カテゴリー「学校」の記事

2008.05.08

職員会議の挙手禁止に抵抗する現職校長

1週間前のニュース。

学校で、子どもを教えるおとなの民主主義がなくなっていく。

さまざまな意見を表明する、そして立場を示す、これが許されない。

その圧力に対して、定年前の現職校長が意義ありと。

◇撤回要求:現職校長、都教委に…職員会議の挙手禁止通知(2008/5/2毎日新聞)
http://mainichi.jp/photo/news/20080502k0000m040151000c.html

この圧力がまかり通っていることを、危機として、

またその圧力に対しての勇気を、希望として、

とらえたい。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008.04.06

学生食堂、33年の歴史に幕

高校時代、母親がつくってくれた弁当を持っていくことが多かったですが、

そうでない日もありました。

そんな時は学食。

チャーハンおにぎりをつくってくれたり、想い出もありますが、

残念なことに、全般的にあまりおいしいとはいえない評判だったような。

いまはたぶん大きく変わっているんでしょうね。

そんななか、私の出身県の隣県での話。

夫婦で33年間続いた山口県の高校の学生食堂の歴史に幕との報道が。

働き続けるとたくさんの思い出、思い入れが、つくる側にも食べる側にも生まれるんでしょうね。

「33年間ありがとう」山高食堂、歴史に幕(WEB版サンデー山口2008/3/22)
http://www.sunday-yamaguchi.co.jp/news/2008/2008.3/22yamagatasyokudou.html

「山高生」支えた食堂、33年で幕(2008/3/29asahi.com)
http://www.asahi.com/life/update/0329/SEB200803290003.html

山口県立山口高校 山高食堂紹介ページ
http://www.yamaguchi-h.ysn21.jp/zennichi/seitobu/syokudou.htm

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2007.09.29

沖縄の総意に私たちのこたえは

「結集し撤回への総意示そう」「民意のうねり届けよう」

沖縄の2大紙、「琉球新報」と「沖縄タイムス」は今日9月29日付の社説で、沖縄戦で起きた住民の集団自決を巡る文部科学省の教科書検定意見の撤回を求める沖縄県民大会への姿勢をあらためて強く打ち出した。

今日のこの県民大会、宜野湾市の会場に11万人、同時開催の宮古・石垣の6000人も含めると、11万6000人が参加したという。

沖縄県の人口は約137万人。ほぼ1割の県民が具体的な一日行動で明確な意思を示した。選挙で大きく分断されることのある背景を抱えつつも、保守から革新まで立場をこえて。

自民党の総裁選は連日報道しながら、この国の平和主義を、憲法を確立する上でもっとも傷を負った地域の「総意」「民意」を、ほとんど取り上げてこなかったメディアに、明日の朝刊やニュースで国の責任を問う説得力はどれだけあるだろうか。

また、95年の少女集団暴行事件、04年の沖縄国際大学への米軍ヘリ墜落事件等、その報道の衝撃を「非日常」として消化してしまっている私たちは、この歴史の書き換えNO!という声に今度こそどのような声を発するのか。

文部科学省ご意見・お問い合わせメールアドレス
voice@mext.go.jp

文部大臣・渡海紀三朗メールアドレス
tokai@kisaburo.net

【関連報道記事】

・琉球新報2007年9月29日号外(PDFファイル)
http://www2.ryukyushimpo.jp/pdf/20070929.pdf

琉球新報

沖縄タイムス

・沖縄:集団自決で検定意見撤回求め県民大会 11万人参加(2007/9/30毎日新聞)
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070930k0000m040064000c.html

・沖縄、11万人が訴え 教科書検定「撤回を」(2007/9/30asahi.com)
http://www.asahi.com/national/update/0929/SEB200709290015.html

・沖縄タイムス戦後60年平和ウェブ
http://www.okinawatimes.co.jp/sengo60/index.htm

【ブログ内関連記事】

・沖縄でまた悲劇 痛ましい基地被害はどこまで続くのか(2005/7/4)
http://tamy.way-nifty.com/tamy/2005/07/post_3d95.html

・基地被害で子どもが小さく生まれる島(2004/11/1)
http://tamy.way-nifty.com/tamy/2004/11/post.html

・平和な島を返してください(2004/10/8)
http://tamy.way-nifty.com/tamy/2004/10/post_3.html

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2007.08.12

映画「学校」に号泣

山田洋次監督の映画「学校」

ブログ開設当初は特に、学校問題にふれてきましたが、

この映画「学校」、なぜか避けて、観ることはありませんでした。

公開は私が18になった1993年。

それから14年。

今日、初めて観ました。

後半は、涙が止まりませんでした。

それぞれの背景、踏み出そうとする足場としての学校、そして味のある教育者。

すばらしい。

いま、手元には「学校Ⅱ」「学校Ⅲ」も。

私の学校時代には、いろんなことがありました。

家庭で、そして学校で、私の心の中でも。

おとなになってから、隠しているつもりはありませんが、

話をふられるまで、私の生い立ちや教育環境、東京の人からはちょっと敬遠される学校の様子など、あまり自ら語ることはありません。

親しい人にはもちろん話しますが、重かったり、深かったりするので。

でも、私以上に、比べられないほどに、「学校」を必要とする人たちが映画にいました。

いま、この丁寧な教育観が、まわりを見渡す価値観が、みなさんのまわりにありますか。

学校に、ありますか。

時間のかかること、すぐに結果の出ないこと、わかりにくい環境を背負ったものに厳しい世情になってはいませんか。

| | コメント (4) | トラックバック (1)

