若者の仕事時間もつきあいも減る
仕事時間も、顔をあわせたコミュニケーションも減っている。
親・家族以外とのつきあいが浅いまま、社会に出て、ゆとりも保障もない職場に出されて。
内的にも外的にも職場での経験が重ねていけない要因は深刻だ。
仕事が続かない若者が増えているとも聞く。
ミスを指摘されたら、その注意した側のせいにする傾向もあるという。
経験・体験の少なさがそうさせるとの指摘もある。
社会の入口から非正規。
若いときの失敗がコミュニケーションでも、仕事でも許されにくくなっている。
さまざまな角度から考え合うべき調査結果ではないだろうか。
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◇若者の仕事時間30分減る…非正規増でしわ寄せ
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121009-OYT1T00181.htm?from=ylist
2011年における日本人の若年層(15~24歳)の1日当たりの仕事時間は06年と比べて30分以上も短くなったことが、総務省がこのほどまとめた社会生活基本調査結果でわかった。
15~19歳が33分、20~24歳が32分減少となった。景気低迷や非正規職員の増加が時間減少の背景にあるとみられる。
また若年層では、知人との交際・付き合いにあてる時間についても、20~24歳が10年前より16分減となった。
総務省は「就職難で非正規職員が増えるなど、若者へのしわ寄せが時間に表れた。若者はメールの多用など通信手段の多様化で、顔をつき合わせる機会が少なくなっている」と分析している。
(2012年10月9日09時29分 読売新聞)
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平成23年社会生活基本調査 調査の結果
http://www.stat.go.jp/data/shakai/2011/gaiyou.htm#a02
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