 あきらめない2人の関係
今日発売の週刊誌「AERA」(11月21日号 No.52)で、
2人のスポーツ選手の意外な関係を知った。
女子サッカーを牽引してきた澤穂希選手と、
女子バレーの小さなセッター竹下佳江選手。
澤選手は今年注目されたけれど、竹下選手も、
99年から日本代表の中心。
その159センチの体をいっぱいに、日本の展開の速い攻撃へつなぐトス回しは世界一の技術。
北九州市出身の彼女は私と同郷でもあり、親近感もあり、
私のブログでも何度かふれてきた。
「小さなセッターに勇気づけられて(2010/8/7)」
http://tamy.way-nifty.com/tamy/2010/08/post-6b7e.html
男子が当たり前のサッカーでの女子。
身長が鍵とされるバレーでの低身長。
あきらめないことを貫いてきた2人。
企業の冬の時代も身をもって味わってきた。
その二人が友人関係にあるという。
発せられる言葉も、共通するものがある。
(パスミスの失点に)「彼女の責任ではない。それまでの展開で私も含め多くの仲間がミスをしている。それがたまたま彼女のミスという形で表れただけ」(澤穂希) 「誰かが、自分のミスと責任を背負い込んでいる時点でダメ。一人のミスはみんなのミス」(竹下佳江)
などのほかにも。
スポーツ界の裏も表も知り、代表チームを支えてきた二人の姿勢、言葉、関係に、
違う分野に生きる私たちの参考になるものもあるのではないかと、繰り返し読み返す。
「壁は高ければ高いほどいい」ということも共通の言葉だという。
21日に発売される澤選手の著書『夢をかなえる。 思いを実現させるための64のアプローチ』(徳間書店)が早く読みたくなってきた。
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