2007.03.20

進学費用を借金で工面する教育格差

 一部の景気回復、就職率の上昇などが伝えられている。一方、その競争条件の一つともいえる進学にかかる費用を、親が借金してなんとか工面している実情が明らかになった。

 ◇下宿学生の親、3人に1人が借金=首都圏私大新入生の家計調査(2007/3/19時事通信)

 昨年春に首都圏の私立大に入学し、自宅外通学している学生の親の3人に1人が、入学のための諸費用を借金で工面したことが19日、教職員組合でつくる「東京地区私立大学教職員組合連合」の調査で分かった。借入額も1985年度の調査開始以来、最高の207万円となった。
 また、仕送りから家賃を差し引いた生活費(6月分の平均)は3万9100円で、1日平均1303円。11年連続で減少し、過去最低を更新した。
 私大教連は「家計の苦しい状況は依然続いており保護者、学生とも負担が増している」としている。

 東京私大教連のホームページに調査結果の要旨が掲載されている。

 私のように、親だけでなく、学生自身が卒業後に奨学金等を返済している状況もあれば、それさえ許されずに、断念する人もいる。

 他方で、小学生の3割が携帯電話を持っているという調査結果も出た。格差拡大がここにもみえる。

◇「小中学生の携帯電話に関する調査」(バンダイネットワークス2007/3/14)
小学生の携帯電話所有率は3割、携帯電話を所有する中学生はほとんどが大人向け携帯電話

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.03.08

広がる卒業ソング「旅立ちの日に」

卒業シーズン。

いま最も多くの学校で歌われている卒業ソングは「旅立ちの日に」。

第99回「卒業のときに歌う歌は?」
(朝日中学生ウィークリー・朝中メールアンケート2006/3/5)

この曲について書いた記事へのアクセスが急増しています。

【ブログ内関連記事】※記事先の試聴サイトなどはリンク切れも

卒業ソング「旅立ちの日に」(2005/2/14)

卒業ソングと想い出を胸に旅立ちの日に(2006/2/16)

この3月からNTT東日本のCMでは、SMAPが「ひかり中学校」を舞台に「旅立ちの日に」を歌っています。

CM/広告ギャラリー | NTT東日本(こちらでCM映像が流れます)

NTTフレッツに加入すると、曲のフルコーラスの試聴などができるようですが、

私は会員ではないので、それはできていません。

・フレッツ・スクウェア「旅立ちの日に」大特集

下記サイトからは200円で購入(ダウンロード)できます。

MUSICO | SMAP「旅立ちの日に」特集 ※楽曲についての背景も

旅立ちの日に MusicOcean on goo 

私も、MusicOcean on gooから購入しました。 

思い出を胸に、声をあわせた合唱で、旅立ち・卒業するっていいですね。

卒業から十数年もたったなか、うらやましいです。

【曲関連サイト】

秩父市影森中学校(トップの写真下の「旅立ちの日に」をクリック)

いまげのMIDIおもちゃ箱(「思い出の合唱曲」へ)

| | コメント (3) | トラックバック (1)

2006.12.15

「美しい国偽装内閣」が支持されるなかで基本法「改正」

 「やらせ」「愛国強制」などが明らかになっているなかでも、いまだ4割以上の世論が「美しい国偽装内閣」を支持するもとで12月14日、最重点とされた教育基本法改正法案が参議院特別委員会で可決、15日の本会議で成立する見通しとなった。

 届かなかったコトバのチカラを歯がゆく思いながら、忙しくすごしている。

 マガジン9条『「教育基本法改定」についての呼びかけの、翻訳家・池田香代子さんや国立市長・上原公子さんらのメッセージを読みながら、今後の影響と私たちの姿勢、「美しい国」の行方が不安でならない。

 東京新聞特報「教基法『改正』がもたらすものは」(2006/12/15)に各界からの警鐘が。作家の早乙女勝元さん、教育評論家の尾木直樹さんらのメッセージが響く。

 「美しい国偽装内閣」は次のステップへとすすむなか、法「改正」の影響は現場や私たちへとあらわれてくる。

 私は、どんなメッセージを発することができるだろうか。出てこない。

 いま問われているのは言葉の力、対話の勇気だと信じたい。

| | コメント (0) | トラックバック (4)

2006.12.09

顔の見えるアベシンゾーの動画メッセージ

安倍首相の最重要案件、教育基本法改正法案が14日に委員会採決され、早ければ同日に参議院本会議で可決・成立という動きも伝えられている。

もうひとりのアベシンゾーさんが今月6日、教育基本法改正法案に反対するヒューマンチェーン(人間の鎖)に突如あらわれたという。

教育「改革」のねらいなどを語った動画が「You Tube」(ユーチューブ)にアップされている。コント集団のザ・ニュースペーパーの福本ヒデさんによるパフォーマンス。

生でアベシンゾーの話をきいたこともあるが、絶妙。

いまひとつの安倍晋三の「顔が見えない」という批判も高まりつつまるなか、

ぜひ、顔の見える、もうひとりのアベシンゾーの動画メッセージをおすすめしたい。

下記、「ヘンリー・オーツ」さんのブログ記事内の一番下のところYou Tubeの画面をクリックして動画へ。

【注目記事】

BLOG版「ヘンリー・オーツの独り言」爆笑、偽安倍晋三の動画をアップしました!(2006/12/8)

【tamyレポート ブログ内関連記事】

教育基本法変えて教育「よくなる」4% 朝日モニター調査(2006/11/25)

