読書、運動、文化の秋に
いつもより、1日早い秋分の日もすぎ、
秋へ。
読書の秋、
気になる本、読んだ本などを紹介していこうかな。
宮城で全国紙を大きく抑えて、圧倒的なシェアを誇る河北新報のコラムが読書、書店の大切さを語っています。
***
河北春秋(河北新報2012/9/17)
http://www.kahoku.co.jp/column/syunju/20120917_01.htm
東日本大震災が起き、日常生活が一時断ち切られた。書店へ出掛け、本を買うのもその一つ。岩手、宮城、福島3県の書店の約9割、391店が被災した▼沿岸部では店が津波で流失したり、浸水したりした。家族経営か、従業員数人の店が多い。廃業する店も少なくない中、懸命に立ち上がる書店主らを作家稲泉連さんが著書『復興の書店』で記録した
▼岩手県山田町にある50平方メートルほどの小規模書店。店舗は流され、店主らは避難所生活をしながら軽自動車で震災前に頼まれた本や定期購読の雑誌を配った▼テントの仮設商店街を経て、ことし6月、プレハブの仮設店舗に。母親と店を経営する大手恵美子さんは「町に残って何ができるかといったら、本しかないと思った」と振り返る
▼「食料すらままならない時に本を買う人がいるのか」。書店主の不安は杞憂(きゆう)だった。昨年3月末に再開したヤマト屋書店あけぼの店(石巻市)の津田昌彦店長の言葉が印象深い。「人はパンのみにて生きるにあらず、を実感した」▼大型店の出店やネット販売の増加など、中小書店を取り巻く環境は厳しい。ただ、震災という困難に直面して、本屋さんは仕事に誇りを、地域の人々は書店があることのありがたさを再確認したのだと思う。
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