2012年の最後に
学生時代、年末年始は働いてたなぁと。
この時期になると思い返します。
お寺の清掃、宅配便の仕分け、年賀状のプリントチェック、新聞配達。
もう20年近くも前の話です。
12月下旬から、さまざまなお店で「実習中」のアルバイトが増えています。
覚えるだけで精いっぱいな日々なのに、多くの人は休みだという孤独感。
寒いし、つらいし、「なんで働いとるんやろ」と、つらく感じたこともありました。
近くのコンビニでは50代と思われる男性も「実習中」の名札をつけてがんばってます。
年末年始の休みが短いサービス業が当たり前という状況のなか、支えてくれているのはそんながんばる人たちです。
慣れずに失敗が多い中でも、「ありがとう」の気持ちを伝えたいですね。
みなさんにとって、今年はどんな一年だったでしょうか。
私は、ツイッターを本格的にやっていることもあり、また2012年1月初旬から新たなチャレンジを始めたこともあって、ブログの更新をサボってしまうことも増えました。
引き続き大切にしていきたいのは、物事の現象だけをみるのではなく、背景に迫っていくこと。
社会事件も、身近な人間関係も。
1月に実施されるマクドナルドhttp://www.mcdonalds.co.jp/の60秒サービス(会計後60秒以内に商品が提供できなければ、バーガー類の無料サービス券がもらえる)が象徴的なように、待てないニーズが待たせないことを生み、さらに待てないことを生んでいるように思います。
ゆとりがないなかで、ゆっくり思考を重ねることではなく、とにかく「決める」ことが優先され、結果として誤った判断をしていないでしょうか。
「大切なことは目にはみえない」といいます。
人との関係も、伝え合いすら成立せず、間接的に伝えたはずのことが伝言ゲームにすらなっていないこともあります。
この2年、本を買う機会が増えました。意識的にそうしています。
来年は、私の社会に対する問題意識を、仕事でもこのブログでも、伝えていけたらと。
2012年、読んでいただいたことに感謝します。
怒ったり、悲しんだりすることも大切ですが、
来年がもっともっと笑いあえる、喜びあえる1年になりますように。
みなさん、よいお年を。
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