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2006.12.03

変わらないと日本が滅びる

タウンミーティングの「やらせ」発覚、郵政造反組の復党などをうけて、安倍首相の支持率は急降下。

最近の調査だと就任当初の64%から17%ダウンの47%なんだとか。

47%もあるのか、とビックリ。

早ければ今週末にも、「美しい国」にむけた教育基本法改正法案が参議院でも可決される見通しだという。

教育基本法「改正」へと政府・与党の動きを加速させたのは「教育改革国民会議」。

政府の「教育改革国民会議」の第1分科会(人間性)の第4回(平成12年7月7日)配布資料
・一人一人が取り組む人間性教育の具体策(委員発言の概要)
http://www.kantei.go.jp/jp/kyouiku/1bunkakai/dai4/1-4siryou1.html

のとんでもなさに、一部のブログでも批判が高まり、広がっている。

国の権力を強めて大きな方向としては資料のようにすすめていくのだろう。

家庭がすべきこと<小学校高学年>教育の責任は当人50%、親25%、教師12.5%、一般社会12.5%であることを自覚させる」という。

10歳から自己責任論を家庭が教育しなさいということになる。一般社会の責任は8分の1しかないそうだ。

大人や企業は地域を主体に「名刺に信念を書くなど、大人一人一人が座右の銘、信念を明示する」ことが大事だという。

「美しい国へ」なんて名詞に記載する大人が増えていくのだろうか。

「ここで時代が変わった」「変わらないと日本が滅びる」というようなことをアナウンスし、ショック療法を行う とも書かれている。

悪徳商法、エセ宗教からのパクリ。

教育基本法を改正を提起し、従来の惰性的気風を打ち破るための社会的ショック療法とする というのはこの秋から冬のシナリオで。

家庭にむけては、子どもを厳しく「飼い馴らす」必要があることを国民にアピールして覚悟してもらう そうで。アメリカに飼いならされているような国もあるようだけれど。

教育改革国民会議 分科会審議の報告(平成12年7月26日)第1分科会「人間性」

農作業や森林の整備、高齢者介護などの人道的作業」を「速やかに、満1年間の奉仕期間として義務付ける」とも示されている。

高齢者介護を「人道的作業」ということにも違和感があるし、「 私たちは共通の祖国を持つあなた達に希望し続ける」という「祖国」には、脱力感さえ覚える。

郵政民営化に賛成か反対かを問う選挙で選ばれた議員がその解散理由や争点を投げ捨てたいま、導こうとする「美しい国」への方向に、47%の大人が支持していることが私には理解できないでいる。

「方策」に実直に従って、タイトルを「変わらないと日本が滅びる」にした。

明日、パソコンで名詞をつくろうと思った。座右の銘も考えないと。

名詞に入れるイラストはサクラにするつもりだ。サクラでいっぱい、かな。なんてね。

| | コメント (3) | トラックバック (3)

2006.11.26

いじめ発言、海外出張、四男登用 450件の石原批判の都民の声が

石原都知事に対する風向きが少し変わってきている。

「いじめ自殺」予告への11月10日の定例記者会見や、
翌11日のテレビ出演での発言、
15日に明らかにされた豪華海外出張の実態、
22日に示された肝いり事業・ワンダーサイトへの四男の関与に対し、

知事への要望や苦情を受け付ける東京都「都民の声」に450件の声が寄せられ、

ほとんどが批判的な意見だという。

毎日新聞が11月25日の夕刊で大きく報じた。

続きを読む "いじめ発言、海外出張、四男登用 450件の石原批判の都民の声が"

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2006.11.25

教育基本法変えて教育「よくなる」4% 朝日モニター調査

教育基本法を変えると教育はよくなると思いますか?

朝日新聞のモニター調査によれば、「よくなる」は4%ですよ。

続きを読む "教育基本法変えて教育「よくなる」4% 朝日モニター調査"

| | コメント (2) | トラックバック (4)

企画調整というお仕事 タウンミーティングにサクラ参加

 企画調整課という部署は、大きな自治体の部局にはあるものだと思う。

 そこがホントに、「企画調整」してしまったケースがこれ。

続きを読む "企画調整というお仕事 タウンミーティングにサクラ参加"

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2006.11.24

学校の先生だって大変 平均1日11時間労働

 学校の先生は、平均で1日11時間働いている。

 文部科学省の調査で、実態が明らかになったそうです。

続きを読む "学校の先生だって大変 平均1日11時間労働"

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2006.11.21

死なないで いじめ自殺へのメッセージ

いじめ自殺や、予告が相次いでいる。

本物でない予告も含まれてはいると思うけれど、

いま、おとなが子どもたちに対してどんなメッセージを届けるかということが問われている。

11月10日に石原都知事が定例記者会見で放ったことば(映像は左記リンクからWindows Media Player 2分50秒頃からの約4分間 正式なテキストも掲載あり)は、しっかりと批判されるべきだと思う。

さて、毎日新聞が連載した、「死なないで:いじめ・メッセージ」は著名人のメッセージ。

死なないで:いじめ・メッセージ/1(その1)=作家・あさのあつこさん(2006/11/9)

死なないで:いじめ・メッセージ/2=ルポライター・毛利甚八さん(2006/11/10)

死なないで:いじめ・メッセージ/3=元プロ野球投手・今関勝さん(2006/11/11)

死なないで:いじめ・メッセージ/4=シンガー・ソングライター、川嶋あいさん(2006/11/16)

いじめ・メッセージ/5止=シンガー・ソングライター、嘉門達夫さん(2006/11/17)

私のブログ、最近は政治のことばかり書いているけれど、卒業にかかわる歌などを取り上げてきたことで中学生などからの検索アクセスも一定程度あるようだ。

届け、いのちのメッセージ。傍観も含めたいじめを許さないという説得力をもつおとなの一人でありたいと私は思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.11.18

