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2012年2月の記事

2012.02.29

韓国での保育園休園報道をめぐって

ここ数日、韓国の保育事情が気になってきた。

2つのニュースにふれて。

***
◇民間保育園が集団休園へ、共働き夫婦に大打撃
(朝鮮日報2012/2/27)

 「金曜日(24日)に子どもたちを連れて帰るときまで何も聞いていなかった。保育園が27日から集団で休園することが突然発表され、とても戸惑っている。子どもと保護者のことは眼中にないようだ」

 4歳と6歳の子どもを民間保育園に預けている会社員の母親(35)=ソウル市城東区杏堂洞=は、困った様子でこう話した。保育園が休園すれば、京畿道竜仁市にいる兄の家に子どもを預けざるを得ないという。

 オリニチブ(保育園)総連合会の民間分科委員会が韓国政府に保育料の値上げ、保育士の待遇改善、特別活動費の規制緩和などを求め、27日から3月2日まで集団休園すると予告したことから、子どもを保育園に預ける共働き夫婦は気をもんでいる。全国の民間保育園は1万4000カ所に達し、園児数は計75万人に上る。

 ポータルサイト・ネイバーの育児コミュニティー「マムズホリック・ベイビー」に加入するある母親も「共働きはただでさえ大変なのに、保育園までが休園するとは、まさに青天のへきれきだ。働く母親は休暇も思うように取れないのに、本当に休園してしまったらどうすればいいのか」と焦燥感を募らせた。

 政府は保育園の集団休園を最大限防ごうと腐心している。保健福祉部(省に相当)は、民間保育園全体の30-40%に当たる5000カ所ほどが今回の集団休園に加わると見込んでいる。

 同部によると、大田市、光州市、忠清北道、忠清南道、全羅北道、全羅南道の6市・道の保育園は集団休園に参加しないことを決め、ソウル市や京畿道、仁川市など残りの市・道の保育園も、休園する場合は当直の保育士を置くなどの臨時措置を取る方針だという。

 保健福祉部の関係者は「保育料値上げや保育士の待遇改善については、すでに段階的な引き上げ・改善計画を発表している。(保育料値上げなどを要求する集団休園の発表は)27日に実施される総連合会の民間分科委員長の選挙をにらんだものだ、という話もある」と語った。「民間保育園の集団休園は、保護者と子どもを人質に集団行動をしているようなもので、非常に遺憾だ」としている。

 こうした保健福祉部の説明に、民間保育園は反発を見せている。保育園側は「政府が無償保育の拡大に伴う予算負担から、保育料と保育士賃金を凍結し、良質な保育を提供するための特別活動費などの引き上げも禁じたため、経営が非常に厳しくなっている。保健福祉部が規制や処罰を乱発して保育の現場を荒廃させ、園長たちのプライドを踏みにじっている」と訴えている。

***
◇集団休園の民間保育園、きょうから正常運営へ
(朝鮮日報2012/2/29)
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/02/29/2012022900871.html
 韓国オリニチブ(保育園)総連合会の民間オリニチブ分科委員会が、保育園の集団休園突入から2日目にして休園を撤回し、27日から続いていた民間保育園の集団休園の事態が一段落した。パク・チョンヨン委員長は28日「保護者に心配をかけたことをおわびする。集団休園を中断し、29日から保育園を正常運営する」と説明した。

 民間分科委員会の関係者は同日午前に保健福祉部(省に相当)のソン・ゴンイク次官と会い、委員会の要求事項を議論する協議体を3月中に構成することで合意した。委員会が求める保育料の値上げ、保育士の待遇改善案などが話し合われる見通しだ。

 保健福祉部関係者は「今回の事態の背景はともかく、乳幼児を育てる保護者に心配を掛けて申し訳ない。保護者と十分協議せず、27-28日に無断で休園した保育園には責任を問うつもりだ」と語った。

