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2013年1月の記事

2013.01.29

テレビはなぜおかしくなったのか

TBS「報道特集」の金平茂紀キャスターが、なぜ官邸前の脱原発デモがメディアで報じられなかったのかを、

NNNドキュメントなどの番組制作にかかわり、「ネットカフェ難民」の名付け親としても知られ、80年代から生活保護問題を追いかけてきた水島宏明氏が、生活保護バッシング報道を問う。

内幕や背景について鋭くつづった本が出版されました。

テレビ報道に疑問を持つみなさんにすすめたいです。

『テレビはなぜおかしくなったのか』(高文研)
http://www.amazon.co.jp/dp/4874985017

2013.01.23

再放送1月23日(水)深夜NHKスペシャル「終の住処はどこに 老人漂流社会」

NHKスペシャル「ワーキングプア」や「無縁社会」の取材班が制作した番組が再放送されます。

先日亡くなった柴田トヨさんならこれを観て何をつづったでしょうか。

福祉が自己責任にされている現実と向き合う時だと私は思います。

さらに働く貧困がすすみ、無縁で漂流する社会でいいのか、問われています。

私も観ました。お見逃しの方、ぜひご覧ください。

※再放送1月24日(木)午前0時25分~1時14分(23日深夜)

***
1月20日(日)午後9時~NHKスペシャル
終(つい)の住処(すみか)はどこに
老人漂流社会
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/0120/index.html

『歳をとることは罪なのか――』
今、高齢者が自らの意志で「死に場所」すら決められない現実が広がっている。
ひとり暮らしで体調を壊し、自宅にいられなくなり、病院や介護施設も満床で入れない・・・「死に場所」なき高齢者は、短期入所できるタイプの一時的に高齢者を預かってくれる施設を数か月おきに漂流し続けなければならない。
「歳をとり、周囲に迷惑をかけるだけの存在になりたくない…」 施設を転々とする高齢者は同じようにつぶやき、そしてじっと耐え続けている。
超高齢社会を迎え、ひとり暮らしの高齢者(単身世帯)は、今年500万人を突破。「住まい」を追われ、“死に場所”を求めて漂流する高齢者があふれ出す異常事態が、すでに起き始めている。
ひとりで暮らせなくなった高齢者が殺到している場所のひとつがNPOが運営する通称「無料低額宿泊所」。かつてホームレスの臨時の保護施設だった無料低額宿泊所に、自治体から相次いで高齢者が斡旋されてくる事態が広がっているのだ。しかし、こうした民間の施設は「認知症」を患うといられなくなる。多くは、認知症を一時的に受け入れてくれる精神科病院へ移送。
症状が治まれば退院するが、その先も、病院→無届け施設→病院・・・と自らの意志とは無関係に延々と漂流が続いていく。
ささいなきっかけで漂流が始まり、自宅へ帰ることなく施設を転々とし続ける「老人漂流社会」に迫り、誰しもが他人事ではない老後の現実を描き出す。さらに国や自治体で始まった単身高齢者の受け皿作りについて検証する。その上で、高齢者が「尊厳」と「希望」を持って生きられる社会をどう実現できるのか、専門家の提言も交えて考えていく。

***

2013.01.18

終の住処はどこに

自民党政権に戻って、自助・共助が強調され、公助は後ろにどんどん下がっていく流れにあります。

未曾有の高齢化社会を迎え、さらに深刻化していくことが懸念される中、NHKスペシャルが何を映すのか、興味深く観たいです。

***
1月20日(日)午後9時~NHKスペシャル
終(つい)の住処(すみか)はどこに
老人漂流社会
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/0120/index.html

『歳をとることは罪なのか――』
今、高齢者が自らの意志で「死に場所」すら決められない現実が広がっている。
ひとり暮らしで体調を壊し、自宅にいられなくなり、病院や介護施設も満床で入れない・・・「死に場所」なき高齢者は、短期入所できるタイプの一時的に高齢者を預かってくれる施設を数か月おきに漂流し続けなければならない。
「歳をとり、周囲に迷惑をかけるだけの存在になりたくない…」 施設を転々とする高齢者は同じようにつぶやき、そしてじっと耐え続けている。
超高齢社会を迎え、ひとり暮らしの高齢者(単身世帯)は、今年500万人を突破。「住まい」を追われ、“死に場所”を求めて漂流する高齢者があふれ出す異常事態が、すでに起き始めている。
ひとりで暮らせなくなった高齢者が殺到している場所のひとつがNPOが運営する通称「無料低額宿泊所」。かつてホームレスの臨時の保護施設だった無料低額宿泊所に、自治体から相次いで高齢者が斡旋されてくる事態が広がっているのだ。しかし、こうした民間の施設は「認知症」を患うといられなくなる。多くは、認知症を一時的に受け入れてくれる精神科病院へ移送。
症状が治まれば退院するが、その先も、病院→無届け施設→病院・・・と自らの意志とは無関係に延々と漂流が続いていく。
ささいなきっかけで漂流が始まり、自宅へ帰ることなく施設を転々とし続ける「老人漂流社会」に迫り、誰しもが他人事ではない老後の現実を描き出す。さらに国や自治体で始まった単身高齢者の受け皿作りについて検証する。その上で、高齢者が「尊厳」と「希望」を持って生きられる社会をどう実現できるのか、専門家の提言も交えて考えていく。