安倍さんと教育と空き缶の話

教育基本法「改正」法案が衆議院を通過した11月16日、

この日送られてきた安倍内閣メールマガジンの内容の薄さに驚かされた。

「教育基本法への想い」のなかで、安倍さんはまた同じ話をしている。

そんなに長くもないので教育基本法関連部分を引用してみる。

続きを読む "安倍さんと教育と空き缶の話"

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2006.11.10

石原都知事が「いじめ自殺予告」に発したことば

いじめ自殺を予告する手紙が文部科学省に届いている。

消印に「豊」の文字があり、文部科学省の談話を踏まえ、豊島区などのある東京都は、いじめ等問題対策室(03)5320-6888を設け、自殺するとされている11日を重視し、12日朝まで24時間体制で相談電話を受け付けている。(詳細はこちら東京都教育委員会

今日10日、石原都知事の定例記者会見が行なわれた。映像(左記リンクからWindows Media Player 2:50頃から6:55頃の約4分間)を見たが、知事の発言に驚かされた。

一部報道もされているが、関連部分のやりとりをテキスト(東京都のホームページには1週間後に正式なものが掲載される)で起こしてみた。 

続きを読む "石原都知事が「いじめ自殺予告」に発したことば"

| | コメント (10) | トラックバック (6)

やらせ演出劇場 教育基本法改正に潜むもの

教育基本法「改正」にむけたタウンミーティング(町の教育委員会も含めた談合)の多くが「やらせ」だったことが明らかになっています。

これが来週にも衆議院通過、今臨時国会成立という流れで動いています。

「小泉劇場」がやらせ演出によるものだったことがわかってきた以上、いまゼロから考え直すことが必要だと思います。

背後に潜むものを、東京新聞記事が立花隆さんに聞く形で浮き彫りにしています。

教育基本法改正背後に潜むもの 立花隆氏に聞く(2006/11/10東京新聞特報)

【関連サイト】

教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会

| | コメント (4) | トラックバック (4)

2006.11.08

「談合」で教育基本法を変えていいのか

政府や教育委員会が徹底した「やらせ」までして、教育基本法を「改正」しようとしているのはなぜでしょうか。

タウンミーティングは、「談合」の典型でした。

今日の東京新聞が特報で詳細に取り上げています。

八戸タウンミーティング 『やらせ質問』の舞台裏(2006/11/8東京新聞特報)

八戸以外の「談合」疑惑については、明日9日に報告されるようです。

この状況で、この国会で、この国の教育の基本に手をつけていいのでしょうか。

安倍さんは、奉仕の精神を盛り込むことによって、子どもが缶をポイ捨てしなくなる、など国会で答弁しています。

基本の法律を変えることによって、子どもたちがそうなるでしょうか。

おとなが社会性を失っている中で、教育を変えれば美しい国になるというような論法は無責任にもほどが。。。

今日は夕方4時という日程にもかかわらず、国会周辺で約1000人の人間の鎖(ニューマンチェーン)というアクションがとりくまれたそうです。

法改正に抗議し人間の鎖 国会周辺で市民団体1000人(東京新聞)

いま、一番の力を持っている自民党の派閥は森派ですが、その森元首相は、10月31日の産経新聞(「森元首相に聞く 参院選争点は『日教組壊滅できるか』」で、「日教組、自治労を壊滅できるかどうかということが次の参院選の争点だろうね」と言っています。

問題の本質と争点が完全にずれている。この人たちに教育の基本を変えられたくない。

私はそう思います。

【関連サイト】

教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会

【ブログ内関連記事】

「やらせ」発覚!教育基本法「改正」で(2006/11/1)

| | コメント (3) | トラックバック (4)

2006.11.04

足立区「学力テストで予算に差」!?

昨日に続き、朝日新聞の記事に驚いた。今日は一面トップ。

東京都足立区が、学力テストの成績によって、学校の予算枠に差をつける方針を固めたというのだ。

足立区といえば、今年1月に、就学援助(親の経済状況によって、一定の経済給付がおこなわれる)の受給率が4割をこえ(足立区42.5%、全国平均12.8%)、全国でもっとも深刻な状況にあることが伝えられた自治体。

安倍さんの構想にもあるこのイギリス・サッチャー型の「教育改革」がすでに失敗し、修正がかけられていることは、月刊「世界」(岩波書店)の11月号で、在英ジャーナリスト・阿部菜穂子さんが「安倍政権は、問題の多いイギリス「教育改革」に追随するのか」と実態を明らかにしているところだ。

にもかかわらずだ。

格差社会の厳しさをうける人たちの多い、セーフティーネットも穴だらけの自治体で、テスト結果の悪い子どもの通う学校には、少ない予算しかこないあまりにも残酷な制度が来年度から実施されようとしている。

学力テストで予算に差 足立区教委、小中学校4ランクに(2006/11/4朝日新聞)

 東京都足立区教委は、区立小中学校に配分する07年度予算で、都と区の教委がそれぞれ実施している学力テストの成績に応じて各校の予算枠に差をつける方針を固めた。小学校計72校、中学校計37校をそれぞれ4段階にランク分けし、最上位は約500万(中学)~約400万円(小学)、最下位は約200万円にする予定。都のテストで同区が低迷していることなどから、学校間競争をさらに促す必要があると判断した。

 区教委によると、差をつけるのは各校の自主的な取り組みを支援する「特色づくり予算」の金額。各校の申請をもとに配分し、外国人講師や補習指導ボランティアの派遣費用などに使われている。07年度は前年度比約1億5000万円増の約4億1000万円を予定している。

