夢や目標を「まず口にしてみる」
なでしこジャパンの澤穂希さんの著書がこの数日で2冊出版された。
2冊とも手にしたが、私にとって参考にすべき視点が多い。
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◇澤穂希:今度は「ビジネス書」 W杯Vへの成功の秘密明かした
(2011/11/17スポーツニッポン)
http://mainichi.jp/enta/sports/soccer/news/20111117spn00m050014000c.html
なでしこジャパンの主将、澤穂希(33=INAC神戸)が著書「負けない自分になるための32のリーダーの習慣」を18日に幻冬舎から発売する。
今夏のW杯優勝後初の著書で、いかにしてチームをまとめ、世界一をつかんだのかを「32項目」の独自の習慣を通して紹介。自伝ではなく自己啓発書になっており、全国の書店でも成功への秘けつが書かれた「ビジネス書」として扱う意向だ。
世界中が「アジアの奇跡」と驚いたW杯初優勝から4カ月。その間にロンドン五輪出場も決めた中、澤が数々の激闘の秘話を通し、初めてリーダー論を明かした。
同じサッカー日本代表の主将、長谷部誠(27)が書いたベストセラー「心を整える。」と同様、自己啓発書に仕上がっているのが特徴。これまでにぶつかった試練や、出会った人々から学んだ“ほまれ流”のメンタル術を指南している。
W杯準々決勝のドイツ戦前日。知り合いの記者に「あす、勝つ気がする」と打ち明けた。準決勝スウェーデン戦前日には「メダルが取れる気がする」と言い、決勝戦前日には「アメリカに負ける気がしない」と言い放った。
この一連の発言を「言葉には魂がある。だからこそ、それが力になるし同時に責任も生まれる」と説明。言葉にすることで「自分の中でもイメージがしやすくなり、それを実現するために努力ができる。そしてそれが実現したときのことを思うと楽しくなる」と効能を挙げ、夢や目標をかなえたいなら「まず口にしてみる」と有言実行を勧めている。(スポニチ)
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いま私や私の仕事の関係先に必要なのは、伝える力と伝わる工夫だと思っている。
まず言葉にすること、それはその起点になる。
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