未来へのアクション File4 脱!月給1万3千円
単純に素晴らしいと言える番組になるかどうか。
「働くこと」「仕事」とは?
それでも注目しています。
***以下、番組ホームページより***
Eテレ 7月30日(月)午後8時~8時29分
NHK「ハートネットTV」
未来へのアクション File4 脱!月給1万3千円
http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/calendar/2012-07/30.html
全国にある障害者の就労支援事業所は、5千か所を超えます。そこで働く障害者のおよそ9割の人が受け取っている賃金は、月におよそ1万3千円。賃金水準の低さは、長年、社会問題として指摘されていて、国も工賃の倍増計画を打ち出しているものの、なかなか改善しないのが現状です。
こうした現状を変えようと取り組みを続けるNPO法人「ワークスみらい高知」。代表の竹村利道さんは、かつて社会福祉協議会で働く中で、単純な作業を繰り返し低い工賃しか受け取れない障害者の人たちが、生きる気力すらも失っていくのを目の当たりにしてきました。「障害者の働く環境を変えたい」と40歳で退職した竹村さんは、手作りパンを売る店を立ち上げ、障害のある人たちを雇用。しかし経営は2年で破綻。最大の原因は、ビジネスに対する意識の甘さだったといいます。「このパンは障害のある人が心を込めて作りました」という、いわば障害を売りにしたビジネスでは、一部の人たちにしか買ってもらえない・・・。そう気づいた竹村さんは、再起をかけて、福祉事業所を運営するNPO法人を設立。新たに掲げた方針は「障害を売りや言い訳にしない」こと、そして「徹底した品質とサービスの追求」でした。
取り組みの結果、地元の人たちの支持を集め、100人以上の雇用を創出。月10万円近い賃金を支払うまでになりました。さらに今では、竹村さんの事業所から一般企業へと就職を果たす人たちが出てきています。番組では竹村さんの取り組みを紹介し、これからの就労支援のあり方を考えていきます。
今回のシリーズは、コメンテーターである津田大介さんの母校・早稲田大学で公開収録。
会場に集まった学生や社会人の皆さんとの真剣な語り合いも見どころです!
ゲストは、元プロボクサーの内藤大助さん。
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