 保育園ではこの時期、新学期から幼稚園に転園する子どものために春休みを設けるケースがあるものの、共働き夫婦の乳幼児を預かるため、2月末も運営は続けている。

***

一方で、下の記事は、別の面からこの状況をとらえている。

一面だけではわからない。

◇韓国:「保育園の全面休業は院長の私腹を肥やす」...保育の公共性に逆行
(レイバーネット)
http://www.labornetjp.org/worldnews/korea/issue/edu/1330512052405Staff

2012.02.25

保育をめぐる報道をいくつか

保育の現場や制度をめぐる動き。

気になった最近の報道です。

◇年間14人死亡…なぜ止まぬ保育事故(2012/2/24産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120224/stm12022410550000-n1.htm
全国で昨年1年間に14人の子供が保育中に死亡するなど、保育事故は後を絶たない。専門家は「背景には保育士の劣悪な労働環境などがある」と指摘する・・・

◇“ダメ菅”側近もダメだった!役場職員に党行事手伝わせる
(夕刊フジ zakzak 2012/2/24)
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120224/plt1202241131002-n1.htm

◇保育園に入りたい!(連載 朝日新聞大阪本社版 全5回 2月19日~)
http://mytown.asahi.com/osaka/newslist.php?d_id=2800044

2012.02.23

子どもと保育が消えてゆく!?

「子ども・子育て新システム」をご存知でしょうか。

いま検討されているこのシステムは、今までの保育制度と大きく変わります。

自分で探して園と保護者が契約する。

保育をどのくらい受けられるかは、自治体が長時間か短時間かの認定を行う。

保育料は所得に応じた応能負担を基本にしつつ、オプション(英会話など)費用の設定OK。

保育園の収入も、こども園給付が原則に。

保育料は保育園が集める。

株式会社等の参入をすすめていく。

自治体は園のあっせんは行うけれど、基本的には保護者の責任に。

幼稚園と保育所を統合させる「総合こども園」にまとめていきたいけれど、

幼稚園のそのままの存続はありで、総合こども園も0~2歳児の預かりは義務付けなし。

この制度を2013年度からスタート、2015年に本格的に。

財源は1兆円。うち7000億円は消費税の増税分から。

保育関係者の間では、不安や反対の声があがっています。

今月、このシステムに警鐘を鳴らすブックレットが刊行されました。

著者は保育園に子どもを預けている弁護士です。

『子どもと保育が消えてゆく「子ども・子育て新システム」と保育破壊』
かもがわブックレット 188(著:川口創 かもがわ出版)600円+税
http://www.kamogawa.co.jp/kensaku/syoseki/ka/0527.html
※リンク先から購入でき、コンビニでの支払いもできますよ

2月24日からはamazonにも、書店にも2月下旬からならぶはずです。

読みましたが、障がい者福祉、介護保険、貧困問題にもふれながら、この新システムを斬り、

保育園の役割の大きさをあらためて見つめ直し、今後の子どもたちの育ち、社会を考えていこうという短いブックレットです。

ぜひ、お手に取って、お読みください。一人でも多くの保育関係者に読まれることを心から期待して。

2012.02.20

桜にむかって、滅多にしないコンサート告知

今日、桜前線の予報が発表をされましたね。

このブログで特定のイベント、しかも私自身が都合で参加できないもの、しかもコンサートを宣伝することはあまりないのですが、

ぜひお知らせしたくて。

河口恭吾オフィシャルサイト
http://miraclebus.com/kyogo/index.php

あけぼの福祉会
http://www.akebono.fuchu.tokyo.jp/top.htm

***
コンサート:河口恭吾さんを招き、府中で来月10日 あけぼの福祉会、障害者施設建設費に /東京
(2012/2/20毎日新聞都内版)
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20120220ddlk13040124000c.html

