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2015.03.24

「思いました」 つかいすぎてませんか?

~思いました。~思います。~思いました。

というような連続「思いました」表現を象徴的に、人に読まれるものとして推敲したんだろうかと考えさせられることがつづいています。

長さはさまざまでも、年間に100人以上の作文に目を通しますが、そう痛感させられるのです。 なかには内部向けでなく、世の中に出てしまった読み物にその手のものを発見して、がっかりすることも…。

私は学生時代、それもかなり早い段階から当時の先生から、作文はできるだけ「思いました」以外で表現するように諭されました。 「思い」を「思いました」で繰り返していくんじゃなく、本や新聞を読んで、豊かで多彩な言葉を自分で考えて書くようにと。

特に今年に入って手にした発行物に、きちんと推敲したのかな、出す前に誰かに読んでもらったのかな、先輩は何を助言したのかなと「関係性」を心配してしまうものがいくつも。 書き手の年代に関係なく。

福祉関係者は否応なく書く機会が増えています。そこにプロ性も求められています。褒めるだけや放置でもなく、磨きあっていかないと。

「自分の言葉」で書くことが私の業界でも強調されますが、好きにただ書くんじゃなく、まわりに磨かれながら探すのが自分の言葉なのではないのでしょうか。

がんばって伝えようとすることも大事ですが、伝わるように助言も求めて受けながら、謙虚さとおせっかいを忘れずにいたいものです。たとえ、嫌われたとしても。

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