※再放送1月24日(木)午前0時25分~1時14分(23日深夜)

***

2013.01.14

1月15日(火)NHKクローズアップ現代「生徒がつける先生の通信簿」

ぜひご注目ください。

***
1月15日(火曜)午後7時半~
NHKクローズアップ現代
「生徒がつける“先生の通信簿”」
http://www.nhk.or.jp/gendai/yotei/#3293
来年度から、大阪の公立学校で全国初の教師の人事評価制度が導入される。生徒や保護者が教師の授業内容を評価し、教師の賞与に反映させるというものだ。背景にあるのは、国際的な学力調査などで明らかになった学力低下。原因の一つが「教師の質」だとして、生徒による評価と査定によって教師の質の「向上」を狙う。12月に行われた試行では、自らの授業を見直す契機になったという教師がいる一方で、教師の賞与を決めることに対する生徒の戸惑いや教師と生徒の信頼関係が崩壊するとの危惧の声が上がった。鳥取県では、生徒による教師の評価を査定から切り離して学力向上に役立てようという、ある中学校の取り組みが注目されている。新たな人事評価は、学力向上の切り札となるのか検証する。

2013.01.13

政治に社会に組織に求められるプロセスの公開

「決める政治」。

この言葉にずっと違和感を持っています。

消費税増税を決断した野田前首相が用いた言葉。

やらないといっていた増税をやることにした。

全部決まってから国民に謝った姿勢。

内輪もめの末、最後は密室談合でした。

東京新聞の1月13日付の社説に共感します。

【社説】週のはじめに考える 政治家が議論する政治に(2013/1/13)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2013011302000102.html

国会の中で、政党をこえた議論で、歩み寄りながら、最後は決めていく。

私は、組織の中の議論も重要だと思います。

ここ数年で、格差と貧困が広がり、さらに憲法改定まで言われるようになりました。

従来で言うと、共産党や社民党が躍進する状況でしょう。

が、そうなっていません。

どちらの党も、結論は先に決まっていて、プロセスが見えない、個性も見えない。

誰がやってもいっしょ。テレビでのコメントや街頭の演説も、想定内の言葉ばかり。

変化しない老舗はあきられているのではないでしょうか。

共産党や社民党は、党内論議をもっとオープンにしたり、宣伝資材を開きながら参加型で決めていったり、自らへの厳しい批判や提案を排除・敵視するのではなく議論にのせたり、

そうした変化こそ私は必要だと思います。

プロセスがオープンかどうかが重要です。

橋下流がいいとは思いませんが、あの人はそこを重点的に意識しています。

ソーシャルメディアが普及して、わかりにくいことが嫌われるようになりました。

わかりにくいことをわかろうとする丁寧さも大事だと思いますが、流れとしてはわかりやすさが必要です。

政治全体に、社会に、政党、さまざまな組織にも、プロセスの公開が求められていく1年になるはず。

労働組合も。

私は今、そう感じています。

2013.01.09

記事が2500をこえました

ブログをはじめて、8年以上がたちますが、記事が2500をこえました。

最近は、ツイッターなどSNSが流行る世の中で、私もツイッターが発信の中心になってはいますが、

更新頻度が落ちてはいるものの、何とかブログに記事を書いてきました。

ちょうど、1月8日の朝日新聞夕刊に、作家の池澤夏樹さんが、

『「思い」と「考え」の間で 軽い言葉 軽い衆院選」という文章をつづっていました。

『SNSが一人一人が発言することを容易にした、ということもあるかもしれない。それは「思い」であって、「考え」ではないことの方が多い。システムはそれを束ねて増殖させる。「思い」に自信がつき「考え」を排除する (後略)』

などとしています。

私も同感です。

ネット上のことで、字面しか読めず、背景や前提のちがいに迫らず、誤解や対立が多く生まれているのも事実です。

コミュニケーションに行き違いはあるのは当然ですが、1つの違いをことさら大きくとらえすぎたり、1つの奥にいくつもある無知や未知のことに気づかなかったり。

そのような点では、瞬間で今に注目できるものの深まらないSNSより、過去にもさかのぼれて一定の読み込みができるブログ、さらには読書としての書籍が見直される時期がくるのではないかと感じてもいます。