 府中市の社会福祉法人「あけぼの福祉会」後援会は3月10日、府中の森芸術劇場どりーむホール(同市浅間町1)で、歌手の河口恭吾さんを招いてコンサートを開く。収益の一部を身体・知的障害者向け福祉施設の建設費に充てる予定で、後援会の担当者は「たくさんの人に来てもらえれば」とPRしている。

 同福祉会は79年、市内に小規模作業所「府中共同作業所」を開所。その後、身体障害者の小規模通所授産施設「こむぎ工房」など3施設を市内に開設し、約120人の障害者を受け入れてきた。

 ところが年々、利用者が増加。施設が手狭になってきたため、福祉会は市内に新しい施設を造り、さらに多くを受け入れることにした。担当者は「12年度中の開設を目標にしている」と話す。

 河口さんは「桜」で日本レコード大賞金賞・作曲賞を受賞し、04年のNHK紅白歌合戦にも出場した。

 コンサートは午後3時半開場、同4時半開演(全席自由)。前売り券は一般4000円(当日4500円)▽65歳以上の高齢者、障害者、小学生以下の児童3500円(当日4000円)。問い合わせは同後援会(042・367・0640)へ。【
***

2012.02.19

新システムくん誕生~!

「社会保障と税の一体改革」の柱のひとつ、新たな施策「子ども・子育て新システム」が3月にも法案化されようとしていますが、ツイッター上に、「新システムくん」が誕生しました。

内閣府の非公式アカウントだそうです。

ツイッターをやってる方も、そうでない方も、かわいがってください。

新システムくん(内閣府非公式アカウント)
https://twitter.com/#!/shinsystemkun

くるり「石巻復興節」

映画「奇跡」を観て、同名の主題歌が少し好きになって。

【動画】くるり / 奇跡 【MUSIC VIDEO SHORT.Ver】
http://youtu.be/ivbDtyfrc_w
*フルではなく、ショートの動画

人にすすめられてアルバムを買って。

それから半年が立つでしょうか。

くるり「石巻復興節」3月12日(月)チャリティーCDとして発売
http://www.quruli.net/ishinomaki/

間に入ったのは、石川さゆりさん。

歌の力って、素晴らしい。そこに至る過程も。

そう感じるニュースと特設ページでした。

2012.02.18

お金で買えるもの買えないもの

注目の番組です。

***

NHKマイケル・サンデル 究極の選択
「お金で買えるもの買えないもの」
2月18日(土)午後9時~10時13分
http://www.nhk.or.jp/hakunetsu/harvard.html

「世の中にはお金で買えないものがある」。私たちはこれまでそう考えてきた。しかし、今やお金さえ出せば、ほとんどすべてのものが手に入る時代を迎えている。たとえば、インド人女性による妊娠代行サービス。7千ドル払えば、子宮を貸してくれ、依頼人夫婦の子供を産んでくれる。毎年数百組の夫婦が先進国からインドを訪れている。教育の世界にもお金というものさしが導入され始めている。アメリカでは、よい成績を取った子供、そして先生には、賞金を与えるという試みが実験的に始まっている。またアメリカでは、消防隊も民営化され始めた。その挙げ句、家が火事になっても会員ではないからという理由で消火されず、放置されたまま家と財産を失うという事態も起こっている。
命、教育、公共サービスなど、お金という価値観が、これまで不可侵だった領域にまで次第に入り込んでいる。私たちは、どこかで市場主義の立ち入り禁止の一線を設けるべきなのだろうか。ハーバード大学マイケル・サンデル教授が、各界の著名人、そして日米中の若き知性と議論していく。

