保育の規制改革をあらためて問う
いま、政府の規制改革会議は、
保育の面積基準と保育士の配置基準の緩和と、企業参入の大展開へと動いています。
議事概要などを見る限り、参入にあたってどんな規制をかけるか、子どもにとってどんな保障をしていくかは、論議されていません。
あらためて、2011年の秋に放送された最低基準をめぐる動画
と、
この春のテレビ動画
を観ていただければ。
4月17日には、保育事故でお子さんを亡くしたご夫婦や、保育所入所不承諾に対して異議申し立てなどをした保護者の5団体が、規制改革に対して質の担保を求めて共同して声をあげたばかりです。
2月の杉並に端を発した保育園一揆、保護者が声をあげるなか、現場の保育園の職員がどう考え、アクションしていくのかが問われています。
この2か月、ずっとそこに問題意識をもって、ツイッターでは発信し続けてきました。
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この25年、子どもの命や発達をないがしろにしながら規制緩和で保育制度はサンドバック状態になっています。
町中の保育所でこの4月から働いておりますが、この動画はまったく「そのとおりだ」と思いますよ。
投稿: おりがみ | 2013.04.22 00:30