「橋下圧勝」に警鐘を鳴らす記者の目
この記者の目の指摘、危険性を感じる点はまったく同感だ。
考えというよりムードで動く民意。
どんな政策、候補者であっても、魅力的な政策を訴えるが、その政策には課題もあると認めるべきではないか。
バラ色の政策なんてないし、現状がすべてダメというのもおかしい。
いまの何が問題で、どこをどう変えるのか。
その提示がされず、これまでの手法を崩すことで、政策よりも手法にあえて注目させた。
それが橋下現象だったように私はとらえているが。
記者の目:大阪ダブル選「橋下・維新」圧勝=林由紀子
(2011/12/9毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/opinion/eye/news/20111209k0000m070091000c.html
また、大好きな連載コラムも、2週続けての大阪編。こちらもぜひ。
切り口、そこからの展開、そして飽きないリズムがいい。
しあわせのトンボ:心配やねん、大阪が=近藤勝重
(2011/12/2毎日新聞東京夕刊)
http://mainichi.jp/select/opinion/kondo/news/20111202dde012070058000c.html
しあわせのトンボ:大阪の唯一無二性=近藤勝重
(2011/12/9毎日新聞東京夕刊)
http://mainichi.jp/select/opinion/kondo/news/20111209dde012070009000c.html
« いのちをつなぐチョコレート | トップページ | 忙しい師走、人にお願いするときに必ずうまくいく法則のご紹介 »
「政治」カテゴリの記事
- 若者が9条改憲に肯定的との先入観は誤り(2014.01.13)
- 政治に社会に組織に求められるプロセスの公開(2013.01.13)
- 子どもの権利を守るため、人にやさしい都政をつくる宇都宮けんじさんで~猪瀬さんでは保育施策は大・大・大ピンチ~(2012.11.28)
- 湯浅誠さん、都知事選に不出馬(2012.11.06)
- <声明>私たちは新しい都政に何を求めるか(2012.11.06)
コメント