出演 ハーバード大学 マイケル・サンデル教授
ゲスト 猪瀬直樹 古田敦也 髙田明 斉藤慶子 SHELLY

2012.02.16

卒園、卒業シーズンにやさしい歌

厳しい寒波。

寒さが強まっていますが、最後の寒波でしょうか。

乗り越えたら、

まもなく卒園・卒業のとき。

ルンヒャンという歌手が「さくらびより」という歌で、メジャーデビューすることになったそうで。

友人の子どもの卒園に、歌を贈り、それがユーチューブにアップされ反響が広がり、音楽会社に子育てしながら働く女性社員がみつけて・・・。

やさしい歌です。公式PVで聴くことができます。

ルンヒャン
http://rung-hyang.jp/

YouTube再生回数6万回超'大人のための子供うた'急遽メジャーリリース
‎http://news.mynavi.jp/c_cobs/news/etb2012/02/youtube6.html

【公式PV】ルンヒャン - さくらびより
http://youtu.be/RtpOgmrGAt8

2012.02.12

チョコレートの涙

今年に入って、またチョコレートの特売価格が下がったように感じる。

板チョコが80円を切ることもある。

コンビニでも値下げキャンペーンが。

あるメーカーは1つ買うと1円が児童労働を改善するとりくみに回るしくみになってはいるが、全体としては「甘すぎる」というのが私のとらえ方。

韓国の新聞「東亜日報」(日本語版)がチョコレートについて書いている。

韓国でもバレンタインデーが上陸しているという。

コラムのタイトルは「チョコレートの涙」

東亜日報 チョコレートの涙 2012/2/9
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2012020993208

ヤマシタか?

沖縄県宜野湾市の市長選の投開票日を迎えた。

基地押しつけが改善されていないなか、政権交代のブレ、極めて下劣な官僚の蔑視発言、講話…。

明るく緩い沖縄気質の逆を行く流れ。

沖縄では全国紙はマイナーで、琉球新報と沖縄タイムスが圧倒的なシェアと影響力を持っている。

いずれにしても、今夜一定の結果が出る。

とても気になるなか、沖縄タイムスのコラムに、少しだけホッとさせられた。

***
[大弦小弦]沖縄出身の若い女性が東京の…
(2012/2/11沖縄タイムス)
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-02-11_29706/

 沖縄出身の若い女性が東京の高級飲食店に勤めたときの話。田舎者とばれないよう標準語を必死に覚え、接客もだいぶ慣れたころ。客「僕の水割り薄くね」、女性「じゃあ、トーって言ってくださいね」、客「トー?」

 ▼もういい、そこで止めて、を表す方言「トー」が出てしまったというオチだが、似た話はいくらでもある。宮古島出身者が電車内で隣の男性の足を踏んだ。「すいません、ヤマシタ(痛めた、病ませた)か?」と聞くと、男性は怪訝(けげん)そうに「鈴木ですけど…」

 ▼こうしたエピソードが笑い話の形で受け継がれていたのは、今思えば、県外で恥をかかないようにとの先輩の優しさであり、ウチナーンチュであることが、今ほど堂々と言えるような雰囲気でなかったことを物語る

 ▼昨年、世界のウチナーンチュ大会参加者を対象に行われたアンケートで、「ウチナーンチュとはどんな人か?」との質問に対し、「沖縄を好きな人」という答えが1番多かった(10日付文化面)

 ▼出生地や現在地、方言が分かるかよりも、沖縄を誇りに思い、貢献したいという気持ちがあれば、それはウチナーンチュであるという考え方だ

 ▼記事は反響を呼び「これなら僕もなれる」「全国にいっぱいいるな」とコメントが寄せられた。なんとも愛すべき沖縄のゆるさではないか。(平良秀明)

あきらめない-石巻工高・震災乗り越え甲子園へ

寒さ厳しい冬ですね。

あと1か月で震災から1年を迎えます。

徐々にあたたかくなっていくはずで。

今年の春のセンバツに21世紀枠で出場を決めた宮城県石巻工業高校。

歌手のクミコさんらは、出場にかかる費用を集めようとよびかけています。

私は先日、2月6日、仙台にいて、宮城で一番読まれている河北新報を手に。

石巻工業高校野球部の特集が組まれていました。

以下は2月6日~8日までの連載です。

あきらめない-石巻工高・震災乗り越え甲子園へ
(上)つなぐ思い/街の希望、市民に力 http://www.kahoku.co.jp/spe/spe184/rensai/20120206_01.htm
(中)悔しさばねに/先輩の姿、胸に努力http://www.kahoku.co.jp/spe/spe184/rensai/20120207_01.htm
(下)被災地枠と言わせない/白星で実力証明をhttp://www.kahoku.co.jp/spe/spe184/rensai/20120208_01.htm