 ランクづけの大きな根拠は、年1回実施される都の学力テスト(小5と中2の全員が対象)と区のテスト(小2以上の全学年全員が対象)。都テストで、各校の平均正答率が、都平均と区平均以上の科目がそれぞれいくつあるか▽区テストの成績が前年度からどれだけ伸びたか――などの項目を設けて査定する。

 これらの成績と校長からのヒアリング結果を8対2の比率で数値化し、各校の「実績」とする。満点は小学校が165点、中学校が170点で、上位から順にA(全体の1割)、B(同2割)、C(同3割)、D(同4割)のランクに区分けする。

 予算枠はAランクの中学校で約500万円、小学校で約400万円。B、Cと減らし、Dランクは小中学校ともに約200万円にする。各校が「特色づくり予算」について申請すると、ランクの枠内で認める。

 教材費や光熱費など学校運営の必要経費は、従来通り児童・生徒数やクラス数などの「基礎数」に応じて配分する。これまで中学校は1校あたり平均で約1000万円、小学校は約850万円を配分してきた。07年度はこの経費にむだがないかどうかを厳しく精査して圧縮し、「特色づくり予算」の増額分に振り分ける方針だ。

 同区は02年度に区全域の小中学校で学校選択制を導入。都と区のテスト結果については、教科別まで各校の平均正答率をホームページなどで公表している。人気中学校の多くが学力テストの平均点が高い傾向がある。今回のランクづけは公表しない。

 04年2月に初めて実施された都のテストで、同区の成績は23区中23位だった。今年1月の都のテストでは中学校は22位、小学校は21位と順位を上げた。

 内藤博道・区教育長は「頑張った学校に報い、校長と教員の意欲を高めることが、区全体の基礎基本の学力向上につながる。これまでも希望に応じて非常勤講師を追加配置するなどの対策をとっており、成績のよい学校ばかり優遇するわけではない」と話している。

 文部科学省の担当者は「学力テストの結果を予算に反映する例は聞いたことがない」と話している。

【ブログ内関連記事】

・イギリス型「教育改革」で導かれる美しい国とは(2006/10/19)

| | コメント (0) | トラックバック (4)

2006.11.01

「やらせ」発覚!教育基本法「改正」で

月も変わったので、少し息抜きの記事を書こうと思っていた矢先、

今の臨時国会で安倍内閣が最重点で成立させようとしている教育基本法「改正」法案のインチキシナリオが明らかになったのでふれざるをえない。

タウンミーティングで、内閣府などが賛成意見を依頼していたというのだ。

悪質なやらせ番組が明らかになれば、テレビ番組は打ち切りや再編を余儀なくされる。

という常識に習えば、今回の「改正」法案は出直すべきだろう。

続きを読む "「やらせ」発覚!教育基本法「改正」で"

| | コメント (0) | トラックバック (12)

2006.10.30

10月29日読売新聞に意見広告 教育基本法を変えれば教育はよくなるのか

先の補欠選挙でも2勝。発足1ヶ月たっても安倍内閣の支持率は6割超と高い。

この臨時国会で教育基本法の「改正」が加速する可能性が高い。

そんな10月29日(日)の読売新聞に意見広告が掲載された。

掲載面: 東京/11面(経済)
        大阪/26面(スポーツ)
        西部/20面(スポーツ)
        北海道/18面(スポーツ)
        中部/26面(特集)
        北陸/ 9面(経済)

教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会がよびかけたもの。

続きを読む "10月29日読売新聞に意見広告 教育基本法を変えれば教育はよくなるのか"

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2006.10.25

教育の泉を涸らしてはなりません 変えてはいけない!教育基本法

教育の泉を涸らしてはなりません。一握りの子どものための教育や愛国心の強要は、泉の源を絶つに等しい行為です

竹下景子さん(女優)のメッセージ。

※涸らしてはなりません(からしてはなりません)

続きを読む "教育の泉を涸らしてはなりません 変えてはいけない!教育基本法"

| | コメント (2) | トラックバック (3)

2006.10.24

「美しい人」づくりへ デモをする教員は免許はく奪

 「美しい国へ」導こうと、教育基本法を変え、さらに「美しい人」づくりへ。

 「核保有」議論に続いて、自民党の中川昭一政調会長の発言がすさまじい。

闘論:安倍政権の教育改革 中川昭一氏/松本剛明氏(2006/10/23毎日新聞)

 基本法はルールに過ぎず、「美しい人」を作るため法律や学習指導要領、教科書を整備して、その上で最低限の義務教育は家庭や地域、最終的には国家が責任を持つ体制を作り上げる。極めて幅広い作業が「教育再生」に込められている。

 例えば、教員免許の更新制度が検討されている。日本教職員組合の一部活動家は、自分が納得できないことは何をしてもいい、断固拒否する、では教師の資格はない。集会の自由は憲法上の権利だが、デモで騒音をまき散らす教員に児童・生徒の尊敬を受ける資格はない。免許はく奪だろう。
※一部抜粋

続きを読む "「美しい人」づくりへ デモをする教員は免許はく奪"

| | コメント (2) | トラックバック (2)

2006.10.19

イギリス型「教育改革」で導かれる美しい国とは

安倍さんが掲げる「教育改革」は、イギリスのサッチャー政権でのそれをモデルにしているといわれる。

イギリスを訪れ、視察してまわったあと、確信を深めたようだが、その「教育改革」は失敗し、すでに路線修正・改善がすすめられつつあった状況であったことは知らなかったようだ。

