被災者が被災者を救ったことを漫画が教えてくれました~福祉の仕事、その担い手に感謝する日を前に~
11月22日、「週刊少年サンデー」http://websunday.net/konsyu/に「ちいさいひと 青葉児童相談所物語 震災特別編」の2回目(5週連載)が掲載されています。
私のブログの読者のみなさんには、福祉に関係する人が多い傾向にあると思っています。
ぜひ、読んでほしいです。
18日には昨年掲載されたものが単行本(440円)にもhttp://sokuyomi.jp/product/tiisaihito_002/CO/1/(PCかアンドロイドで試し読み58ページ分無料)なりました。
週刊少年サンデーは260円。
私は滅多に漫画を読みません。
成人して手にしたのは、
ここで紹介してきた「夕凪の街 桜の国」(コミック、後に映画化)などごくわずかです。
今日発売された号では、石巻の児童相談所の職員が「その時」を迎えます。
そこで何が起きたのか。
当時のことや震災について語ることを避けたいという人も多いと言います。
そんななかで、丁寧な取材を重ねたジャーナリスト小宮純一さん(保育関係者に読まれている『ちいさいなかま』に震災ルポを連載中)の努力とルポが作品を支えています。
11月23日は、勤労感謝の日。
私は直接の被災者ではありませんが、
あの日以降、働くって? 福祉って?
ずっと悩み、考えてきています。
今週号は、特に福祉に働くことの意味を問いかけてくる内容で、特に胸に響きました。
福祉に働くみなさんに感謝し、勤労感謝の日を迎えたいのです。
もっと福祉労働とその担い手が注目され、そしてその条件が少しでもよくなるように前へ進みたいから。
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