新しい年、2012年。
いい年だったね、みんなでがんばったよね、そう振り返ることができる1年にしたいという思いが、今みなぎっています。
感情的な対応をされるのが嫌で、冷静に冷静にと生きてきましたが、もう少し人間的に、喜怒哀楽を前に出して生きたいなという気持ちもあります。
さて、十二支のなかで、唯一の神話・想像上のものが辰・龍なんだそうで。
昇ることも大事ですが、前提として支えあえる社会にできるかどうか。
増税と社会保障の「改革」、政治をめぐっても何度も波乱がありそうです。
そんな折、何が正しいか、おかしいことを指摘して、それをまっすぐ主張していくことが求められています。
でも、同時に、その姿勢として、まわりの共感を得られているかを意識しなければ、空振りどころかマイナス効果になってしまいます。
人は理性だけで動かないですよね。感動・感情がそこに寄せられてこそ。
最近読んだ『いい話グセで人生は一変する~人間関係を幸せにする技術』(小中陽太郎 青萌堂)に刺激をうけました。
自分が話そうとするときにキラリと光る内容が3つのうちの1つが備わっているか、確認したほうがいいと指摘されていました。
1つキラリと光るものがあればいいと。
その3つとは「教訓」「ユーモア」「やさしさ」なんだそうです。
確かに1つもないと、独りよがりですよね。
下手な話し方として、
1.なかなか本題に入らない
2.そうかと思うと、やたらせっかちに結論を求める
3.こちらの意見に聞く耳をもたない
4.笑いやユーモア皆無、杓子定規
これらを反面教師にして、この逆をいけばいいと。
1.なるべく早く、本題に入り、核心をつく
2.さりとて結論を急がず、相手の言い分をまず聞く
3.必ず、ある一致点に達する(スタートした以上、ゴールにまで行きつく)
4.時々笑いを交える
確かにそうですね。
好まれない話し方として、
1.心にもないお世辞を言う
2.いきなり笑いをとろうとする
3.やたら賛成する
4.何の成果もなしに別れる
始末の悪い話し方として、
1.いちいち念を押す、発言を復唱させる
2.お説教をする
3.自慢話ばかりをする
4.やたらメシをおごろうとする(対等に話そうとしない)
5.困ったらいつでも来た前、といつも上から目線
納得です。
私には難解な部分もありましたが、とてもためになる本でした。
本も読み、人の話も聞き、自分の話や生き方を構成していきたいというのが、今年の抱負です。
昨年から、読書をして1年。
人にすすめられた本も買っています。
本だけでなく、すすめられたものも、指摘されたことも、謙虚にうけとめようと。
関係性のなかで生きていますからね。
吸収力を高めたい。
あと5年早く気づいていたら、もっと成長できていたかもという後悔もありますが、
前を向いて、まわりを信じて。
最初から難しい話になっているかもしれませんね。
みなさん、今年もよろしくお願いします。
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