ハラスメント防止にむけて 講義を踏まえて認定試験を受けました
久しぶりの更新になります。
セクハラやパワハラなど、ハラスメントが社会問題になり、連日のように関連する報道が続いています。
芸能界や自衛隊など、今まで声をあげにくかった分野でも、勇気をもって告発する動きが広がっています。
私の所属する労働組合にも、保育や介護などの福祉現場でパワハラなどに悩んでいる職員から、相談が寄せられています。
私も電話やメールで相談に応じることがあります。
そのようななかで、公益財団法人21世紀職業財団のハラスメント防止コンサルタント認定試験を11月に受けました。
21世紀職業財団のこちらのページで試験の紹介がされています。
https://www.jiwe.or.jp/harassment/consultant
ハラスメント防止教育や事案解決の支援ができる人材を育成する講座が開設され、試験に合格するとハラスメント防止コンサルタントとして認定・登録されます。
9月中旬に講師レジュメが届きました。ほかに3冊のテキストと、分厚い判例集2冊をもとに、9月下旬から1カ月間、4テーマで計13時間の養成講座をオンデマンドで受講しました。
9月から11月は業務が多忙で、まとめて勉強に充てたい土日に会議などが入ることも多く、計画づくりに苦労しました。
そのなかでも、基礎知識だけでなく、カウンセリングとメンタルヘルス、裁判例の解説など、この講座でしか学べないことを深めることができました。
11月中旬に都内の会場で、択一式60問、記述式2問の試験が行われました。
12月23日の合格発表で、めでたくハラスメント防止コンサルタントに合格しました。
主には、社会保険労務士や企業の人事労務担当者などが受講・受験しているようです。合格された方は、ハラスメント問題の専門家として、社内の相談対応、企業の体制整備や事案解決の支援、研修講師などで活躍されているということです。
毎年1回で、第14回となった今回は、受験者341人に、合格者は77人、合格率22.6%という難関でした。
試験内容は難しすぎて、不合格だと思って、周囲にもその旨を話していました。
職場の協力、これまでの相談対応の経験・知識などと今回の受講があわさって、何とか合格できました。
来年は、学習会などでお話をさせていただく機会も増えそうです。
私にできることをやっていきたいと考えています。
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