2012.02.11

東日本大震災から11か月を迎えて

震災から1年までちょうど1か月を残す区切りを迎えました。

今日2月11日の毎日新聞には、作家のいとうせいこうさんや、内田樹さん

「私たちは原発のない日本をめざします」という全面意見広告が掲載されています。

脱原発宣言:中沢さん、内田さんらが毎日新聞に意見広告(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/today/news/20120211k0000m040138000c.html

また、私が昨年12月に少額ながら協力させていただいた、「復興市場」(必要な支援物資への資金がネットでよびかけられ、現地の商店などを通じて支援できるサイト)。

その支援が「見える」形に。

被災された方の避難先の山形県米沢の住宅に、給湯器が取り付けられ、あたたかい朝を迎えることができるようになったそうで。

米沢市万世地区避難宅に給湯器をお届けしました(復興市場ブログ)
http://blog.fukkoichiba.com/report/3165

関連→善意の給湯器届く 米沢の雇用促進住宅に100基(河北新報)http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1062/20120113_10.htm

復興市場
http://fukkoichiba.com/

それぞれの支援、それぞれの思い。

つないであと1か月。

2012.02.10

「子ども・子育て新システム」ラジオ特集が聴けます

2月8日(水)午後10時から放送されたTBSラジオ「Dig」
http://www.tbsradio.jp/dig/index.html

「子ども・子育て新システム」について、特集されました。

その模様がアップされ、試聴できます。(過去一週間分のみ)

http://www.tbsradio.jp/dig/index.xml

ご関心のある方はぜひお聞きください。

2012.02.07

保育関係のみなさんは、2月8日午後10時からTBSラジオ「Dig」を

2月8日(水)午後10時からのTBSラジオ「Dig」
http://www.tbsradio.jp/dig/index.html

『死を招いた保育』の著者でジャーナリストの猪熊弘子さんが10時半頃から登場するようです。子ども・子育て新システムの関連テーマ。

TBSラジオですが、パソコン環境なら、番組サイトやradiko(http://radiko.jp/)から全国で視聴可能です。

2012.02.06

思い出は流れない 写真救済プロジェクト

2つ前の記事で触れた、震災で流された写真を持ち主の元に返す作業。

私が仙台に滞在した2月6日、河北新報が気仙沼でその作業に奔走する30代の男性を大きく取り上げている。

偶然の一致。

気仙沼で100万枚の写真と向き合っているという男性、震災前はイチゴ農家。いちごハウスは全壊して…。

デジタル化された写真はパソコンに取り込まれ、似た写真から検索して探し出せるという。

「ふんばる 3・11大震災」100万枚「思い出」修復/
「気仙沼復興協会」写真救済班リーダー・高井晋次さん=気仙沼市
(河北新報2012/2/6)
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1070/20120206_01.htm

この「思い出は流れない 写真救済プロジェクト」、ブログhttp://ameblo.jp/kcberry/が更新されている。

被災地の子どもたちが奏で歌う「かぞえうた」

仙台に来ています。

ひとつ前のガレキのなかの写真についての記事は、仙台に来る前のものですが。

仙台のホテルは、復興需要で震災前よりも稼働率は上がっていて、飲食店街も中心地は景気がいいとのこと。

一方、宮城の地元紙・河北新報は2月5日付で「被災三権の沿岸部 雇用、ミスマッチ深刻」http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1071/20120205_01.htmを一面に、関連して「女性苦戦 募る焦り」とも伝えています。