前年に比べればイマイチの出来だった年賀状にも、ブログ関連のメッセージをくださった方もいらっしゃいます。

ふだん人が言わないこと、書かないことを、日常のなかからつづっていけたら。

今後ともよろしくお願いいたします。

2013.01.06

NHK特報首都圏「チャイルド・プア」1月7日(月)15時15分から再放送

昨年10月19日に放送され、10月29日と11月26日に全国で再放送されたNHK特報首都圏。

1月7日(月)15時15分から15時40分に、東北を除く全国放送として再放送です。

***
NHK特報首都圏「チャイルド・プア~急増 苦しむ子どもたち~」
http://www.nhk.or.jp/tokuho/
給食費が払えない。学用品が買えない。親の失業など様々な理由で子どもの貧困が深刻化している。
就学援助を受ける小中学生は全国で約157万人と過去最多、およそ6人に1人。
日本の子どもの貧困率は、先進国の中でもアメリカなどに次いで高い。
貧困が影響していじめの対象になったり不登校になるなど、
将来に希望を持ちにくい深刻な状況も生まれている。その実態を見つめると共に、
子どもの孤立を防ぎ、貧困の連鎖をうまないため各地で始まるNPOや
スクールソーシャルワーカーなどの取り組みを取材し、どうすべきか考えていく。

出演:本田由紀さん(東京大学教授)

2013.01.04

対立軸は立て、その背景をたどり、違いを乗り越えたい

1月1日の朝日新聞をご覧になりましたか?

テーマは沖縄基地問題。

http://www.asahi.com/special/billiomedia/nakamura.kazuyo.html

記者はツイッターを双方向の発信ツールとして、取材を重ねます。

その取材がどうすすめられたのか、過程も明らかにされています。

私もツイッターを始めて、今月末で2年になりますが、

ここまでの実験・挑戦を試みた記事を紙面として読んだのは初めてです。

情報の流れと人の動きの変化が、反原発の官邸前デモを象徴に大きく広がったのが2012年。

ですが、ツイッターをやらない人にとっては、さっぱりよくわからないというのが到達点だったはず。

実際に、この紙面のツイッターのしくみそのものについての解説記事は、伝わりにくい内容となっています。

それでも、どのようなやりとりがされて紙面になったのか、基地問題の賛否の奥にどんな想いがあるのか、

そこは従来の記事よりも伝わったのではないかと感じます。

10億(ビリオン)の人が自ら発信する時代、2013年の連載企画として朝日新聞は、

ビリオメディア
http://www.asahi.com/special/billiomedia/

という連載企画を始めました。これが第1回でした。

ツイッターをやって、何になるのか。対面・対話が基本だろう。

いまだに批判する人がいます。

対面・対話か、ツイッターか。

その対立ではないのです。

やっても見ずに批判だけするのでは、何も前にすすまないどころか、後ろ向きでしかありません。

1日付の朝日記事には、一方で「今ごろ…」という声(新聞の対応・変化が遅いという意味)もありますが、

私は、変化の象徴だと記事を読みました。

1日の連載を書いた仲村和代記者。

2012年11月7日の社会面に、

「きょうも電話で怒鳴られる」
http://www.asahi.com/national/intro/TKY201211060698.html

を書いた記者。2012年に読んだなかで一番の衝撃を受けた記事でした。

〈新年取材班日誌〉コールセンターに見る沖縄の格差
(2012/12/9)
http://www.asahi.com/news/intro/TKY201212080687.html

という追加記事もネットにはあります。

数年前に、新聞も署名記事が当たり前になりました。

いまは、ツイッターでさらに個々の記者が身近になるとともに、責任も重くなったのではと。

さらに、記者と読者が、読者と読者が双方向でやりとりできるようになったことは大きな変化です。

私は、新聞を読んで25年になります。

子どものころは新聞記者にあこがれた一人です。

マスコミを批判するのは楽ですが、愚痴を言うだけは何も前にすすみません。

直接伝えあうことができる時代だということを意識して、私はみなさんといっしょに発信していきたいと思います。

2013.01.03

憲法に「男女平等」を起草したベアテさん

あけまして、おめでとうございます。

年明けに初めてふれたニュースは、

ベアテ・シロタ・ゴードンさんの逝去。

2005年に公開された、

映画「ベアテの贈り物」
http://www.beateg.com/

でも明かされていますが、

日本国憲法の草案、特に両性の平等を第24条に盛り込んだことで知られる人物です。

映画公開当時、私も岩波ホールで鑑賞させていただきました。

憲法・国のあり方が問われることになる2013年を迎える間近の年末に亡くなりました。

施行60年の2007年、憲法に込めた彼女の思いがまとめられたインタビューが掲載されています。

ぜひご覧ください。

◇日本国憲法の「男女平等」を起草した ベアテ・シロタ・ゴードンさん 
Q憲法にどんな思いを込めましたか?
(2007/5/1東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/hold/2008/sokkyo/news/200705/CK2007050102019250.html

2013年、強さと自立がさらに声高に叫ばれるでしょう。

それに対して、私は、やさしさと支え合いの基盤を大切に生きていけたらと思う初頭です。

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