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2014年2月の記事

2014.02.16

福祉の仕事をして結婚して子どもをつくって大学受験のお金も出せる給与体系に?

舛添さん、最初の定例会見(2月14日)で事実誤認もあるようです。また、保育士や介護士の待遇改善について、かなり大きなことを言っていて、期待させて大丈夫かと心配になりますが。

保育新制度の財源は10%に上がる消費税から7000億円、そのほかから3000億円確保して、施設の拡大と保育士の職員配置や待遇改善で質の向上にという話が、1兆1000億円かかりそうで、消費税増税分以外の財源確保も難しいとのことで、質の改善は先送りも検討という報道(『政府、保育への公費投入圧縮検討』2月14日NIKKEI http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1403I_U4A210C1PP8000/ など)も2月13日頃から出ています。それでも、舛添さんは、保育士の...処遇について「消費税3%上がる分がかなりそこにいって改善できる」と。

「私が、保育士とか介護士の改善、大臣のときに始めたときは、そういう税源がなくて、ファンドをつくってやった」という話が、高齢者介護と障害者福祉の職員への月1.5万円の処遇改善交付金(予算決定は麻生政権下、支給は2009年10月~2012年3月)だとしたら、保育士に対しては大臣当時やってない(2013年度から同様の事業はスタート)んだから、この言い方は誤解を招きますよね。

「一生涯保育士の仕事をする、介護士の仕事をして結婚して子供をつくって、子供の大学受験のお金も出るぐらいの給与体系しっかりする。そういうことをきちんとやるところには、国も含めて援助するという方向になっているんで」とまで言い切って大丈夫かなと。

待遇の改善そのものは歓迎で期待したいところですが、徹底した規制緩和路線ですね。規制緩和と待遇改善としての使途制限が両立できるのかも、懸念しています。

☆☆☆☆☆
『舛添知事定例記者会見』(2014/2/14)
※関連部分抜粋 後半と質疑部分で待機児問題など
http://www.metro.tokyo.jp/GOVERNOR/KAIKEN/TEXT/2014/140214.htm

 待機児童、まず、認可保育園が国の立場ですけれども、認証保育園、これは今までどおり進めていくということです。だから、完璧に認可を満たしていなくても、いつも私が言うように、10人保育士いないといけないというのは、6割以上ですから、8人もいれば、切羽詰まっているんで、そこからやっていきますよと。で、保育料が高いのは、13時間も預かっているところ、そうじゃない、短い時間で、それは高くなるし。で、アンケート調査をやると、値段が高いということが問題じゃなくて、もっと便利にしてくれということですから、そういうことを、認証保育所規制緩和が1つ。

 それで、私はもう自分も保育で困りましたから、株式会社であれ、個人であれ、誰でもいいからやってくれと、そうしないと、子供を預けられないといったら、女性が、ここにも女性の記者さんおられますけど、仕事やめざるを得なくなっちゃう。それは絶対に避けないといけないというふうに思ってますんで、今の認証保育所、それからですね、もう1つは、多摩ニュータウンとか、光が丘のようなものを高層化して今再生を図っている。そのときに高層化すればスペースがあきますから、1階なんかをショッピングモールだけにするんじゃなくて、特養とか、保育所を入れると、これも改修。

 それから、今日、国と話をしてきました、早速。そしてですね、これまで都の保有地の活用と。ところが、ちょっと調べてみると、やっぱり、いいところを、近くて便利なところはもう既に借りられちゃってて、若干条件の悪いところしか残ってません。そこで、国と、きょう、早速、せっかく大臣をやってたんで協議して、これができることになりました。国の保有地を活用できることに、国から今オーケーとってきました。つまりですね、皆さん東京住んでたらわかると思いますけど、役人の官舎があるんですよ。関東財務局、時々、空き地で関東財務局が保有してますって、札が立ってますでしょう。今、ほら、官舎をどんどん潰しているから、ほんとに国家公務員の宿舎ってめちゃくちゃいいところにある。最高の立地のところに。ですから、これは、はるかに都有地よりいい、立派なロケーションのいいところにあるので、これを使わせてくれ、使っていいということを、国から、今日、私はオーケー出ましたんで、これは大きな味方になります。

 ただ、そのときに、細かい点で、それから、もう1つ、その周りの地代よりもはるかに安い地代で国が認めるということももらってきたというか、話してきました。ただ、あと、そこは、それは、都や区のために使うんだから、ちょっとぐらい、賃料の一部ぐらいあなたたちも出せよという、そういう要望はありますよ。だけど、私が都有地の活用といったときに、あんな不便なところという話が、これで一部解消すると、それが方向です。

 それから、保育士の問題も、2つ問題あって、保育士足りません。おっしゃるとおり。これは消費税が入ります。4月から。これを使って、処遇改善を国もやろうとしてるんで、これで、消費税3%上がる分がかなりそこにいって改善できる。私が、保育士とか介護士の改善、大臣のときに始めたときは、そういう税源がなくて、ファンドをつくってやったんです。これが、財源をしっかりする。

 もう1つはですね、一番問題は介護士と保育士について、なぜみんな途中でやめるかって、キャリアパスがしっかりしていない。課長になって、部長になって、局長になってる、こういうキャリアパスがしっかりしないと、みんなさっさとやめちゃうんです。だから、一生涯保育士の仕事をする、介護士の仕事をして結婚して子供をつくって、子供の大学受験のお金も出るぐらいの給与体系しっかりする。で、そういうことをきちんとやるところには、国も含めて援助するという方向になっているんで、まず、一歩なんですけれども、そういうことで、きょう、私は、国と協議してきて最大の成果は、国有地の活用を許してもらったということです。すごいいい場所にあります。

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