そんななか、子どもたちの合奏ライブのニュースに出合いました。

【録画動画】「ありがとうの大合奏ライブ」(2月5日 東松島市石巻西高校)
http://www.ustream.tv/channel/kizuna-project1
東松島・女川・石巻の小中高生500人による、「かぞえうた」「故郷」「ありがとう」の3曲ライブ。
宮城の地元テレビなどで報道されました。

お聴きください。

◇「ありがとう」世界に向け 石巻の小中高生ら500人合唱(河北新報2012/2/6)
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/02/20120206t15002.htm

2012.02.05

がれきの中から集めた写真を持ち主へ

東日本大震災から来月で1年。

がれきの中から写真を拾い、一枚一枚を元に近い状態への作業をするボランティアもいた。

その持ち主を探し、返却するまでが進んでいないという。

私はその困難さを想像していなかった。

石巻市では70万枚以上を保管。数か所での写真展示を終えたそうだ。

個人情報保護の関係から、インターネットで公開できない。

個人情報保護法ができたのは平成15年、本格施行がその2年後。

以降、本人と明らかに特定できる形でのネット公開は、本人の同意なしにできないというのがガイドラインになっている。

善意でも、破れば法にふれてしまう。

それが今回の場合も、やむを得ない形で適用される。

宮城県山元町では、インターネットでもアナログでもなく、顔認識技術を利用した検索システムにより、端末に顔画像を取り込めば、似た写真が選び出されるしくみを整備したそうだ(日経ネット2月1日報道)。

ただ、他の自治体ではアナログな作業を続けるしかないという声も。

想い出のアルバム、写真という形、技術が進歩する一方での壁と求められる地道な作業。

別れと出会いの春。写真のやりとりも進む季節。

複雑な思いにかられる。

2012.02.04

学び合い支え合う教室 輝け二十八の瞳

わからなくても、聞かない。

人は人。

それは学び合いにも、支え合いにもならない。

今度のETV特集に、興味がわいている。

下記のお知らせしか情報を持っていないけれど、「わからないこと」が大事で、自分で決めるという前に、それをみんなで考えあうこと。

さまざまな考え、視点、気づきがあってこその判断。

大人になると、忘れてしまう人も少なくない。

自戒をこめつつ、観てみたい。

***
2012年2月5日(日) 夜10時
Eテレ ETV特集「輝け二十八の瞳」
~学び合い 支えあう教室~
http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2012/0205.html

子どもたちが、生き生きと学ぶ小さな教室がある。
山梨県の身延町立大河内小学校3年生、14人のクラス。
担任の古屋和久先生は、一方的に教えるのではなく、子どもたちに疑問を投げかけ、お互いに考えさせる。
子どもたちは、わからないことがあれば、必ず友だちに聞く。
聞かれた子は、自分なりの考えを一生懸命に説明する。
ここは、子どもたちがお互いに「学び合う教室」だ。
今、教育現場では、子どもたちの「考える力」や「コミュニケーションの力」の低下が大きな課題になっている。
一方、大人の社会でも、個人と個人のつながりが分断され、他者への無関心が様々な社会問題を生んでいる。
古屋先生は、思考力や自我が芽生える時期にこそ、お互いの考えをやりとりする「学び合い」が大切だと考えている。
そんな「学び合い」の出発点は「わからない」と問うこと。
しかし、従来の一般的な「一斉授業」では正解を求められるのが常識のため、子どもにとって「わからない」をさらけ出すのは難しい。
子どもたちは葛藤を経験しながら、お互いの「わからないこと」を認め合い、高め合っていく。
子どもの持つ力を信じ、時に厳しく、時に暖かく、彼らを見守る古屋先生と、お互いの個性を認め、支え合って成長していく子どもたちの、「学び合う教室」を見つめる。
スタジオゲスト: 佐藤学(東京大学教授) 重松清(作家)

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