美しい国へ、と導こうとするリーダーの支持率は高いが、イギリス在住のジャーナリスト・阿部菜穂子さんの、月刊『世界』(2006年11月号)での『安倍政権は、問題の多いイギリス「教育改革」に追随するのか』というレポートを読んでも、支持できるだろうか。

また、教育再生会議の初会合が行なわれた10月18日、東京新聞「こちら特報部」が、その「教育改革」に警鐘を鳴らしている。

公立校に市場原理 教育基本法改正(2006/10/18東京新聞 特報)

| | コメント (1) | トラックバック (4)

2006.10.18

ファストフードがねらう食育「朝食はマックで」

 19日からWOWOWで毎週木曜日4回「ジェイミー・オリヴァーの給食革命!」 (WOWOW)
が放送されるということに、昨日ふれた。

 その給食革命については、月刊誌『世界』(岩波書店・2005年11月号)で、イギリス在住のジャーナリスト・阿部菜穂子さんが書いた『イギリスで巻き起こる「給食革命」』というレポートが詳しい。

 あらためてそのレポートを読んだが、私たちの国の行方も問われていると思う。

 今日の朝日新聞の記事を読んで、不安が強まった。

続きを読む "ファストフードがねらう食育「朝食はマックで」"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.10.17

料理界のベッカム「ジェイミー・オリヴァーの給食革命」がWOWOWで19日から毎週木曜9時4回放送

 学校給食が「八〇年代の民営化をきっかけに急坂を転がるように質が落ち、伝統的な料理が姿を消してファストフード型のメニューが主流になっていた」というイギリス。

続きを読む "料理界のベッカム「ジェイミー・オリヴァーの給食革命」がWOWOWで19日から毎週木曜9時4回放送"

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2006.10.11

教育基本法「改正」の動きと向き合って

「美しい国」へと教育改革を掲げる安倍政権。

この臨時国会で教育基本法「改正」法案を成立させようとしています。

「国と郷土を愛する」ことを盛り込む内容で、私は反対です。

続きを読む "教育基本法「改正」の動きと向き合って"

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2006.10.08

「みんなが豊かになれる世の中に」男子高校生では48%にとどまる

男子高校生、格差社会はそんなに甘くないぞ。

10月8日の朝日新聞教育面が伝えた、高校生新聞のアンケート結果をみてそう思った。

続きを読む "「みんなが豊かになれる世の中に」男子高校生では48%にとどまる"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.10.06

奉仕を義務に、愛国心も

すべて公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない。(憲法15条2項)

公務員が国民全体に奉仕する。学校ではそう習った記憶があります。

流れは逆方向へ。国民が義務として奉仕活動を行うように。

日の丸・君が代強制処分もそうでしたが、ここでも都政が国政を先導する形で。

続きを読む "奉仕を義務に、愛国心も"

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2006.09.30

日の丸・君が代強制違憲判決に対して示された2つの意見

 9月21日に東京地裁は、入学式や卒業式などで国旗への起立と国歌斉唱を教職員に義務付けた東京都教育委員会の通達を違憲とする判決を下しました。「少数者の思想良心の自由を侵害し、行き過ぎた措置」とし、義務は存在しないとしました。

 29日、東京都はこれを不服として東京都は控訴しました。

 今週、この件についてさまざまな論議がされましたが、私が注目したのは2つ。

続きを読む "日の丸・君が代強制違憲判決に対して示された2つの意見"

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2006.09.13

教育格差の広がりは自己責任でなく国の責任

 5年間、ほえつづけてきたライオンがまだほえている。

 12日未明、訪問先のフィンランドでの記者会見でも、格差を拡大したとの批判に、

日本は世界で一番格差が少ない社会だ」と、またほえたという。

続きを読む "教育格差の広がりは自己責任でなく国の責任"

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2006.06.04

女性の魅力を引き出す男子学生を育てたいという女子大

 高校では尊敬できる教師は少なかったのだけど、国語の女性の先生は違った。私と考えが一致することはあまりなかったけれど、授業のなかで問題提起として持論を話す人でキレと洞察力とオーラがあった。

 大学中退・専門学校入学の際に、報告をかねて書いた手紙に対し、長文の激励の返信をいただいたことはいい思い出。教育に携わる人はその後の影響も含めて力を持つということを実感した。

 進学についての話の中で、「国立で女子しか受け入れない大学は、なぜ憲法違反でないのか。私に金と暇があれば訴えている」と斬ったことがあった。

 お茶の水女子大学のことを指していたと思う。

 私学だが、中京女子大のことで上記のようなことを思い出した。

◆名は「中京女子大」、でも「男子学生受け入れ」(読売オンライン2006/6/4)

 中京女子大(愛知県大府市)は来年度から一部の学部で男子学生を受け入れると決めた。「学風を維持する」(谷岡郁子学長)ため、大学名は当面変えない。

 大学側によると、女子大の名称のまま男子を受け入れるのは大学としては全国初。

 同女子大は、女子単独での教育の是非を検討した結果、人文学部(児童学科、アジア学科、各定員60人)で男子受け入れを決め、「(入学者は)女子でなければならない」と定めた学則を変更した。男子の定員枠は特に設けず、今後、健康科学部の栄養科学科でも受け入れ準備を進める。

 同学長は「女性の魅力を引き出すような男子学生を育てたい」と話している。
(読売新聞) - 6月4日20時14分更新

 私の高校も元女子高だったが、共学化の際に当然、校名を変えた。

 中京女子大の場合、学名は維持するわけだから、女子大生の男性や女子大出身の男性が生まれることになる。

 私には理解ができないなぁ。

 「女性の魅力を引き出すような男子学生を育てたい」って、どんなイメージなんだろう。

 逆に「男性の魅力を引き出すような女子学生を育てたい」なんて学校の責任者が言ってもいいのか。。。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.04.24

