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2012.06.18

最後の夏 壁を乗り越えて 大きな一歩へ

最後の夏、大きな一歩を踏み出す球児がいる。

すでに開幕した沖縄大会。

練習を重ねて、つかんだ夏。

壁を乗り越えて。

3人いるキャプテンの一人。

続報によれば、彼の初戦は23日だという。

甲子園に行くチーム、選手だけでなく、一人ひとりに物語があって。

私は、彼とそのチームに注目したい。

***
◇特支校の照屋君、中部農高野球部で県大会へ
(沖縄タイムス2012/5/25)
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-05-25_34170/
 日本高等学校野球連盟は24日、沖縄高等特別支援学校3年の照屋陽(よう)君(17)=うるま市=の全国高校野球選手権沖縄大会(6月)への出場を認めた。照屋君は沖縄特支の中部農林高校分教室に在籍、中部農林高の野球部員として出場する。分教室の生徒が、同大会に出場するのは全国で初。沖縄特支は日本高野連に加盟していないため、同高野連は今回のケースを「特例」と位置付け、今後も同様のケースで要望があれば条件次第で許可するという。全国の特別支援学校の大きな一歩になりそうだ。

 沖縄高等特支には野球部がなく、照屋君は1年から中部農林高の野球部で練習してきた。実力もあり、キャプテンの一人としてチームをまとめてきたが公式戦への出場資格がなく、両校の校長や県高野連などが、日本高野連に要請を続けていた。

 日本高野連によると、特支校に籍を置き、他校から地方大会に出場した事例は1、2件あるが、分教室の制度が始まって以降は初めてのケース。

 たとえ分教室の生徒が試合への出場を望んでも、分教室を受け入れる学校側が、試合などでけがする場合などを懸念して難色を示し、出場が認められないケースも多々あるという。

 日本高野連は今回「在籍校と受け入れ先の学校長、野球部監督の強い要望や、安全性などが確認でき、必要な条件が整った」と判断。竹中雅彦参事は「中部農林で部活に参加してきた実績を重視した。照屋君の周囲の理解があり、特例という形で承認できた」とした。

 県高野連の志良堂芳男会長は「両校の校長の熱意が伝わった。照屋君自身も3年間頑張り、全国の特別支援学校の生徒に、頑張れば大会に出られると、夢と希望を与えてくれた」と喜んだ。県大会は6月5日に抽選会、16日開幕。

***

◇最後の夏 初の公式戦 特支校・照屋君
(2012/5/25沖縄タイムス)
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-05-25_34187/

「初の公式戦。みんなと楽しんで、勝てたらいい」―。高校最後の夏、同じグラウンドで一緒に汗を流す仲間と共に甲子園を目指すチャンスを得た、沖縄高等特別支援学校3年の照屋陽君(17)は24日、日本高野連からの出場許可の知らせに、うれしそうな笑み。「陽がいれば、戦力も上がる。一緒に出られてよかった」と喜ぶチームメートに胴上げで祝福され「もっと練習を頑張って、一つでも勝ちたい」と意欲を見せた。(儀間多美子)

 軽度の知的障がいがある照屋君は、沖縄高等特支の中部農林高校分教室1期生。小学3年まで野球、中学校はテニス部に所属、高校入学後は野球部で仲間と汗を流してきた。

 走攻守に力があり、体格にも恵まれた。センターを守り、3人のキャプテンの1人としてチームをまとめる存在だ。だが沖縄高等特支は日本高野連に加盟しておらず、1、2年の県大会はベンチにも入れずにスタンドで声援を送ってきた。

 中農高野球部の具志堅興律監督は「まじめで力もあり、後輩指導にも熱心。いい球を投げ、打撃力もある。だが正式な選手ではないのでエースナンバーも付けられなかった」と振り返る。

 それでも腐ることなく練習を続ける姿に、中農高や沖縄高等特支、県高野連の関係者は再三、日本高野連に要請。当初は「中農に転学を」と許可を拒んでいた同連盟も県内の支援体制や関係者の熱意を重視し、出場を認めた。

 「毎日一緒に練習しても自分だけ出場できず悔しかった」と明かした照屋君は前日、分教室で担任の稲福京子教諭に「多分、無理だと思う。せめて抽選会には出たい」と話していたという。今回、参加が認められたことを仲間に報告、「初の公式戦、みんなと一緒に最後を楽しもう!」と呼び掛け、拍手を浴びた。

 父親の照屋守長さん(64)は「悔しかったろうが愚痴も言わず、よく頑張った。尽力してくれた皆さんのおかげ。本当にありがたい」と感謝。中農高の具志堅三男校長、沖縄高等特支の與那覇広次校長は「今回のケースが全国に良い影響を与えると思う。照屋君は堂々と胸を張って、参加してほしい」とエールを送った。

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