職場を襲う、新型うつ・・・
4月29日に放送された、
NHKスペシャル 職場を襲う "新型うつ"
ご覧になりましたか。
若者を中心にして増加しているという「新型うつ」。
仕事以外は生活に支障もない症状。
92年以降の新教育観、違う価値観を受け入れにくい世相、企業の余裕のなさなど、いくつかの指摘がされていました。
製造業などが減り、コミュニケーションを必要とする仕事が増えていることも一因にあげられていました。
私は、「わかってくれる人」「わかってくれない人」のレッテルの二極化を、個人が、上司が、会社が、社会が、しすぎていると感じました。
「わかってくれる人」なんてそういないし、逆に「わかってくれない人」もいない。
世の中は複雑で、うまくいかないこともうまくいくこともある。
「わかりやすさ」が重宝され過ぎているように思います。
また、「ほめて育てる」上司が重宝される情報が流れる一方で、注意をしただけで、あの人はほめて育てないとレッテルをはる傾向も。
ほどほどに生きられない世の中だなぁと。
ネット上ではさまざまな感想が飛び交っていました。
再放送は連休明けに。個人に責任を押し付けて終わった、などの感想もありましたが。
ご覧ください。
5月10日(木)午前0時50分~1時39分(9日深夜)
【再放送】NHKスペシャル 職場を襲う "新型うつ"
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2012/0429/index.html
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