子ども時代のいじめをふりかえってみた

 23日、24日と、箱根で合宿的学習会でした。私がキャッチできたのは、期待の半分くらいのものでしたが、これをどう生かすかも私の今後次第ととらえておきたいと思います。

 三十路の春ですが、年代をこえて交流できる大切な機会でした。宴会のあと、40代の小中学生のお父さんとその親世代の方と、教育・いじめについて話しました。

 悪質で継続的ないじめによって不登校になり、学校側の対応の不十分さの責任を問い、また不登校のなかでの教育に不安を感じるお父さん。それに対して、イヤと言えばいいんだ、親の口出しも昔はなかった、どうしてもわからないこともあるから親も教師も手をあげることもアリで、実際に子どもにそうしてきたという戦前生まれの年配の方。

 戦前生まれのお父さんの話は、子ども同士のけんかはOK。なぐってなぐられて痛みを知ることで成長するというものでした。でも、複数で暴力を一人にふるうのは卑怯、先に手をあげられたらどんなに反撃してもかまわないなど、一定のルールが前提だったそうです。

 私は1975年生まれ。世代論で言えるかどうかはありますが、いじめは徹底的なものでした。特に小学校5・6年から中学校の頃、女子のそれはすごかったです。クラスの一人の生徒と絶対に口をきかず、キタナイものとして扱って。しかも、その生徒と話をしようと生徒がいると、呼び出して「次はアンタになるよ」と脅かして、「秩序」を保っていく。

 あんまりひどいので、私など男子数名もほっとけずに強弱つけてとめましたけどね。「男子は関係ない」「あんたらに何がわかるん」みたいな、突き放す言葉がいつも返ってきました。

 休み時間になると、5つあるクラスでそれぞれいじめられている生徒が、休み時間にベランダの隅で複数集まって静かに過ごしているような状況さえありました。

 私、小中と、クラスでは毎年ほぼ学級委員でしたし、まとめ役なことも多かったですが、高学年になるにつれ、いじめられている子が追い詰められていく状況がわかりました。いじめのエスカレートとともに。

 クラスメイトとしてつきあいつつも、状況が状況だけに裏で先生に連絡していましたが、数人の友人や先生などの努力もなかなか実りませんでした。カバン持ち、カツアゲだけでなく、返却されたテストを取り上げてその低さを勝手に発表する、持っている好きなアイドルのグッズを捨てる、つばをはくというような行為も一部にありました。

 正義とか卑怯という考え方は、私の子ども時代、20年前にはもう崩れていっていたというのが実感です。

 そのときの傷を負った同級生、素敵な相手や子どもと過ごしているのかなぁと心配になりました。子ども時代を振り返るのも久しぶりの、いまだ独身の私に言われたくないかもしれませんけど。 

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2006.04.22

むかし、学校の先生に言われたこと

子どもの頃に学校の先生に言われて、20年もたってるのに印象に残っていること、ありますよね。

学校の先生の影響力ってすごいですね。

小学校5年生の頃、担任は20代の女性の先生でした。すこしこわくて、でもやさしい先生でした。その頃同じ学校の年上の先生と結婚。結婚式にむけて、みんなでお祝いのメッセージを一言ずつ録音したのもいい想い出です。

クラスで何を言うかを一人ひとりが紙に書いて提出。定年を控えた粋なベテランの先生は、順番を話し合ったときに、「tamyくんがトップバッターでいこうよ」と言ってくれて。

「幸福駅へのキップをしっかり握って、しあわせになってくださいね」なんていう、くさい臭いプンプンの内容だったように思います。何かのドラマの影響かなぁ。

結婚式を祝う会、メッセージの再生のとき、子どもらしいメッセージを期待していたようで、トップバッターの臭いプンプンの言葉に爆笑だったそうで。

さて、10歳当時は勉強のできた私。政治的でないものはないといまは思っていますが、当時はもちろん政治のことなんてチンプンカンプン。

授業で何かを発言したあと、その担任の先生がほめてくれて、

「tamyくん、将来は総理大臣になったら?」

小学校5年の私、

「先生、それ、なれるんかね?総理っち、何?」

と答えた記憶が。

先生は、私のことをもっと物知りだと思っていたようでした。

これがきっかけとはいえませんが、小学校6年の頃から新聞を読むようになったのも、この先生のおかげかもしれませんね。

私が議員や総理になることなんてありえませんが、昔のことを思い出して、学校の先生の影響力、大きいなぁと実感したのでした。

※ブログデザイン、変えましたが、改行しても、行間をあけることができず、読みにくいのでまた考え中です。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006.04.02

教科書検定、TAKUROさんのコラム削除の背景にあるものは

 私は、生まれてから小学校2年までの間と、母が再婚してまた離婚した小学校6年生から成人するまで母子家庭で育った。

 少し前の記事になるが、教科書検定でひとり親家庭などについての記述に厳しい意見がつき、修正を余儀なくされたという。

高校教科書検定:父子・母子家庭に意見相次ぐ(2006/3/30毎日新聞)

 教育図書「家庭基礎」の申請本には「自分の家族観」の項目で、ロックバンドGLAYのリーダー、TAKUROさんのコラムが掲載された。父親が亡くなり母、姉と生きてきた中、「父親がいないことを、不満に思ったりした形跡はまったくない」とのくだりがある。このコラムに対し「さまざまな家族形態を考えるページの中で、親が1人の家庭の記述が目立つ」との理由で検定意見が付いた。修正でこのコラムはなくなり、「CMの家族像」と題した父子・母子家庭には触れない内容に差し替えられた。

