あけましておめでとうございます 働き方を問い直す1年に
2015年、あけましておめでとうございます。
今年はひつじ年。 群れをなす習性があり、羊毛があたたかさを生んでくれる動物ですが、一人ひとり・メ~メ~の力と、「組」「織」の力をたいせつにする1年にしたいと思います。
昨秋、政府の産業競争力会議の委員でもあり、ワークライフバランスを提唱しているコンサルタントの小室淑恵さんの講演を聞く機会がありました。
日本の労働生産性(時間当たりの生産量、一人当たりの付加価値額)がいかに低く、仕事の成果は最低クラスで長時間労働がはびこっている。 少子高齢化・労働力人口の減少を迎えたなかで、出生率の向上と女性の継続就業が必要で、ワーク・ライフ・バランスのとれる組織への変革が急務だと指摘しました。 重要な会議ほど時間外におこなわれ、昇進するポストは残業・出張などが多く、残業ありきの業務量で、長時間残業が恒常化しているため、 「個人的事情も、時間制約もないごく一部の社員しかモチベーションがあがらない」「非効率な仕事プロセスを改善する意欲が生まれない」などの課題が示されました。 仕事だけの生活では「集中力を欠き、アイディアもわかない」「多種多様なニーズがイメージできない」などの率直な解説に、その通りだと思わざるを得なかったのです。
業務やスケジュールを共有し、自己流でなく効率よく働き、プレゼン力をあげるなどして、自分の働き方を見直そうと決意しました。 この2年半ほど、仕事中心の生活を余儀なくされ、ゆとりが奪われ、自分を見失うような日々をおくってきました。 さまざまな立場の考え方や人と向きあい、自分を見つめ直しながら、一人ひとりの力と組織の力をつけていく1年にしていきます。 このブログでも発信していけたら。
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