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2011.12.03

温かい目で田んぼの価値を見つめなおす

田んぼには 生き物ばかり 価値アール

視点がおもしろく。

【私説・論説室から】田んぼの生物の価値
(2011/11/30東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2011113002000051.html

 田んぼに生息する生きものは、環境面では有益・有用であることは間違いないが、本当に経済的には価値がないのだろうか。

 福岡県糸島市に住む農業宇根豊さん(61)らは、二〇〇五年から〇七年にかけて同県内を調査し、あえてお金の価値に換算してみた。

 「トノサマガエルがペットショップで千円で売られていたので、一匹あたり千円と換算するのです。田んぼ十アール当たりトノサマガエルは二匹いるので、二千円となります」(宇根さん)

 オタマジャクシは一匹〇・一円だが、十アールに三万七千八百匹もいるので、三千七百八十円となる。逆にアオサギは一羽あたり二千円とみるが、田んぼには〇・〇一三羽しかいないので、評価額は二十六円となる。

 イトミミズやクモ、トンボ、メダカ、ホタル、タニシ…。一覧表には八十数種の生物が掲載されていたが、高額なのがカブトエビの八千四百円、青紋イトトンボの四千八百円、沼ガエルの四千三百円などだ。

 田んぼの生きものがそのまま売買されるわけではないが、学術会議は水田の洪水防止機能を約七万七千円、水源涵養(かんよう)機能を約三万三千円、土砂崩壊防止を約一万円などと換算し、十アールの多面的機能を約十七万九千円とはじき出している。

 生物の経済価値も引けを取らない。宇根さんらの計算では計約九万六千円となった。人間とともに生存する多様な生物にも温かい目を持ちたい。 (桐山桂一)

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