 私は、父親がいないことを、不満に思ったりした形跡はたくさんたくさんある。このあたりが大物と小物の違いだったりする。今は不満には思っていないけれど。

 両親がいる家庭が圧倒的ななかで、肩身の狭いマイナーな存在に対し、しっかりそのフォローをしておくということは大切なことだと思う。

続きを読む "教科書検定、TAKUROさんのコラム削除の背景にあるものは"

| | コメント (2) | トラックバック (2)

2006.03.26

押しつけ教育を迫る都政と都議会のいま

2年前、ある都立高校の卒業式では、

 「生徒たちは自分たちで選んだ『旅立ちの日に』という歌を、全盲の生徒のピアノ伴奏で合唱」(元教諭の話)するなど、整然と進行していったという。

 「威力業務妨害罪」で起訴された来賓の元教諭と、厳しい「追及」をおこなう古賀俊昭・都議会議員の主張は食い違う。この事件以降、東京都教育委員会はさらにしめつけを強め、生徒にも「強制」の姿勢を示している。

 懲役八月を求刑された元教諭は3月25日の東京新聞で詳しく語っている。

◆『君が代』反対元教諭は 『強制の怖さ気付いて』(東京新聞2006/3/25特報)

http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20060325/mng_____tokuho__000.shtml

 一方、日の丸・君が代の徹底を都議会で主張し続けている古賀俊昭都議(自民党)は、3月16日の都議会予算特別委員会で、この「事件」もからめてさらに強い指導を求め、都側もそれに応じる姿勢を示した。

◆東京都議会予算特別委員会・古賀俊昭委員(自民党)の質疑速記録(2006/3/16)

http://www.gikai.metro.tokyo.jp/gijiroku/yotoku/2006/d6116416.htm

 この模様は動画(Windows Media Player)でみることもできる。http://www.gikai.metro.tokyo.jp/live/video2006-t1.htm

 私はいまの都政、都議会の異常な状況についてこのブログでもふれてきた。

 ブログ記事「都議会は学級崩壊、知事は・・・」(2006/3/16)では、この古賀都議の質疑の3人あとにおこなわれた質疑を傍聴し、

石原慎太郎都知事は、共産党議員に質問をうけ、答弁で「何かのひとつおぼえ」と口火をきって。自民党、公明党などが共産党議員の質問中にすさまじいヤジを浴びせるなか、知事の答弁に対し「答弁になってない」と共産党議員がヤジを飛ばすと、知事は答弁中に「このヤロウ」と発する場面もありました。

 というような状況があったと書いた。

 この質疑の速記録では、

〇石原知事 あなた方の何かの一つ覚えみたいな発言を聞いていますと、今回もそうですけど、国の……(「質問に答えて」と呼ぶ者あり)答えてるんだ。黙って聞けよ、このやろう。(「このやろうとは何だ」と呼び、その他発言する者あり)何だ、失礼じゃないか、人が答えてるときに。(発言する者多し)失礼じゃないか、人が答えてるときに。

と掲載されている。

◆東京都議会予算特別委員会・大山とも子委員(共産党)の質疑速記録(2006/3/16)

http://www.gikai.metro.tokyo.jp/gijiroku/yotoku/2006/d6116419.htm

 この模様は動画(Windows Media Player)でみることもでき、Windows Media Playerを6時間50分頃にあわせると「このやろう」の場面となる。

http://www.gikai.metro.tokyo.jp/live/video2006-t1.htm

 質問中、自民党と公明党などの都議のヤジが質問者に異常なまでに浴びせられるなか、都民の代表としての都議に対し、「何かの一つ覚え」と答弁する都知事。「このやろう」とまで言い放つ姿勢。一部のブログでは、ヤジを放った共産党の都議に非があるとされているが、私はそうは思わない。

だからこそ、

 ◆都議会:質疑中のやじ、自粛申し合わせ--各会派(毎日新聞東京版2006/3/17)

 16日に開かれた都議会予算特別委員会の理事会で、各会派が質疑中のやじを控えることを申し合わせた。都議会では珍しいケースという。

 15日までの同委員会で、議場がやじで騒然とし、質問者の声が聞こえず、都側の答弁が質問と食い違うなどの影響が出た。傍聴者からも苦情があり、共産党がやじの自粛を提案した。

 このような申し合わせがされたのだ。

 ところが、3月20日の都議会厚生委員会を傍聴したが、ヤジのボリュームと質はほぼ相変わらずだった。ある都議はヤジを放ちながら、別のヤジ派の都議に「あれ?ヤジはやめるって申し合わせたんじゃなかったっけ?」とさらにヤジる始末。これが今の都議会。

 私はここで共産党や大山とも子都議を守ろうという立場ではない。福士敬子都議(自治市民93)や伊沢けい子都議(市民の党)のおこなう質問の場面でも、異常なまでにヤジが飛ぶ。

 つまり、都や与党と立場の違う少数に対し、徹底したプレッシャーをかけることが当たり前になっているのだ。この姿勢が、今度の日の丸・君が代の強制と同様に、私にはうつる。

 異論・異質を認めない。「何かの一つ覚え」とせせら笑う都政のもとで、何が押しつけられているのかをもっと広く問わなければと思う。

 今日3月26日の朝日新聞投書欄「声」には、今春別の県の高校を卒業し、式では「私たち