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2013.01.13

政治に社会に組織に求められるプロセスの公開

「決める政治」。

この言葉にずっと違和感を持っています。

消費税増税を決断した野田前首相が用いた言葉。

やらないといっていた増税をやることにした。

全部決まってから国民に謝った姿勢。

内輪もめの末、最後は密室談合でした。

東京新聞の1月13日付の社説に共感します。

【社説】週のはじめに考える 政治家が議論する政治に(2013/1/13)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2013011302000102.html

国会の中で、政党をこえた議論で、歩み寄りながら、最後は決めていく。

私は、組織の中の議論も重要だと思います。

ここ数年で、格差と貧困が広がり、さらに憲法改定まで言われるようになりました。

従来で言うと、共産党や社民党が躍進する状況でしょう。

が、そうなっていません。

どちらの党も、結論は先に決まっていて、プロセスが見えない、個性も見えない。

誰がやってもいっしょ。テレビでのコメントや街頭の演説も、想定内の言葉ばかり。

変化しない老舗はあきられているのではないでしょうか。

共産党や社民党は、党内論議をもっとオープンにしたり、宣伝資材を開きながら参加型で決めていったり、自らへの厳しい批判や提案を排除・敵視するのではなく議論にのせたり、

そうした変化こそ私は必要だと思います。

プロセスがオープンかどうかが重要です。

橋下流がいいとは思いませんが、あの人はそこを重点的に意識しています。

ソーシャルメディアが普及して、わかりにくいことが嫌われるようになりました。

わかりにくいことをわかろうとする丁寧さも大事だと思いますが、流れとしてはわかりやすさが必要です。

政治全体に、社会に、政党、さまざまな組織にも、プロセスの公開が求められていく1年になるはず。

労働組合も。

私は今、そう感じています。

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