イラク戦争から10年で580兆円、犠牲は18万9000人
花粉症で目がきつく、なかなか更新できませんでした。ご心配くださったみなさん、ありがとうございます。
3月20日でイラク戦争から10年を迎えます。
当時は小泉首相。
あの戦争を真っ先に支持しましたが、大量破壊兵器は見つからず、戦争の大義は大きく崩れました。
当時、すでに日本の労働組合の反戦運動は弱まっており、「WORLD PEACE NOW」という市民団体が、もう戦争はいらないという一致点で反戦行動をよびかけ、
日比谷公園に4万人が集まった日もありました。
私もその前の年の秋から、何度となく反戦集会に参加し、「ノーウォー!ノーウォー!」と、長いシュプレヒコールとは違うテンポのコールでそこで初めて会う人たちと声をあげていました。
あの戦争の頃、何をしていましたか。
もう10年なんです。
イラク戦争に関して、いくつかの報道を総合すると十数万人が犠牲になったとのことです。
また、下記によれば、イラク戦争の負担は580兆円。
まさにあの金で何ができたか。。。
節目を機に、あの時を振り返りながら、前に進んでいきたいです。
自衛軍を持つなど憲法を変えることが持論で、集団的自衛権の行使を今の憲法でも検討するという安倍首相に、圧倒的な支持率が集まるなかでこそ。
◇イラク戦争の負担580兆円=犠牲者は18万9000人-米研究グループ
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013031500411
【ワシントン時事】米ブラウン大の研究者グループは14日、対イラク開戦から10年を来週に控え、戦争の影響やそれに伴う米政府の財政負担などを分析した報告書を公表した。政府支出については、戦費や駐留費など約1兆7000億ドル(約165兆円)に、今後40年間にわたる退役軍人の医療費や戦債の利子払いを加えると、計6兆ドル(約580兆円)超に達すると見積もった。
報告書はまた、イラク戦争で戦闘に巻き込まれて死亡した一般市民を13万4000人と推計。フセイン体制下のイラク国軍兵や反米武装勢力の死者数も計3万6400人に達した。米兵やフセイン後のイラク警察官らを合わせると、死者数は最大で計18万9000人に上る。(2013/03/15-12:25)
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